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アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-8145の低脅威度物品用ロッカーに収容されます。収容違反を防ぐため、担当者と実験管理員の2名がそれぞれキーコードを用意し、二重にロックをかけてください。持ち出しの際は保管責任者の許可を得てください。
説明: SCP-X X X-JPは、松を加工した木材から構成される、縦30cm、横50cm、高さ30cmの箱型の実体で、内部は空洞になっているため物理的な範囲で物質を収納できます。天板は蝶番によって蓋としての機能を有しており、簡易的な南京錠が付随しているため鍵を掛ける事も可能です。また、横の一面には「日ノ本」という字と太陽のモチーフが刻印されています。縦の一面には手回し式のハンドルがあるものの、このハンドルはどこにも連結しておらず、本来ならば装飾としてしか機能しないものです。SCP-X X X-JPには表面の木材がけばだっている等軽度の劣化がみられ、劣化率や加工方法から、おおよそ江戸時代後期に作成されたと推測されています。作成者や作成の目的は不明です。
SCP-X X X-JPの異常性は、何らかの物質をSCP-X X X-JP内に入れて蓋をし、鍵を掛けた上でハンドルを回した際に現れます。この状況下におかれた時のみSCP-X X X-JPは活性化し、中に入っている物質を色、材質、味、質量などの観点から一部、もしくは大部分をしばしば「日本風」と形容される形態に改変します。ハンドルを回し続ける事で改変は進み、およそ10秒ほど回すと改変が止まり自動的に鍵が解錠されます。改変の経過は今のところ使用者が自主的に解錠してSCP-X X X-JP内を確認する事でしか観察できず、X線やレントゲンなどを用いても、改変の経過を外側から観察することはできませんでした。また、SCP-X X X-JPは既存のいかなる手段を用いても破壊することはできませんでした。
SCP-X X X-JPは██県の古民家の蔵にて、家主であるニシオカ氏が最初に発見したと思われます。SCP- XXX-JPは偶然にも、ニシオカ氏によって財団傘下の考古学研究会に寄付され、その後異常性が発見されたため財団に収容されるに至りました。
以下は、SCP-X X X-JPの異常性について実験した際の記録です。
実験方法: SCP-X X X-JP内に用意した物質を入れた後、鍵を掛けてハンドルを回し、改変後の物質を観察する。
SCP-X X X-JP内に入れる物質 | 改変後の物質 |
---|---|
フランスパン半切れ | 改変前のフランスパンと同重量の炊かれた白米 |
トランプ1組 | 百人一首かるた1組 |
アメリカの大学生が執筆した英語の日記 | 全て日本語に翻訳(「ハンバーガー」を「握り飯」、「車」を「馬」とするなど、やや不自然な翻訳も見られた) |
中華人民共和国の国旗一枚 | 日本国旗一枚 |
ステンレス製のナイフとフォーク一本ずつ | 木製の箸1膳 |
19世紀フランス海軍のサーベル一振り | 美濃派のものとみられる短刀一振り |
現代において流通している旧約聖書 | 現代において流通している現代語訳版の古事記 |
SCP- ███の報告書のコピー | 報告書内の全ての「SCP-███」という単語の末尾に「-JP」が書き加えられる (「アイテム番号」を「奇物番号」、「特別収容プロトコル」を「特別収容議定書」とするなど、外来語の全てに改変がみられた) |
補遺: 20██年█月、ニシオカ氏が自宅の蔵の地下室を発見、そこから多数の用途・正体不明な物体を発見した事を財団傘下の考古学研究会に相談しました。後日研究員に扮した財団職員が現地に派遣され、ニシオカ氏の許可のもと地下室を捜索、物体の一部を持ち帰りました。
財団職員が持ち帰った物体は以下の通りです。
・「[解読不能]國地図」と題されている日本地図
・日本人と思われる20数人の集合写真。裏面に「持國同盟ヒノモト」と記載されている
・どの人類とも外見的特徴や遺伝子が一致しない、防腐処理が施された人型生物の死体
・SCP-xx-JPに酷似した特徴を持つ棺桶(職員は同じものが大量にあったと証言)
これらの物体の調査や実験は、O5評議会の認可待ちです。
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ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:6320986 (18 Apr 2020 11:55)
改稿後起死回生を図っております。
批評お待ちしています!
