SCP案 思い出したくも、思い出すべきでも無い記憶

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アイテム番号:SCP-XXX-jp

オブジェクトクラス:Euclid

特別収容プロトコル:

SCP-XXX-jpは、その性質上、現在収容は不可能とされています。また、SCP-XXX-jpに感染した人物(以下、感染者と表記する)は国内だけでも膨大な数が存在しているとされており、実質収容は不可能です。

説明:オブジェクトの説明

SCP-XXX-jpは、██県██市の██にある居酒屋で、団体で訪れていた客6名のうち、4名が突然爆死したという事件が財団の目に留まり、発見に至りました。
SCP-XXX-jpは、非常に強い感染力をもつウイルスです。SCP-XXX-jpを呼吸によって取り入れる、又は汚染された水を摂取する事で感染します。SCP-XXX-jpに対する有効な感染防止手段並びに薬、ワクチンなども未だ開発されていません。また、SCP-XXX-jpは摂氏220度までの高温に耐えることが出来ることも、研究チームより報告されています。
SCP-XXX-jpは、感染した人物に対して異常性を付与します。感染者は、左右どちらかの耳の裏側に肌色の突起が現れることにより判別可能です。突起の直径は0.5mmから0.8mmであり、高さは0.3mmから0.6mmと非常に小さいです。感染者は、忘れていた特定の記憶を思い出した際に、脳細胞が異常に拡大し、そのまま頭蓋骨を突き破り、思い出してから平均2.24秒で感染者の頭部を爆発させます。爆発半径は約3mです。

実験記録A(1部抜粋):

研究員:あなたの学生時代の思い出ついて話して下さいますか?

被験者:ああ、あの頃は馬鹿なことばかりやっていたなぁ。それに………。(5秒の沈黙)

研究員:どうしました?

被験者:·····いや、ちょっと昔の、恥ずかしい話を思い出しちまっ·····(うめき声をあげる)

研究員:大丈夫です·····(被験者の頭部が爆発する)

彼は最後に、「恥ずかしい話」と言っていたな。
起爆のスイッチは、本人が思い出したくない記憶なのかもな。 ―██博士

実験記録B(1部抜粋):

研究員:では次に、あなたが中学生だった頃の事をお話して頂けますか?

被験者:はあ、中学生時代ですか…。

研究員:何か思い出したくない事でも?

被験者:ええ、あの頃の俺は、どうもツッパってて、色々恥ずか…。(うめき声をあげる)

研究員:(素早く椅子から立ち上がり、被験者から離れる。直後、被験者は爆発。)

やはり、今までの実験から、起爆スイッチは「本人が思い出したくない記憶」で間違いないようだ。しかも被験者の多くは学生時代の記憶だな。まあ、分からんでもない事だが。
██博士

実験記録C(1部抜粋):

研究員:では、あなたの学生時代についてお話して下さい。

被験者:ああ、懐かしいな。あの頃は楽しかったよ…。(小さく笑う)

研究員:えぇ、具体的に仰って頂けますか?

被験者:何が楽しかったかって意味かい?フフフ、どうせ言っても分からないだろうし、あれは我々だけの秘密なんだよ。残念だけど。

研究員:我々とは、誰のことでしょうか?

被験者:そうだな…。俗に言う友達ってやつかな。まあオレは、友達なんていた事は無い、孤独な人間だからなあ。(笑う)

研究員:…….はい。わかりました。

なるほどな。本人が思い出したくないと思わなければ、起爆はしないのだな。引き続き調べる価値はありそうだ。…それから、この爆発しなかった被験者だが、あと2年ほどしたら、全く同じ実験を彼にしてみるといい。きっと爆発するだろう。それも盛大に、な。
██博士


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