財団十二支

むかし、ではなくつい最近の年の暮れのこと。
日本支部理事は日本各地のサイトに声明を出しました。
「元旦の朝、私のところに挨拶に来るように。タツノオトシゴを仲間にして安心してる奴らに十二支を任せて措けないので、一番早く来たオブジェクトから順に十二番目までを、一年ずつ、順番にその年の注目記事にしてあげましょう。」
おふれをきいたオブジェクトたちはたちまち大騒ぎ。
自分こそがきっと一番乗りでたどり着こう。
オブジェクトたちはみんな、張り切って正月を待っていました。やる気になったオブジェクトたちが収容違反を繰り返そうとするので職員達はへとへとです。

ところが、特別なサイトの中にいたネコは、いつ挨拶に行けばいいのか知りません。
ほんとはダニの塊だった猫も日本支部理事の声明を聞いてなかったので、いつ挨拶に行けばいいのか知りません。
他のオブジェクトと話をする機会もないので、頬を擦り付けてくる飼い主のなすがままになっていました。

そして元日。
牛は大晦日の晩からしたくをしていました。
それをとなりで見ていたネズミが尋ねます。
「牛さん、牛さん、こんな遅くになにをしているんだい?」
「わしは足がのろいからね。夜のうちから出発するのさ」
これはしめたとネズミは思います。
ネズミはこっそり牛の背中に飛び乗って、気づかず牛は出発します。
揺れる背中の上でネズミはうつらうつら。ネズミが眠る間にも四本の足は夜の道をぐんぐん進んでいきました。

ちょうど朝がくるころ、牛はサイト-81までやってきました。
「ああ、やっとついた」
牛がよろこんで御殿に入ろうとしとところ……、ネズミがひょいと飛び降ります。
「一番のりだ!」
こうして一番はねずみ。
牛は二番目になったのでした。

ネズミと牛が御殿に着いてから、動物たちは続々とやってきました。
三番目は偶然通りかかった唐揚げもとい寅屋博士が。
四番目にぴょんぴょんぴょんぴょんと大量に跳んできたのは兎、に見えますが石油製品を食べ過ぎて増えに増えた蚕の群れですね。
五番目はそこらじゅうを破壊しながら突っ込んできたクソトカゲ。空飛べてないのかっこわ(断末魔)
六番目には蛇。
七番目は、おおっとここで飛び出してきたのは馬です!なんと言う俊足!ですが道中転びまくっていたのでこの順位です!ダークホースとも思われましたが惜しくも結果を残すにはいたりませんでした!
なお本人(馬?)は牛だと主張していますが無視します。
八番目は馬を追いかけてきたオオカミ いいや絶対羊だね。 は?お前面玉腐ってんのか? 首に羊ってプラカードかかってんだろ! キメラれないようなので羊ということにしておきます。
九番目には猿。
十番目は鶏。
十一番目はセキュリティに穴を作ってやってきた犬
最後に急いでやってきたイノシシが駆けこんで、十二の動物が揃ったのでした。

日本支部理事は約束を無視して厄介な、ネズミからイノシシまでの、寅屋博士は関係ないので十一、のオブジェクトを順番に収容することに決めました。
これが十二支のはじまりのおはなしです。

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利用ガイド

  1. portal:6383945 ( 30 Apr 2020 09:07 )
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