パソコン版ではSCP記事一覧の一番下の部分の「編集」を押すようですが、スマートフォンも同様です。英語表記になっているのであれば、Editを押せばなる、はずです。なにぶん財団入りたてなのでとやかくは言えませんが、これであっているはずです。
本題のSCPオブジェクトですが、これはシュールですねwどんな物品も全て日本文化に変わる…っていう。関与しているとしたら要注意団体の大日本帝国陸軍特別医療部隊(通称"負号部隊")でしょうかね。結構好きなんですよ負号部隊。関係ないか。
一つお伝えしたいのは説明:の部分で、途中に発見経緯がありますよね。それを説明:の一番下にして一行間開けると読みやすくなるはずです。他の説明部分も「形状」「特異性(全然壊れないという部分も含めて)」を分けて、最後の「以下は、SCP-X X X-JPの異常性について実験した際の記録です」も上文との間に行間を開けてしまうといいかも。
内容はとても面白いしシュールでした!私もこのSCPオブジェクトが実際の報告書に書かれるのを期待しています!!
批評ありがとうございます!
hideman-and-northさーん!ようこそ!
評価を待つ時間は不安なもの、面白いと言ってくれるだけで嬉しい限りです。メタタイトルの変更もアドバイス助かります。
自分的には、「文明開化・異人文化に抗うべく旧幕府により作られたオブジェクト」を目指しているのですが、負号部隊ってそういうのもやってたりします・・・?(他力本願ですいません)
あと、以前報告書を作成した際、不必要な改行はしないでね、みたいな指摘をうけたのですが、どう思われますか?(他力本願ですいませry)
読みやすくなるならいいと思いますよ。読みやすくなることは不必要ではないはずですし。
それと負号部隊がやってそうって思ったのは、作ってる異常物体が大抵日本の文化から取り入れたものだったから日本が好きなんだなあっていうのと、世界取りに行こうとしてるならこれのでっかい版を作って敵国ごと日本に変えようとするじゃないかなあ……って思っただけです。さすがにそれができないなら、人サイズのものを作って敵国の優秀な人材を日本人に変えるくらいのことしそうだと思っただけなんですよ。
……やっぱり妄想を膨らませるのは面白いですね。
やはり考える事が違う…!何ですかその発想、めちゃくちゃ面白いですね!尊き妄想だ。
改行の点もその通りですね。改稿してきます。
防ごうとしたとはいえやっぱり今日本には洋風文化が溢れかえっていますし、結局抗えなかった無念も描きたいのでこの大きさに留めようかと考えました。
hideman-and-northさんのご指摘を受け、記事を一部改稿しました。
・そちらの方面の知識が無く少し調べた程度の知識しかないのですが、縦30cm、横50cm、高さ30cmの箱にサーベルって入るんですかね…?調べたところ刃渡りだけでも80cm程あるらしいのですが…。
・それと、SCPの報告書には、外来語(オブジェクトクラスやプロトコル等)が多く含まれていると考えられ、それが手直しされず末尾に-JPが付くだけなのは少し不自然に思いました。
個人的にめっっちゃくちゃ好みな記事です。応援しています。
批評ありがとうございます!とても助かります。
サーベルは平均的なものは80cmくらいですが、それより小さいものもけっこうあります。
明らかにサーベルとは違う作りのものも現地では「サーベル」と呼んだりしてるっぽいので曖昧ですが…。
むしろこの批評から自分が気づいたのは改変後の物質のほう。サーベルはまあ入りますが、打刀は入らなさそうですね。短刀に改稿しときます。
兵士に流通している剣として、「サーベル→刀」は外せないかと。
報告書の件もありがとうございます。改変された日記のように()で記載する感じでもいいですか?
末尾に-JPを付けるのを強調したいので…。
hamu_pomuさんのご指摘を受け、記事を一部改稿しました。
好みと言ってくださり、とても嬉しかったです。ありがとうございました!
成程、そうなのですか…。丁寧に解説してくださり感謝です。
改稿後を拝見しましたがより良くなったと思います。
本ページではUVしようと思います。
こちらこそ、ありがとうございました!
サンドボックス3オペレーターです。
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