SCP-XXXX-JP もう二人の私

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アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Safe Euclid

特別収容プロコトル: SCP-XXXX-JPはサイト-8138の低危険物管理庫内に収容されています。管理庫内に入るにはレベル１セキュリティクリアランス以上の職員の許可を得る必要があります。実験の際はレベル１セキュリティクリアランス以上の職員の指示のもとで行います。

SCP-XXXX-JPはサイト-8138の危険物管理庫内に収容されています。管理庫内に入るにはレベル3セキュリティクリアランス以上の職員の許可を得ることが原則とされており、これに違反した者はいかなる理由でも直ちに処分されます。実験の際はレベル3セキュリティクリアランス以上の職員の指示のもとで行います。

説明: SCP-XXXX-JPは██県██市の廃墟で発見された縦約1.50ｍ、横約0.50mの姿見鏡です。フレームは木でできており、塗装が所々剥がれています。鏡は少し錆びていますが、その箇所以外はまだ周りの風景を映せる状態になっています。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
██████氏がSCP-XXXX-JPに触れようとしたところ、手が中にすり抜けたことで異常性が発覚しました。職員が確認のために入ると、SCP-XXXX-JPの中はこの世の一部が左右逆になったような空間（以下、SCP-XXXX-JP-1と略す）が広がっていることがわかりました。SCP-XXXX-JP-1は空が黒く、外は太陽や月が無いため一日中夜のように暗くなっています。何故空が黒く、太陽や月が無いのかは未だにわかっていません。SCP-XXXX-JP-1内には地球上の様々な生物と似た沢山の生物（以下、SCP-XXXX-JP-2と略す）が生息していることが確認されています。SCP-XXXX-JP-2の中には人間に似た生物も存在しており、コミュニケーションをとることができます。

SCP-XXXX-JPからは危険が確認されなかったことからsafeに分類されています。
SCP-XXXX-JPの危険性は[実験-2]で発覚されました。[実験-1]と[実験-2]でSCP-XXXX-JP-2-AとSCP-XXXX-JP-2-Bの二つの存在が確認されました。
　
SCP-XXXX-JP-2-A
SCP-XXXX-JP-2-Aは[実験-1]で確認された、SCP-XXXX-JP-1内に入ったものに似た、異常な存在です。実験のどの被験者が入っても、その被験者に似たSCP-XXXX-JP-2-Aが出てくることが報告されています。SCP-XXXX-JP-2-AはSCP-XXXX-JP-1内に入った人物と同じ行動を同じタイミングですることが確認されています。被験者がSCP-XXXX-JP-1内から出ると、SCP-XXXX-JP-2-AはSCP-XXXX-JP-1内に入ります。ある物質をSCP-XXXX-JP-1に入れると、その物質と左右対称のSCP-XXXX-JP-2-Aが鏡から出てくることがわかっています。SCP-XXXX-JP-1に入った人間が鏡から出たり、SCP-XXXX-JP-1内で死亡すると、SCP-XXXX-JP-2-Aは消滅することなく、自ら行動するようになります。

SCP-XXXX-JP-2-B
SCP-XXXX-JP-2-Bは人間がSCP-XXXX-JP-1内に入った時に発生する異常な生物です。SCP-XXXX-JP-2-Bは[実験-2]で確認され、SCP-XXXX-JP-1内のどこかに発生します。SCP-XXXX-JP-1に入った人間がSCP-XXXX-JP-2-Bに遭遇すると、大きな叫び声をあげた後に死亡します。SCP-XXXX-JP-1に入った人間が鏡から出たり、SCP-XXXX-JP-1内で死亡するとSCP-XXXX-JP-2-Bは消滅します。

被験者がSCP-XXXX-JP-1内で死亡した場合、残ったSCP-XXXX-JP-2-Aは危険が確認される前に直ちに処分されます。

実験記録
　

+ [実験-1]

[実験-1]

被験者　D-7135
D-7135には██████博士と会話するための通信用マイクヘッドフォンと小型カメラを持たせられている。
また、小型カメラの動画は██████博士のパソコンに中継で映し出されるように設定した。

██████博士: では鏡の中に入ってみてくれ。

D-7135: わかった。（*D-7135がSCP-XXXX-JP-1に入る）あれ、ここって入る前と同じ場所じゃねぇか。入る場所でも間違えたのか？

██████博士: 鏡の中にはこの世が左右逆になったような世界が広がっている。心配はいらない。

D-7135: なるほど、そういうことか。

██████博士: しかし、気になることが一つあるのだが、君に似た者が鏡の中から出てきて、こちらを見ているのだよ。

D-7135: なんだって？俺は双子じゃないぞ。幻覚でも見えてんのか？

██████博士: いや、これもSCP-XXXX-JPの仕業だろう。君の動きとあいつの動きが一致していることも気になる。もしかして、クローンのようなものだろうか。

