Witherite-4--58f1

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クレジット

タイトル: SCP-2895-JP - 人形のような実体
著者: ©︎Witherite
作成年: 2020

特別収容プロトコル: SCP-2895-JPは標準小型動物収容セルに収容してください。

SCP-2895-JP担当職員は担当内容に応じてMC/2895-JPまたはAM/2895-JPの特殊なセキュリティクリアランスが付与されます。MCとAM/2895-JPの両方を保有している職員が存在しないようにしてください。また、双方の職員は、もう片方の機密情報を決して得ないようにしてください。

SCP-2895-JPの研究はMC、AM/2895-JP保有職員両者が主導し、直接研究は主にDクラス職員が行います。直接研究の結果は、SCP-2895-JP-Aの内容を排除し、MCとAM/2895-JPのそれぞれに開示可能な情報を分別してそれぞれの担当職員に引き渡させてください。SCP-2895-JP-Aに曝露したDクラスでない職員は、SCP-2895-JPの直接研究にのみ従事させ、通常職員と接触させないようにしてください。

説明: SCP-2895-JPは全長0.21 m、重量3.2 kgの人型実体です。SCP-2895-JPは知性を有し、日本語および日本語に似た言語を扱います。SCP-2895-JPは行動し、食事が必要ですが、検査は実体が生物の特徴を有していないことを示しています。SCP-2895-JPは[削除済]であると主張しています。財団はそれに関する記録を保有していません。

SCP-2895-JPは、SCP-2895-JP-Aと指定される情報災害を保持しています。SCP-2895-JP-Aの内容を知ることが本異常性に曝露するトリガーです。詳細は補遺2895-JP-1を参照してください。

SCP-2895-JPは反ミーム的性質を保持しています。記憶補強剤を摂取していない場合、SCP-2895-JPは観測では外見的特徴は一切存在していないように見え、実体が発生させる音はすべてノイズとしてのみ認識されます。詳細は補遺2895-JP-2を参照してください。

SCP-2895-JPは██県██市██の住民の複数が「何か」を目撃したことの検証を行ったエージェントにより発見、回収されました。██の住民には広範に記憶処理を行い、カバーストーリー「小型動物」を流布しました。回収当時、SCP-2895-JPは著しく劣化の進行したプレートを所持していました。解析の結果、プレートには[削除済]と書かれていたことが判明しました。プレートは非異常であったため、SCP-2895-JP関連物品として小型物品収容ロッカーに収容されました。

その後の研究によってSCP-2895-JP-Aの存在が判明し、██名の職員が本異常性に曝露しました。これを受けて現在の研究法が確立されました。

補遺2895-JP-1: SCP-2895-JP-A [MC/2895-JP保有職員または誤伝達部門職員のみ閲覧可能]

SCP-2895-JP-Aは前述の異常性であるため、本報告書には内容の記述は正確であるか暗示的であるかを問わずされません。しかし、SCP-2895-JP-Aの外郭は本異常性の内容を示唆せず、SCP-2895-JPの研究の助けとなることから、誤伝達部門により安全と確認された情報の抜粋を以下に記述します。完全な情報はSCP-2895-JP-A外郭情報を参照してください。