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現在唯一回収に成功しているSCP-XXXX-JP-Aのうちの1つ。
アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: 現在日本各地の担当エージェントによって、迅速なSCP-XXXX-JP-Aの回収任務が続行されていますが、根本的な収容方法は確立されていません。
説明: SCP-XXXX-JPは20██年6月2日から全国各地で発生するようになった現象です。SCP-XXXX-JPの発生周期及び発生場所1の特定は現時点では成功していません。
SCP-XXXX-JPは小型の鈴の付いたキーホルダー(SCP-XXXX-JP-A)の出現と同時に開始されます。SCP-XXXX-JP-Aを持った人物(以下、対象と表記)は、「遠くから鈴のような音が聞こえる」と錯覚し2、ある方向へ向かおうとします。向かう方向は対象が「音が聞こえる」と感じる方角であることがこれまでの実験で証明済みです。
また、その際対象は「背後から複数の人に見られている」と強く感じるようになります(SCP-XXXX-JP-B)。SCP-XXXX-JP-Bは対象の付近にいる他の人物にも発生します。その後対象はある地点3に辿り着くと視力が徐々に低下し最終的に機能を喪失、その数分~数十分後にその場で何らかの形で死亡します。
補遺1: 20██年10月25日から6ヶ月以上の間、SCP-XXXX-JPの発生が一切報告されていませんでしたが、20██年6月14日と15日に再びSCP-XXXX-JPが関連していると思われる不審な死亡事故が1件ずつ確認されました。その後6月24日からSCP-XXXX-JP-Aのみの発生が1日あたり凡そ50件以上確認されており、現在各地のSCP-XXXX-JP担当エージェントによる調査が行われています。
補遺2: サイト-81██内にてSCP-XXXX-JPと関連すると思われる文書が保管されていました。以下はその抜粋です。
※現在凍結中
新番組「新感覚断罪バラエティー!鈴で街に潜む悪魔を祓え!」第1回企画案
石井 誠
この企画書は6月23日以降凍結されています。理由は以下の通りです。
- 企画者及び制作チームメンバーの死亡による欠員
概要
当企画案は、以前まで特番として放送されていた「鈴で街に潜む悪魔を祓え!」のレギュラー化にあたって、内容のレイアウト等を再構成したものである。「鈴を用いて犯罪者を裁く」という特番の時からのコンセプトはそのままで、鈴の出現するエリアを屋外のみからすべての場所に拡大など、様々なパワーアップを行い、視聴者にさらに楽しんでもらえるような番組構成へと昇華させた。
目的
この作品の最大の目的は、特番として放送されていた時と同じく「身近にも凶悪な犯罪者は沢山いる」という"真実"を視聴者に伝え、視聴者の防犯意識の向上や、現代社会を生きる人々のストレスを解消することにある。これは根本的な理念である「良い『画』を録り、真実を視聴者へと伝える」に則ったものとなっている。
ターゲット層
若者から高齢者まで。特に社会への漠然とした不満などを抱いており、自らのストレス解消のための対象となるものを探しているような方に対象を絞っている。
放送日(予定)
20██年6月30日 23:00~24:00
出演者
中瀬 務さん(お笑い芸人)
小林 佑美さん(タレント)
小針 七海(白騒放送アナウンサー)
内容(すべて撮影済み)
- 小松原 奈津佳(16歳)
3年前にトラブルによる苛立ちから友人をプラットホームから線路へ突き落とし殺害。(小松原氏の当時同級生であったN.S氏の証言インタビューを挟む)
→キーホルダーの影響で盲目状態のままプラットホームから落ちて電車に轢かれ死亡。線路に落ちた後「助けて」と叫びながら轢かれるさまは爽快である。
- 戸田 芳樹(43歳)
2年前に部下に重労働を強い、何度もパワハラを繰り返していた。その部下はその後過労により死亡。(戸田氏の職場の部下の一人であるN.I氏による証言インタビューを挟む)
→盲目の状態で周りから暴言を吐かれるような幻覚に襲われ、そのまま逃げようとしたのかベランダから飛び降り死亡。壁にぶつかったのを「人に殴られた」と勘違いして暴れる様子は視聴者受け間違いなしと言って過言ではないだろう。
この文書に記載された出演者の中瀬 務氏と小林 佑美氏は現在芸能界で活動されており、本人への聴取を行った結果、上記のような番組の出演依頼は双方共に来たことがないことが判明しました。また、小松原氏と戸田氏の関係者として文書内に記載されていたN.S氏とK.I氏と思われる人物にも聴取を行いましたが、上記のような事件等は確認されず、また、インタビュー自体も受けていないことが判明しました。
補遺3: 20██年7月25日にサイト-81██4で付近の要注意団体の支部等を対象に行われた立ち入り調査でSCP-XXXX-JPに関連していると思われる新たな文書が見つかりました。以下はその抜粋です。
