SCP-XXXX-JP 不良と猫(仮)

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アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid Neutralized

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPはサイト-81██の標準人型収容施設に収容してください。また、SCP-XXXX-JPの飼い猫をサイトに移動させ、飼い猫及び実験に使用された動物をサイト内で飼育する設備を整えてください。

SCP-XXXX-JP に関する実験を行う際にはセキュリティクリアランスレベル3以上の職員による許可が必要です。

説明: SCP-XXXX-JPは異常性を有した日本人男性である石川隆義です。SCP-XXXX-JPは公立████中学校の生徒であり、素行不良が問題になっていました。

SCP-XXXX-JPの異常性は、以下の手順を踏むことで発生します。

1."ひろってください"と書かれた段ボールを用意する。
2.任意の動物を段ボールに入れる(以下、動物を入れられた段ボールを"対象"とする。)
3.対象をSCP-XXXX-JPに見せる。

SCP-XXXX-JPは対象を見た際、数秒程度沈黙した後に対象内の動物を抱き上げ、自身の現在住んでいる場所に連れて行き、飼育しようとする性質があります。この行動を止められた事例は今のところ存在しません。また、この行動は精神鑑定によって無意識に行われていることが判明しています。

SCP-XXXX-JPは動物を抱き上げた時、周囲でその様子を見ていた者に微弱なミーム影響を与え、被曝者はSCP-XXXX-JPを好意的に感じるようになります。この影響は映像、画像などを通してその様子を見ても働きますが、記憶処理で解除することが可能です。

SCP-XXXX-JPは、"子猫を拾う優しい少年"という内容で過剰に地方新聞で取り上げられた事が財団の興味を惹き、収容に至りました。以下は収容直後のインタビュー記録です。

インタビュー記録SCP-XXXX-JP-1

インタビュー対象: SCP-XXXX-JP

インタビュアー: ████研究員

日時:20██年6月2日

<録音開始>

████研究員: こんにちは、SCP-XXXX-JP。調子はいかがですか?

SCP-XXXX-JP: あまりよくねえ。いきなりこんなところに連れてこられたんだからよ……まあしばらく学校には行かずに済むようだが。ていうかそのSCP-XXXX-JPってなんだ?

████研究員: 貴方の今後の呼び名です。早速あなたの異常性について質問してよろしいでしょうか?

SCP-XXXX-JP: …まあいいか。ああ、わかった。多分あれだろ、俺が猫を拾ったやつ。新聞の1面トップを飾るのはさすがに普通じゃねえ。

████研究員: なぜ猫を拾おうと思ったのでしょうか?

SCP-XXXX-JP: わからねえ。あいつを見た時、突然頭が熱くなって、体が勝手に動いて、気づいたら抱き上げてた。今はもう捨てたがな。

████研究員: ……その猫はまだあなたのお宅にいましたよ?

SCP-XXXX-JP: はあぁ⁉あんたら俺ん家の家宅捜索をしたのか⁉

████研究員: 質問に答えてください。

SCP-XXXX-JP: ちっ……ああ嘘だよ。あいつは今も俺が育ててる。うちで飼うことになったんだ。動物は嫌いだってのに……

████研究員: 拾った際の周りの反応についてはなにかご存じですか?

SCP-XXXX-JP: あんまり覚えてないが……たしか、ちょっと異常だった記憶がある。キラキラした目で俺を見やがって……俺の写真を撮り始めるやつもいた。気分が悪くなってさっさと退散したんだが、まさか次の日にこんなことになってるとはな……

████研究員: これから、どうしたいですか?

SCP-XXXX-JP: 特にしたい事はないが……いや、この異常性?はどうにかしたいな。こんなんであんたらみたいな奴らに連れまわされんのはまっぴらだからな。

████研究員: それならば、しばらくあなたについて研究を行う必要がありますが、いかがですか?

SCP-XXXX-JP: まあ、少しならいいぜ。学校に行かずに済むし。

████研究員: わかりました。それでは今日のインタビューは終了です。ありがとうございました。

SCP-XXXX-JP: ああ。

<録音終了>

SCP-XXXX-JPは数日後、異常性によって収容違反を犯したため、SCP-XXXX-JPの飼い猫がサイト-81██に移動されました。以降は、収容違反を防ぐためにサイトでは実験に使用された動物を飼育する設備が整えられました。

