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アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Thaumiel
特別収容プロトコル: 各SCP-XXX-JPには顧慮すべき個体差が存在するため、各個体ごとに適した特別収容プロトコルを設定しています。各個体をSCP-XXX-JPから-█████までナンバリングし、各SCP-XXX-JP専用報告書を作成した上で、それに乗っ取った収容を行ってください。詳細は別途の各SCP-XXX-JP専用報告書を閲覧してください。
説明: SCP-XXX-JPは「ある特定の事象に関する未来予知」、「ある特定の事象に関する現実および過去の改変」、「理由・方法不明の不正アクセス」といった超常的現象のいずれか、または全てを引き起こすことができ、かつこれらの超常的能力の理論的説明があらゆる学問において不可能であると断定された複数の人型異常実体群全体に対する包括的総称です。各個体の詳細な説明は別途の各SCP-XXX-JP専用報告書を閲覧してください。
補填: 財団は現在、SCP-XXX-JP個体を合計█████体収容しており、収容個体数は増加しています。財団職員は未確認のSCP-XXX-JP個体のさらなる確保に尽力し、既知のSCP-XXX-JP個体についてはより恒久的な収容、保護を継続してください。
彼らを決して手放してはなりません。我々の存在とさらなる発展のために。ーO5-2
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アイテム番号: SCP-XXX-JP-████
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JP-████はサイト-81██に付随しているSCP-XXX-JP専用隔離施設█-██内の監視型バイタルシステム1と各セキュリティ装置を設置した居住型収容室███号室に収容してください。SCP-XXX-JP-████には日に3度の食事と、要求する生活必需品や娯楽用品を買いそろえてください。研究員は監視型バイタルシステムを交代で常に記録し、担当研究員は定期的にSCP-XXX-JP-████とのインタビューを行ってください。監視型バイタルシステム、もしくはインタビューにおいてSCP-XXX-JP-████に異常が見られれば、サイト-81██管理官まで早急に報告し、対応を待ってください。
SCP-XXX-JP-████は収容にある程度協力的ですが、容易に収容違反やKクラスシナリオを引き起こしかねない潜在的危険性を鑑み、十分注意して収容を継続してください。また、前記よりSCP-XXX-JP-████を用いたあらゆる実験は禁止とします。サイト-81██管理官は以下の分類パラメタに従って、該当措置を実施してください。分類パラメタ 説明 該当する実行措置 pattern Χ 正常状態。 誘導型バイタルシステムの起動。2 pattern Ψ 対象の収容違反を確認。 機動部隊 を-2“たまにはね”による再収容。 pattern Ω 対象によるKクラスシナリオの勃発危機を確認。 ウエアハウス・プロトコルの発動。 説明: SCP-XXX-JP-████は身長168.9cm、体重58.5kg、年齢17歳のモンゴロイド男性です。4
SCP-XXX-JP-████は財団が確認したものだけで「ある特定の事象に関する未来予知」、「ある特定の事象に関する現実および過去の改変」といった超常的現象を引き起こすことができ、この超常的能力について財団は何らかの理論的説明の一切が不可能です。現在まで行われた合計6█回のカント計数機による能力行使中の計測結果全てにおいて、SCP-XXX-JP-████内外のヒューム値は常に1Hmであり、追調査として行われた長澤・ジェンキンス式ヒュームアナライザ5による計測の結果、SCP-XXX-JP-████内外のヒューム値において94.0cHmから105.9cHm間の微小な揺らぎが確認されました。これは±9cHm以内であることからバックグラウンド信号との干渉による微小ヒューム変動だと考えられます。以上からSCP-XXX-JP-████について、いかなる程度の現実改変効果および現実歪曲効果は認められません。また、基礎奇跡論学的物理学6の立場からSCP-XXX-JP-████について、奇跡論的行使能力の可能性を完全に否定することができます。
SCP-XXX-JP-████は前記の超常的能力の行使が可能となる前から、財団の機密情報に加え、複数の要注意団体に関する情報を詳細に把握していました。中には財団の情報収集能力をもってしても真偽不明の情報も存在し、それらをどのようにして収集したのか解明されていません。
補填1: 2018/██/██、宮城県在住の████7が財団職員に擬態し、機密情報への不正アクセスをしていたことがRAISA8による定期調査報告から判明しました。これを受け、財団は速やかに対象を拘束、その情報収集方法について全くの不明であったため、SCP-XXX-JP-████として収容しました。SCP-XXX-JP-████は収容当時から2020年現在まで█回の小規模な収容違反を繰り返していますが、その度に再収容されています。また、財団はSCP-XXX-JP-████による超常的能力の行使に関する兆候を観測し、過去に█回のウエアハウス・プロトコルを実施しました。
補填2: 2020/4/██、SCP-XXX-JP-████に「ある特定の事象に関する未来予知」、「ある特定の事象に関する現実および過去の改変」といった超常的能力が確認され、SCP-XXX-JP-████専用報告書の即時改訂がなされました。この際SCP-XXX-JP-████は「財団職員になった」と主張していますが、このような事実はありません。
インタビューログ██ - 日付2020/5/12対象: SCP-XXX-JP
インタビュアー: ██研究員
<録音開始>
██研究員: あなたは一体どのような原理で超常的現象を引き起こしているのですか。
SCP-XXX-JP-████: 私はただ、読んだり、想像して文字を書いているだけです。
██研究員: では、あなたは今回、どのようにして超常的能力を手に入れたのですか?
SCP-XXX-JP-████: 私はずっと見ているだけで十分でした。でも、見ているうちにやっぱり自分も書きたくなったのです。だから登録して筆を執りました。やってみると想像以上に難しくて、全然上手く書けません。でも、これが想像以上楽しいし、面白いです。……元はと言えばあなた方が悪いのですよ?私を収容してからというもの、一向に離そうとしないのは、あなた方じゃないですか。
██研究員: 最後に、あなたは何者ですか。
SCP-XXX-JP-████: 私は私。……心かな。あなた方の大ファンです。
<録音終了>
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- portal:6307271 (10 Apr 2020 14:56)
調べてもいまいちわからなかったのですが、既知の概念ですか?
期待して開いたのですが、あまり情報がなかったので残念に思いました。
財団メタは削除された記事も含めればかなり多くの記事があります。それらの記事と比べ、完全に打ち勝てているかというと厳しいところがあると感じました。
例えば、財団メタでもっとも有名なものの1つにSCP-101-FRがあります。この記事では、メタ要素の提示から更なる発展があるのが魅力です。
また、読者を取り込んだ記事ではSCP-1760-JPがあります。こちらも参考になるでしょう。
この下書きの内容では、必ずしも財団職員が舞台である必要はないと思いました。例えば、財団を宗教組織などに置き換えてもやりたいことは成り立つと思います。何かしらの手段でほかの記事と差別化する必要があるでしょう。
エーテル共鳴はGOCの方から引っ張ってきました。
紹介していただいた記事読みました。すごく面白くて、確かに惨敗だと納得いたしました。差別化、というのがかなり難しい課題だと感じましたが、もう少し練って、なんとか改稿していきたいと思います。また見かけましたら批評していただけると幸いです。