D-7135: 考えただけで気持ちが悪いよ、俺が二人もいるなんてさ。

██████博士: わかった。これで十分だろう。鏡から出てきてくれ。

D-7135: え、もう終わりかい？俺はもうちょっと探索を続けたいんだが。

██████博士: すまないね。内部の探索はまた今度だ。じゃ、みんな、お疲れ様。

（実験終了）

補足　D-7135は精神に異常はなく、体への影響も全く無かったため、SCP-XXXX-JPの危険性は低いと判断された。また、実験途中で出た生物は鏡の中へ戻り、それと同時にD-7135が鏡の中から出た。財団はこのような生物を「SCP-XXXX-JP-2-A」と呼ぶことにした。

　

+ [実験-2]

[実験-2]

被験者　D-7135
D-7135には[実験-1]と同様に、██████博士と会話するための通信用マイクヘッドフォンと小型カメラを持たせられている。また、小型カメラの動画は██████博士のパソコンに中継で映し出されるように設定した。

D-7135: また俺かよ。別の奴にはできないのか？

██████博士: おいおい、前回の最後の言葉はどこにいったんだ？あんなにもっと探索したがってたのに。

D-7135: あの時はあの時だ。わかったから、早く済ませようぜ。

██████博士: そう言ってもらえると助かるよ。じゃあ、また鏡の中に入ってみてくれ。

（D-7135がSCP-XXXX-JP-1に入る）

D-7135: ところで、俺の偽物野郎は今回も出てきたのか？

██████博士: ああ、残念ながらね。今はSCP-XXXX-JP-2-Aと呼んでいるがね。

D-7135: ……そうかい。

██████博士: さて、今回はその中を探索してみてくれ。財団から許可を得ているから安心しろ。

D-7135: わかった。中の職員は無視していいな？

██████博士: ああ、構わない。（少し間を開けて）あ、でもちょっと待ってくれ。右手を挙げてくれないか？

D-7135: （右手を挙げる）こうか？

██████博士: おお、すごいぞ！SCP-XXXX-JP-2-Aが左手を挙げたぞ！

D-7135: 正面から見たら左側が右手だぞ。間違えてんじゃないのか？

██████博士: いや、あれは確かに右側だ！間違えてないぞ！SCP-XXXX-JP-2-Aはきっと、左右逆に捉えているんだ！

D-7135: そのSCPなんちゃらかんちゃらのことはどうでもいいから、さっさと終わらせようぜ、博士さん？

██████博士: ああ、すまない。（少し間をおいて）じゃあ、しばらく探索してみてくれ。

D-7135: ……わかった。

D-7135: そろそろ戻らないか？もう俺もつかれ、、うわぁぁぁぁぁぁぁ！

██████博士: どうした？

**D-7135: **（大きな叫び声）

██████博士: おい、聞こえるか！落ち着いてくれ！何が起き、、、　クソ、通信が切れた。あいつは█████（編集済）近くにいるはずだ。直ちに確認に向かえ！

（実験終了）

補足　その後、職員が確認に向かったが、D-7135はすでに死亡していた。目立った傷はなく、ショック死と考えられる。また、動画を確認したところ、D-7135に似た生物が映り込んでいた。このような生物を財団は「SCP-XXXX-JP-2-B」と呼ぶことにした。D-7135の死はSCP-XXXX-JP-2-Bの仕業だと考えられている。SCP-XXXX-JP-2-Aは消滅することがなく、勝手に動き始めたので直ちに処分された。この実験でSCP-XXXX-JPに危険性があることが判明したため、SafeからEuclidへの引き上げが検討されている。

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  ご意見、ご感想等待っています。

  yutachi san 05 Apr 2020 05:09

  　yutachi sanです。まだ慣れないもので、文章がおかしくなっている部分があるかと思います。何かございましたら、コメントしていただけると嬉しいです。宜しくお願いします。

  Halsion 05 Apr 2020 11:43

  拝読しました。

  <批評>

  アイテム番号：SCP-XXXX-JP

  :は半角にして、**の後ろに半角スペースをいれてください。

  アイテム番号: SCP-XXXX-JP

  こうなります。オブジェクトクラスや特別収容プロトコルも同様です。

  safe Euclid

  Sを大文字にしてください。

  SCP-XXXX-JP-1は空が黒く、外は太陽や月が無いため

  何故空が黒く、太陽や月があるのかは未だにわかっていません。

  内容が矛盾しています。

  あんなにもっと探索したがってたの　に。

  謎の空白があります。

  文章の初めに空白を入れる必要はありません。
  この批評が役に立てば幸いです。

  最後の編集 05 Apr 2020 11:44 by Halsion さらに表示

  ご指摘ありがとうございます。

  yutachi san 05 Apr 2020 15:09

  　たくさんのご指摘、ありがとうございます。早速編集しました！
  　ミスが多く、大変失礼しました。

  最後の編集 09 Jan 2022 06:15 by yutachi san さらに表示

  yanapppppu 26 Jul 2020 01:47

  サンドボックス3オペレーターです。
  しばらく更新が見られないため、この下書きのステータスを「批評中断」にしました。下書き批評を受ける準備が整ったならば、お手数ですが、改めて下書きのステータスを「批評中」に変えていただくようお願いします。

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