SCP-3000 - Researcher Talloran≪placeholder≫

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クレジット

タイトル: SCP-3000 - Researcher Talloran≪placeholder≫
著者: ©︎sbjt_coffeemilk
作成年: 2021

では行こう、きみとぼくと
十一日帝国が空を喰らうとき
朝食のテーブルの上の蛤のように熔けるヒューマノイドのように。

アイテム番号: SCP-3000≪placeholder≫

オブジェクトクラス: Apollyon N/A

Datta. Dayadhvam. Damyata.
Shantih shantih shantih

被面談者: SCP-3000≪placeholder≫

面談者: タローラン研究員

<記録開始、03.00.00>

タローラン: 何がどうなっている？このファイルはSCP-3999の筈だ。SCP-3000のPlaceはアナンタシェーシャに与えられたんじゃなかったのか？

SCP-3000≪placeholder≫: このファイルはプレースホルダーであり、現在使用されていません。

タローラン: プレースホルダーだと？

SCP-3000≪placeholder≫: [このファイルはプレースホルダーであり、現在使用されていません。]

タローラン: 6番目。

SCP-3000≪placeholder≫: [このファイルはプレースホルダーであり、現在使用されていません。]

タローラン: 何故だ？より多くの認知、評価を得られたもの程遅い訳では無いと？

SCP-3000≪placeholder≫: [このファイルはプレースホルダーであり、現在使用されていません。]

タローラン: MrRonin's Entryとは違うと？

SCP-3000≪placeholder≫: [このファイルはプレースホルダーであり、現在使用されていません。]

タローラン: 何となくだが状況は飲み込めてきた。必ずしも消失を意味するものではなく、あくまで変化による副次的産物。存在しないのではなく、虚無では無いということか。それでも、何故ここにいるかの説明にはなっていないだろう。お前はSCP-3999ではないし、当然Loadでもない。奴の終わりは終わりでは無かった。

SCP-3000≪placeholder≫: [このファイルはプレースホルダーであり、現在使用されていません。]

タローラン: そうか。

SCP-3000≪placeholder≫: [このファイルはプレースホルダーであり、現在使用されていません。]

タローラン: スクラントン博士、ウィリアムズ博士、リリー・ヴェセルカ、マルセ……。俄かには信じがたいが、そう言うのであればそうなんだろうな。だが、本当に信じられないんだ。"恐怖"を名乗る以上、生半可な主張では見た者の心を歪めることは出来ない。3月5日、第五協会、芸術家、パッカードとクラウディア、ウィッカー・ウィッチ、馬男……。ああ、時間が無いんだったな。

SCP-3000≪placeholder≫: [このファイルはプレースホルダーであり、現在使用されていません。]

タローラン: 時間異常部門も一枚挟んでいるのか。いや、空想科学に任せないのは納得だな。あいつらは揺らぎを与えることに躍起になって、本来の目的を見失っていると怖気づくのも当然か。あんたは、うん、やるべきことをこなしているだけ。

SCP-3000≪placeholder≫: [このファイルはプレースホルダーであり、現在使用されていません。]

タローラン: [SZ]と[AF]だな？分かった。覚えておく。もう幾ばくも無いんだろ？時間を取らせて済まなかったな。

SCP-3000≪placeholder≫: (リネームします)

<記録終了、[2017/4/20]>

後記: You don't get to 3000 contained objects without encountering some unspeakable horrors.