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アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Ticonderoga1
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPが引き起こす現象はカバーストーリー「耳鳴りの存在」「高周波数の音を聞くことにより感じる嫌悪感の普遍性」によって公には科学的に解明された事になっています。
説明: SCP-XXX-JPはハエ亜目環縫短角群ハエ下目に属すると考えられる平均体長2μmの昆虫です。
SCP-XXX-JPは電子、光を完全に貫通します。このため、一般にSCP-XXX-JPが発見された例はありません。SCP-XXX-JPはSCP-████の聴覚器官への影響を調査するために振動伝達技術を応用した████を用いた鼓膜の表面観察によって発見されました。
SCP-XXX-JPはヒトの聴覚野に流れる電気信号に起因する栄養合成機関を有しており、捕食を必要としません。また、デンキウナギ(Electrophorus)のもの等とは異なったプロセスによる、蓄電性を有した発電機間を持ちます。
SCP-XXX-JPの遺伝子は鼓膜を構成する細胞内に先天的に含まれており、胚の発生から3週間の間細胞内共生しますが、羽化の後に細胞を破壊し、寄生します。この後はSCP-XXX-JPは殆どの時間を鼓膜の上で生活します。SCP-XXX-JPは2,000~4,000Hzの音によって発生する電気信号が発生した際、活発に栄養の合成を開始します。この際に一部利用しない電気信号が存在し、その信号が脳に届いた際、視覚的な音の発生の認識との相違により不快に感じるという事が判明しています。また、外部から音の供給が無くなった、もしくは著しく少なくなった場合、蓄電器間から一定の電気信号を発し、宿主の発声を促します。
SCP-XXX-JPは栄養合成の際にミラーニューロンを活性化させる物質を分泌します。この物質の発生源は未だ不明です。また、この事によりSCP-XXX-JPの宿主がSCP-XXX-JPの栄養合成の際に感じた不快感を再び感じる事があります。
補遺: SCP-XXX-JPの寿命が近づくにつれSCP-XXX-JPは苦痛により激しく動き回ります。また、これにより宿主の鼓膜が傷つき聴力が低下する、もしくは破壊されて聴力が完全に失われることが判明しました。この際前述の分泌物質に含まれるリドカインにより局所麻酔がかかるため多くの場合痛みを感じません。
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ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:6251290 (22 Mar 2020 11:12)
拝読しました。
発想に思わず唸らされるような作品でしたが一部気になる点、改稿が必要、または解説の追加が必要な点があるように思われました。
読み取りが甘かったら申し訳ないです。
補遺の部分なのですが、2μmの生物が鼓膜を破壊するほどに活動した場合の苦痛(もしくは不快感)に宿主が気付かない(通常の老化による聴力の喪失は無痛で進行します)ことはどうしても多少不自然になってしまうかと思いますので、宿主への影響を抑える物質の分泌、などがあるといいかもしれないです。
また、鼓膜に対する医学的な処置を行った際に2μmの大きさを持つ昆虫が発見されないことも違和感を拭えません。
寄生位置次第では発見されないことも説明がつきますが、
「鼓膜の上で生活します」
や、
「寿命が近付くにつれ苦痛により激しく動き回ります」
などの一般的な大病院の診察でも発見されかねない要素が存在する以上、発見されない説明もしくは発見後の対応の追加が必要かと思います。
短い批評とはなりましたが、人類と共生する昆虫とそれに伴う非異常性と思われている症状、と言うコンセプトにとても心惹かれました。
完成お待ちしています。批評失礼しました。
再度失礼します。
「殆どの時間を鼓膜の上で生活する」の表現に多少違和感を感じましたので追加させていただきます。
時間を生活に使う、との表現でしたら「殆どの時間を鼓膜上で過ごします」や、
「鼓膜の上で殆ど全ての生活を行います」
などが適当かと思います。
たびたび申し訳ありません。