特別番組「ドキュメンタリー: 魔除けの鈴はいかにして殺人マシーンへと変貌したのか」企画案
富永 大輔
概要
当番組は、現在凍結中の番組「新感覚断罪バラエティー!鈴で街に潜む悪魔を祓え!」で使用される予定であった機材の1つである通称「魔除けの鈴」の暴走によって殺害される一般市民とその遺族を描いたドキュメンタリーである。
目的
当番組の最大の目的は「魔除けの鈴によって殺害される被害者のありのままの姿を映す」ことと「被害者家族の悲しみや苦しみなどといった感情を克明に映し出す」ことである。この目的はリアリティを追求していくという理念にシンプルかつもっとも沿っているものと言えよう。
ターゲット層
幅広い世代。また、内容も大衆に受け入れられやすいものとなっており、様々な方の視聴が見込めると思われる。
放送日
未定
出演者
加納 彩(白騒放送アナウンサー)
内容(今後撮影予定)
- 魔除けの鈴の説明など(古くからの歴史なども作成し挟む予定)
- 被害者の性格、人柄などの簡潔な説明(関係者へのインタビュー含む)
- 被害者の死ぬ様子を撮影した映像(無修正、ノーカット)
- 死後の現在の遺族の状況のインタビュー(悲しんでいる様子などを中心に編集)
今後、上記の2つ文書を作成した要注意団体"白騒放送"への警戒を強め、SCP-XXXX-JP-A出現件数の減少のための集中的な捜査を行う予定です。
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シリーズ-JP所属
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JPではないGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:6353466 (28 Apr 2020 01:49)
ソース: http://scp-jp-storage.wikidot.com/file:6353466-4-crtp
ライセンス: CC BY-SA 3.0
タイトル: 無題
著作権者: 自作
公開年: 2020
補足:
まず、執筆お疲れ様です。
現状ではUVは出来ないでしょう。番組としてですが、「鈴に近づく」だけで悪者扱いは早すぎるでしょう。(交番に届けるだけかもしれませんし)勿論わざとでしょうが、あくまでテレビ番組である以上視聴者が「断罪が行われている」と考えられなければあまり意味が無いように感じます。この番組内容ならば、より視聴者が被害者を悪人であると認識出来るようにした方が良いと思います。
鈴の要素を残すのならば、神社とかに現れて神社を荒らさせたり賽銭を盗ませようとしたり、とかぐらいのが良いかもしれません。
あと手が生えてくる(と主張する)とか被害者が消失するという異常性に関してですが、これは近づいた人物全員に発生するのでしょうか?そうならばDクラスの罪状を書く意味が無く、近辺の人物が行方不明になっている旨を説明に書いた方が良さそうですし、そうでないにしても「放映されています」辺りに被害者に関する記述もあった方が良いと思います。
良いと感じたところ
・ありがちなバラエティー番組なのが薄気味悪くてすきです
気になったところ
・道路に落ちてると車に轢かれたりしそうで気になります。歩道部分や、地下道、歩道橋、などで、特に犯罪を犯しそうな人が通りそうな場所を具体的に限定すると読んでいてしっくりくる気がします。
・鈴を拾うか、について。断罪されるような悪者が小さな鈴に興味を示すかに引っかかりを感じました。鈴自体が悪質な人間にのみ作用する、あるいは「どんな人間でもいけないことは裁こう!」という番組自体の狂気性を増すかするとフックとして気持ちいいかもしれません。(個人的には後者が好きです。Twitterで正義感から人を叩く人が好んで見ていそうではないですか?)
・あくまで私個人の意見なのですが、Dクラスの従順さへの違和感と、与えられた罰を軽いと感じてしまう気持ちがあります。番組の趣旨に「法に未だ裁かれていない」とありますが、判決を受けているので法には裁かれていますね。より過激にするならば「まだ罰を受けていないと思いませんか?皆さん!」「死刑なんかじゃ生温いと思いませんか!?」くらいやっちゃっていいかもしれません。Dクラスの歪み方を大きくすることで読者も「本当は良くないけどこいつは確かに苦しんでほしいな…」とモヤモヤさせることが出来るかもしれません。ただそちらを強くするとWeb広告にありがちな復讐漫画みたいになってしまうので難しいなと思います…
浮かんだ案としては、たどり着いた場所にもう一度罪を犯させようとする罠があって(例えば今回なら幼児がいてじゃれついてくる、誘ってくる)でも財団からはカメラの故障で見えなくて、バレなきゃいいやってDクラスが財団に嘘をつきながら罠にかかったところを断罪!みたいな感じとか…でしょうか。
浮かんだことをそのまま書いたのでとりとめなくてすみません。
画像が2MBは重いです…
私は月に1GBしか使えないので…
申し訳ないです…
差し替えました