アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは██県██市██に作られた建物内のコンテナに収容されています。建物内には二人以上の職員を常駐させて下さい。今現在、██博士の許可無しに職員がSCP-XXX-JPに触れることは認められていません。
説明: SCP-XXX-JPは常に地上から1.5m~2.0mの高さに浮遊している1.0m程の麻紐が結ばれている赤色の風船です。材質は一般的な風船同様、天然ゴムと思われますが後述の性質の為にはっきりしていません。風船の内容物も同様の理由により不明です。温度を測ると外気温に関わらず36~37℃を示します。SCP-XXX-JPは生きた人間以外が触れることが出来ません。非生物、人間以外の生物、人間の死体が触れようとするとSCP-XXX-JPはそれらを透過します。SCP-XXX-JPに触れた人間は人型の風船(以下、SCP-XXX-JP-1と呼称)に変化します。SCP-XXX-JP-1 はその後破裂し、その中から赤い粘性のある液体(以下、SCP-XXX-JP-2と呼称)を放出します。分析の結果、SCP-XXX-JP-1は天然ゴム、SCP-XXX-JP-2はアミノ酸と鉄分で構成されていることが分かりました。また、SCP-XXX-JP-1に変化するまでの時間、SCP-XXX-JP-1が破裂するまでの時間、SCP-XXX-JP-2の放出量はそれぞれ個人差があることが実験によって判明しています。(補遺)
SCP-XXX-JPは██県██市で発生した連続児童失踪事件を切っ掛けに発見、収容されました。発見時、SCP-XXX-JPの真下の地面はアミノ酸含有量、鉄分含有量が非常に高く、赤く変色していました。これはおそらくSCP-XXX-JP-2の成分のためと思われます。このことから██人の児童の失踪の原因はSCP-XXX-JPと認定されました。
補遺: 以下はSCP-XXX-JP-1への変化の過程を観察するため行われた実験の結果の一覧です。
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- portal:6228317 (16 Mar 2020 02:55)
初投稿です。
至らない点ばかりと思いますが、批評お願いします。
許可をもらう対象が特定の一人に限定されている理由は何ですか?
これは表面温度のことでしょうか。測定方法はおでこ体温計のような赤外線測定と思って良いですか?
SCPの性質上移動させられないため、こいつを覆うように建物を作ったと考えました。
SCPの性質上、外からの人間の侵入を防ぐ限り問題は起きないように感じますが、
外側ではなく内側に職員を常駐させるのは何故でしょうか。
この風船に直接児童が触れるのは高さの関係上難しい気がするのですが、麻紐の部分に触れてもSCPの性質は発動しますか?
極めてシンプルで、ここからうん、そうだな!以外の感想を抱きにくいです。
恐らくモチーフはあのピエロ顔のアレなんだろうなぁと思いましたが、特異性はあるものの素直すぎる印象があります。
SCP自体のバックストーリーや、実験時のイレギュラーなどなにがしかのアクセントが欲しいかな、と感じました。