概論
"不死身の握り"はトカゲの肉を煮て握られた寿司のことだ。調理方法には穴子に似た点が多く存在するが、シャリには酢ではなく塩酸漬けにした白米を使用する1などといった差異がある。
スシブレード運用
攻撃力
防御力
機動力
持久力
重量
操作性
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不死身の握りの特筆すべき点としては、非常に高い攻撃力、防御力、そして持久力だ。特に防御力に関しては異常ともいえ、回転中にバーストし、本体の87%が破壊された際にも回転し続け、最終的には元の形状へと復帰した、という記録も残っている。
しかしながら、非常に操作性が悪い上、扱い方を誤った場合使用しているブレーダー本人が不死身の握りに攻撃され死亡する可能性も孕んでおり2、非常に扱いづらく、また危険な寿司としても悪名高い。
しかしながら新参のスシブレーダーたちはその他の寿司とは一線を画する驚異的な強さに惹かれるのか不死身の握りを手に取ってしまい、その圧倒的な強さによる影響か手に非常に強い炎症を起こしてしまい、死に至る事例も発生している。また、仮に一命はとりとめたとしても、その後のスシブレード人生を完全に破綻させることとなってしまうため、使用するのはかなり危ない橋を渡る行為と言えよう。
エピソード
ここからは、私が「トカゲ使いの古機」として闇寿司に名を轟かせる一因となった、不死身の握りとの出会いを書こうと思う。
不死身の握りのトカゲの肉は、日本生類創研が当時培養を行っていたトカゲのものを使用している。その当時我々はタカオらとの全面闘争に差し掛かろうとしており、さらなる強さを持った寿司を求めていた。その際日本生類創研側からとっておきのネタがあるとの申し出があったため、不死身の握りが作られる運びとなった。
それから約2ヶ月後、プロトタイプが完成したとの連絡を受けて、私と部下は日本生類創研へと向かった。当時不死身の握りの研究開発を担っていた椽川研究員が出迎えてくれ、試作品を持ってくるから待っていてほしいといって倉庫のほうへ行ったしかしその後40分以上待ったが椽川研究員はいっこうに冷蔵倉庫から帰ってこない。我々が痺れを切らしてを待っていると、少々慌てた様子で彼女が戻ってきた。
椽川研究員 「何度も探しましたが1号機がいなくなっていました。我々が目を離した隙に冷蔵倉庫から脱走したようです。」
私 「寿司が逃げた?どうやって探すんだ、この研究所はかなり広いぞ。」
椽川研究員 「心配無用です。一号機は通常のものと比べて少し大きめのものですので、見つけるのは容易だと思われます。」
その後椽川研究員、私と私の部下達で研究室を探し始めたがプロトタイプはなかなか見つからなかった。
その時である。
[爆発音]
私 「何だ?!」
[大人数の武装した人物が研究室内にに侵入]
白衣の女 「全員手を上げなさい!」
私 「お前は何者だ!」
白衣の女 「この研究所で異常存在の培養が行われているとの情報が入った。これより強制捜査を行う!」
我々は直感でこの武装集団の目的は我々の不死身の握りであると分かった。奴らは我々の努力の結晶をこの場で破壊しようとしているのだと。
そうと分かれば我々も簡単に手を上げて降参する訳には行かない。ここで敗北しては不死身の握りの計画は完全に白紙になる恐れがある。
私 「悪いが、お前らに私達の寿司を破壊させるわけには行かないな。」
白衣の女 「寿司?一体なんのことを言っているんだ、我々の目的は異常存ざ…」
私 「言い訳は無用だ!」
私はそのころ愛用していた量産型鯛ブレーカーを取り出し、なにもわかっていない奴らに向かって投げつけようとした。
すると次の瞬間、ガラスが割れるけたたましい音とともに、巨大な寿司が飛び出してきた。これが椽川研究員が言っていた「1号機」だろうか。しかし1号機は、寿司と呼ぶのは憚られるようなくらいの大きさをしていた。シャリからは明らかに酢ではない怪しい液体3
私 「どけ。こいつは私が相手だ。」
白衣の女 「待て早まるな、お前一人でこいつを倒せるはずが」
私 「門外漢は外野で見ておけ。目には目を、歯には歯を、寿司には——」
私 「寿司だ」
私が3号機を構えると、先程まで容赦なく破壊を続けていた1号機が行動を止め、こちらへと近づいてきた。私はそのあまりの大きさと迫力に気圧されそうになった。
しかし何とか虚勢を張り、私は怯えを悟られまいと、敢えていつもより大きな声で叫んだ。
「3、2、1、へいらっしゃい!」
私が寿司を投げると同時に、1号機も回転しながら獲物に飢えた爬虫類のように投げた寿司へ襲いかかった。
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アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:6353466 (28 Apr 2020 01:49)
・寿司
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