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SCP-XXXX-JP-A,Bが発見された明檜山の麓[更新版]
アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JP-A,Bはそれぞれ個別に防音機能付きの中規模異常物品収容室に収容してください。
説明: SCP-XXXX-JPは相浦 正雄氏の死体を指すSCP-XXXX-JP-Aと沢渡 智恵氏の死体を指すSCP-XXXX-JP-Bから構成されます。SCP-XXXX-JP-A,Bは腐敗や破壊に対して極めて高い耐性を有しますが、互いに直接接触している時のみ、この耐性は消失します。現在SCP-XXXX-JP-A,Bは腐敗が大きく進行しており、オブジェクト保護の観点から別々に収容されています。
SCP-XXXX-JP-Aは、SCP-XXXX-JP-Bと直接接触していない状態が不定な期間続くと、その付近に不明な男性の声を発生させます。この声はほとんど嗚咽といっていいものであり、担当職員の何割かは「泣いている」と評価しました。現在まで、この声が意味のある言葉を発した事例は確認されていません。また、この状態はSCP-XXXX-JP-AがSCP-XXXX-JP-Bと直接接触することによって終了します。SCP-XXXX-JP-Bに関しても、SCP-XXXX-JP-Aと接触していない状態が続くと、声が女性のものであるという点を除けば同様の事象を発生させます。
補遺: SCP-XXXX-JP-A,Bは、1967年に明檜山の麓で雪崩が発生した際に発見されました。雪崩発生以前から周辺地域では「山の中から男女の泣き声がする」という噂があり、これは前述の異常性によるものと思われます。
調査により、2体の死体の身元、即ち死体が相浦 正雄氏と沢渡 智恵氏であることが突き止められました。両名は明檜山付近の翌頼村に居住していましたが、1948年に同時に行方不明となりました。失踪当時、相浦氏は19歳、沢渡氏は18歳でした。当時、翌頼村に居住していた人物に対するインタビュー及び翌頼村に残存していた資料から、両名は何らかの手段で明檜山の麓付近で情死12したと推測されています。
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ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:6421715 (09 May 2020 14:59)
拝読しました。
ご批評ありがとうございます!
拝読しました。誤字等は(おそらく)無く、短く綺麗にまとまっていると思います。しかし、オブジェクトの異常性やバックストーリーの全体的な薄さが気になりました。心中や情死を取り扱った作品は世の中にごまんとありますが、現状のこの記事は、男女の愛の深さも、二人が情死をするに至った悲劇も描写しきれていないように思えます。
メタタイトル通り、死体となっても二人一緒に朽ち果てたいと願う男女がいたというのは分かりますが、SCP記事としてその異常性を扱うと、「別々でいる時に異常な破壊耐性を有する」「時折、嗚咽をあげる」という、他記事と比較すると地味なものになってしまい、互いの愛情や願いの強さがあまり伝わってこず、感情を動かされませんでした。(しかし、こういった記事で派手な異常性を出してしまうと、それはそれで雰囲気を台無しにしてしまう可能性もあるので、異常性以外の描写を盛っていく方向がいいのかもしれません)
また、補遺の記述を含めた全体のストーリーについても、「情死を選んだ男女は死んでも一緒にいることを願っているよ」という、ある意味当たり前の話で終わっており、過去も全く知らない男女のそういった話をただ聞かされても、特に何も感じない……というのが率直な感想です。個人的には、脚注の「多くの資料において沢渡氏に対しての中傷がみられた」という記述に興味を引かれたため、そこからもう一展開なにか欲しいと感じました。