さいこうのきいろ(仮) - SCP-JPサンドボックスⅢ

さいこうのきいろ(仮)

SCP-JP SB3 » MizinNusとウツロイドの愛の巣(管理人: ウォンバット) » さいこうのきいろ(仮)

アイテム番号: SCP-XXXX-JP

実験記録XXXX-2

データが破損していたため、表示に失敗しました。

SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル:

説明: SCP-XXXX-JPは開花した花の部分のみがカラーになっている、モノクロのカタバミを映した写真です。デジタルカメラで撮影されたものと考えられていますが、撮影場所は不明です。

SCP-XXXX-JPのカラー部分を視界に入れてから目を離し、[あとで考える]分経過すると、「黄色」という色が本来の色ではなく、「白色」に酷似した、人が認知し難い色へと変化します。この時およそ██%の人は激しい頭痛、眩暈、吐気、強い被害妄想などを起こし、最悪の場合ショック死を起こします。

以下はSCP-XXXX-JPの実験記録です。

実験記録XXXX-1

対象: D62400

実験担当: 由梨山研究員、水蚤みずのみ博士

<実験開始>

由梨山研究員: 始めましょう。

由梨山研究員がSCP-XXXX-JPをD62400に提示

D62400: きれいな花じゃねえか。

水蚤博士: しっかりと見たかい？

D62400: おう。いい写真だな。

<実験開始から[あとできめる」分経過>

D62400が突如頭を抱えて叫び始める。

D62400: うわああああああああ！痛い痛い痛い痛い痛い痛いああああああああ！

由梨山研究員: ……

D62400: おいお前、(由梨山研究員を睨みつけて)何黙って見てやがるんだ、何が起こってるのか説明し、うぐっ……
D62400が突如床に嘔吐する。

水蚤博士: あははは。

D62400: 笑ってないで、オエエエ、助けてくれよ、なあ！(D63400、再び頭を抱え蹲る)

由梨山研究員: 大丈夫です、もうすぐ楽になりますから。

<実験開始から[あとで考える]分経過>

D62400: ったく、ひどい目に合わせやがって・・・

由梨山研究員がSCP-XXXX-JPを再度D62400に提示する

D62400: もうやめろ、その写真は見せるな・・・って、ん？

由梨山研究員: 先程の写真と違う点はありますか？

D62400: なんか花の色が違う・・・いや一緒か・・・いや何か違うような・・・

由梨山研究員が青い紙(左には黄色で｢A｣、右には白色で｢B｣と印字されている)をD62400に提示する

由梨山研究員: どちらが黄色か分かりますか？

D62400: (｢A｣を指さし)こっちだろ？

水蚤博士: (笑いながら)せいか～い！すごいねぇ！

D62400: (水蚤博士の入った水槽を睨みながら)うるせぇ！水槽割るぞ！

<録音終了>

SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル:

以下はSCP-XXXX-JPの実験記録です。

- _
実験記録XXXX-1 実験記録XXXX-1

対象: D62400

実験担当: 由梨山研究員、水蚤みずのみ博士

<実験開始>

由梨山研究員: 始めましょう。

由梨山研究員がSCP-XXXX-JPをD62400に提示

D62400: きれいな花じゃねえか。

水蚤博士: しっかりと見たかい？

D62400: おう。いい写真だな。

<実験開始から[あとできめる」分経過>

D62400が突如頭を抱えて叫び始める。

D62400: うわああああああああ！痛い痛い痛い痛い痛い痛いああああああああ！

由梨山研究員: ……

D62400: おいお前、(由梨山研究員を睨みつけて)何黙って見てやがるんだ、何が起こってるのか説明し、うぐっ……
D62400が突如床に嘔吐する。

水蚤博士: あははは。

D62400: 笑ってないで、オエエエ、助けてくれよ、なあ！(D63400、再び頭を抱え蹲る)

由梨山研究員: 大丈夫です、もうすぐ楽になりますから。

<実験開始から[あとで考える]分経過>

D62400: ったく、ひどい目に合わせやがって・・・

由梨山研究員がSCP-XXXX-JPを再度D62400に提示する

D62400: もうやめろ、その写真は見せるな・・・って、ん？

由梨山研究員: 先程の写真と違う点はありますか？

D62400: なんか花の色が違う・・・いや一緒か・・・いや何か違うような・・・

由梨山研究員が青い紙(左には黄色で｢A｣、右には白色で｢B｣と印字されている)をD62400に提示する

由梨山研究員: どちらが黄色か分かりますか？

D62400: (｢A｣を指さし)こっちだろ？

水蚤博士: (笑いながら)せいか～い！すごいねぇ！

D62400: (水蚤博士の入った水槽を睨みながら)うるせぇ！水槽割るぞ！

<録音終了>

- _
+ 補遺 - 補遺

SCP-XXXX-JPは大阪市██区内のアパートの2██室で、当時住人であった織部 ████氏の遺体¹と共に発見されました。その際、SCP-XXXX-JPは黄色の水彩絵の具で塗られた裏面が上になった状態でテーブルに置かれており、横には織部氏のものと思われる日記帳とメモが置かれていました。下はメモに書かれていた文書です。

思い出した

この色だ

あの子のきいろだ

SCP-XXXX-JPの裏面。

また、SCP-XXXX-JPの置かれていたテーブルには、要注意団体｢Colorful Fairy's Dream(仮名)｣のロゴマークの描かれた封筒が置かれていたことから、現在SCP-XXXX-JPとの関連性を調査しています。