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アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト81██1の高価値物品標準収容ロッカーに保管されます。SCP-XXX-JPの使用はいかなる場合においても禁止されています。またSCP-XXX-JPの情報はSCP-XXX-JPの担当職員のみが知ることができます。
この文書への不用意なアクセスは推奨されません
説明: SCP-XXX-JPは1995年から2013年までの約18年年間において、財団で使用されていた自白剤です。
SCP-XXX-JPは無色透明な液体であり、注射器による使用が主流です。またSCP-XXX-JPを使用しても通常自白剤を使用した際、起きる副作用どは確認されていません。
SCP-XXX-JPの異常性はSCP-XXX-JPを人物(以降使用者と表記)が、人物(以降被験者と表記)に対して使用した際に発生します。SCP-XXX-JPの異常性はSCP-XXX-JPが使用された被験者が必ず使用者の望む自白(発言)を行うという点です。この使用者が望む自白というのはその状況において、使用者が被験者に言って欲しいと望む回答です。この異常性は人種や性別に関係なく、いかなる状況においても必ず発生します。
補遺:1 SCP-XXX-JPは1993年に要注意団体███の拠点にて発見された自白剤を、財団の研究部門の職員が研究及び改良を進め完成したものです。
当時、要注意団体███はSCP-XXX-JPを副作用のない量産可能な自白剤として開発していました。
要注意団体███の拠点を財団が捜索したさいSCP-XXX-JPを発見、前記したように財団研究部門にて改良を進めていたのがSCP-XXX-JPです。
当時財団内でもSCP-XXX-JPを使用するかの議論は行われていましたが、当時は財団内部で使用する正式な自白剤が存在しなかったため、最終的には財団で正式に使用する自白剤となりました。
その後2013年7月22日に異常性が発覚するまでSCP-XXX-JPは財団内で使用され続けました。
補遺:3 SCP-XXX-JPは異常性発覚当初、Anomalousとして収容される予定でした。
しかし異常性発覚から3日後の7月25日に、突如としてインターネットサイト█████にてSCP-XXX-JPの製造方法と使用法が流出してしまいました。
最終的に財団の権限で情報流出を妨害し、カバーストーリー「たちの悪いjoke」を配布しましたが、事件終息まで犯人の特定に至りませんでした。
さらに、製造法を見た一部の人間がSCP-XXX-JPを製造及び使用した疑いがあり、今事件の犯人が財団職員や要注意団体███のメンバーの可能性も踏まえ、情報管理の目的から当該オブジェクトを正式なSCPナンバーに指定されました。
- portal:6286008 ( 07 Apr 2020 06:11 )

嘘のコンテスト2020参加予定作品です。
ただの便利アイテム説明のように思えます。
こういうアイテム系SCPが評価されるには、実験ログやインタビューなどでアイテムの異常性を提示し、財団が収容する必然性(読者を納得させるファクター)を示す事が肝心だと思います。
批評及びコメントありがとうございます。
悩んでいる部分ですが、自分なりに修正を考えます。
特別収容プロトコルについて、脚注が適切に使用されていない印象を受けます。
また、「この文書への不用意なアクセスは推奨されません。」はNeed-to-knowの原則から明示せずともおおよそすべてのSCP記事に共通するため、今回のこの記事の内容ではあえて明記する必要を感じませんでした。
補遺:1の内容について、要注意団体から発見された不審な薬品を十分な検証もせずに財団が使用を許可するとは考え難く、従って異常性の発見に12年もかからない上に利用被害が起こることもないのではないかと思います。
補遺:2の内容についても、正規ナンバーとして収容するにはストーリーが弱いと感じます。
例えば財団からの情報漏洩よりも先に開発元である要注意団体の関与が疑われるべきですが、それについて何ら言及がありません。
せっかく要注意団体を絡めているのですから、それについてより深く掘り下げることがストーリーを強めることにつながるのではないかと考えます。
批評及びコメントありがとうございます。
指摘された点については一部、加筆を行いました。
もう少し自分なりに修正を行おうと思います。