収容後、SCP-XXXX-JPに対して複数の実験が行われました。以下はその記録の一部です。

実験記録XXXX-JP-1

実施方法: SCP-XXXX-JPに1匹のイエネコを見せる。隣室にてDクラス職員にその様子を見せる。

結果: 異常起こらず。SCP-XXXX-JPはイエネコを抱き上げることはなく、Dクラス職員もミーム影響を受けなかった。

分析:ただ動物に反応する訳ではないようだ。

実験記録XXXX-JP-2

実施方法: SCP-XXXX-JPに"拾ってください"と書かれた段ボールに入ったイエネコを見せる。隣室にてDクラス職員にその様子を見せる。

結果: SCP-XXXX-JPは数秒沈黙した後、イエネコを衝動的に抱き上げる。Dクラス職員はミーム影響を受ける。

分析: "ひろってください"と書かれた段ボールが重要なようだ。

実験記録XXXX-JP-3

実施方法: SCP-XXXX-JPに"拾ってください"と書かれた段ボールに入ったイエイヌを見せる。隣室にてDクラス職員にその様子を見せる。

結果: SCP-XXXX-JPは数秒沈黙した後、イエイヌを衝動的に抱き上げる。Dクラス職員はミーム影響を受ける。

分析: イエネコのみに反応する訳ではなさそうだ。

実験記録XXXX-JP-4

実施方法: SCP-XXXX-JPに"拾ってください"と書かれた段ボールに入ったインドライオンを見せる。隣室にてDクラス職員にその様子を見せる。

結果: SCP-XXXX-JPは数秒沈黙した後、インドライオンを衝動的に抱き上げるようとするも、ライオンによる抵抗を受ける。約5分、抵抗が続いたものの、最終的にライオンは抱き上げられ、ライオンの様子が落ち着く。Dクラス職員はミーム影響を受け、SCP-XXXX-JPは全治2週間の怪我を負う。

分析: 抱き上げる動物が危険であっても関係ないらしい。

実験記録XXXX-JP-5

実施方法: SCP-XXXX-JPに"拾ってください"と書かれた段ボールに入ったDクラス職員を見せる。隣室にてDクラス職員にその様子を見せる。

結果: SCP-XXXX-JPは数秒沈黙した後、Dクラス職員を衝動的に抱き上げる。抱き上げられたDクラス職員、観察していたDクラス職員はミーム影響を受ける。抱き上げられたDクラス職員は、「慈愛に満ちた手だった」と言っていた。

分析: ………おそらくすべての動物に反応すると思われる。

補遺1: SCP-XXXX-JPの飼い猫の死後、SCP-XXXX-JPは対象及び実験に使用された動物に対して反応を示さなくなりました。司令部はSCP-XXXX-JPが異常性を喪失したと見なし、SCP-XXXX-JPをNeutralized指定しました。SCP-XXXX-JPは記憶処理を受け、解放されています。

以下は解放直前のインタビュー記録です。

インタビュー記録SCP-XXXX-JP-2

インタビュー対象: SCP-XXXX-JP

インタビュアー: ████研究員

日時:20██年3月██日

<録音開始>

███研究員: こんにちは、SCP-XXXX-JP。調子はいかがですか?

SCP-XXXX-JP: ……普通だ。

███研究員: ……そうですか。ではインタビューに移っていきたいと思います。おそらく最後のインタビューになるでしょう。よろしくお願いします。

SCP-XXXX-JP: よろしく頼む。

███研究員: あなたの異常性がなくなったことについて、何か心当たりはあるでしょうか?

SCP-XXXX-JP: さあな。特に思い当たることはねえ。

███研究員: ……あなたの飼い猫が死んでしまったこととは無関係ですか?

SCP-XXXX-JP: ……無関係だろ。俺は別にあいつがそんな好きなわけではなかった。死んだところで何か起こるわけでもない。

███研究員: ……そうですか。

SCP-XXXX-JP: ああ。

███研究員: ……あなたはこれから記憶処理を受け、解放されます。財団のこと、あなたの異常性についての記憶は完全に抹消されますが、あなたの飼い猫についての記憶は残すことが可能です。いかがなさいますか?

SCP-XXXX-JP: 好きにしろよ、どうでもいい。

███研究員: ……わかりました。ではこれでインタビューは以上です。ありがとうございました。

SCP-XXXX-JP: ああ。…ありがとな。

<録音終了>

補遺2: 石川隆義が運転中のトラックの前に飛び出したイエネコをかばい、死亡しました。財団はこの事故によるミーム影響を調査しましたが、大きな影響は見られなかったため、調査を終了しました。

彼は嘘つきですね。    ███研究員

記事ここまで

付与予定タグ: scp jp neutralized 人間型 ミーム


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  1. portal:7919631 (06 Mar 2022 01:19)
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