現在このページの批評は停止しています。
From: サンドボックスオペレーター
この下書きページは1ヶ月近く更新が無かったため、サンドボックスオペレーターにより批評が停止されました。再度批評を行う用意が整ったら、下書きを再度"批評中"状態としてください。このメッセージは下書きの批評ステータスを変更することで表示されなくなります。
アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid Non-Anomalous
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPはサイト2██内の人型収容ユニット内に収容し、一日に三度の健康的な食事、財団管理下での8時間の自由時間を与え、一週間に一度体力・身体・簡単な学力の調査を行ってください。またSCP-XXXX-JPがサイト2██から脱走を試みた場合は即座に捕縛し、Aクラス記憶処理を施した上で再度人型収容ユニットに収容してください。SCP-XXXX-JPは現在異常性を確認出来ない為、収容されていません。
説明: SCP-XXXX-JPは██県在住の佐藤██と呼称される19██年██月██日生まれの平均的な男性です。SCP-XXXX-JPは身体能力や学力、趣味特技など全ての検査・調査に於いて一律に平均を取っており、遺伝子検査の結果も異常性を示しませんでした。
以下はSCP-XXXX-JPに対するインタビュー記録です。
インタビュー担当: 秦嶋上席研究員
場所: サイト2██人型収容ユニット
日付: 2022/12/08
<記録開始>
秦嶋上席研究員: それではインタビューを開始します。SCP-XXXX-JP?宜しいですか?
SCP-XXXX-JP: …すみません。私は何故このような場所に拘留されているのですか?それと…その識別番号のようなものを止めてください…まるで私が人間ではないみたいだ…
秦嶋上席研究員: それは申し訳ありません。私もそうしたくてしている訳ではないのです…改めて、インタビューを開始してよろしいですか?
SCP-XXXX-JP: …大丈夫、です。
秦嶋上席研究員: それではまず自己紹介をお願いします。
SCP-XXXX-JP: …佐藤██、19██年██月██日生まれ、血液型はA…あと、趣味は読書と…映画鑑賞。実家を離れて██県で一人暮らし。██大学卒業後は株式会社██で正社員として働いてます。
秦嶋上席研究員: ありがとうございます。では次に、自分が周りと違うと感じることはありますか?
SCP-XXXX-JP: …ありません。私はどこまでも普通で平均的で…もしかしたら今ここに閉じ込められていることが唯一の、他人と違うところですかね。
<SCP-XXXX-JPの自嘲気味な笑い>
秦嶋上席研究員: …ありがとうございます。これから簡単な知力テストを行うので、分かる範囲で答えてください。正解する必要はありません。
<内容は重要度が低いため除外>
秦嶋上席研究員: ありがとうございました。それではインタビューを終了します。最後に何か質問などありますか?
SCP-XXXX-JP: …あの、ここはどこなんですか?何故私は閉じ込められているんでしょう…毎日灰色の壁を見つめて、同じような物を食べて、今までの人生じゃありえないおかしなモノたちを見て…私は気でも狂れてしまったのでしょうか?おかしいのは私なのでしょうか…?
秦嶋上席研究員: いいえ…あなたは何もおかしくはない。あなたは異常性を有していません…それではインタビューを終了します。
<記録終了>
財団はこの記録に対し、ミーム的現実改変の可能性も考慮しSRAを用いた検査を行いましたが、測定結果は1Hmと異常は確認されませんでした。担当職員はSCP-XXXX-JPの収容に対し少なからず疑問や不満を抱いており、何かしらの措置が必要です。O5評議会によりSCP-XXXX-JP収容への見解アンケートが実施されました。
SCP-XXXX-JP担当職員に対し実施したアンケート
・このオブジェクトは異常性を有していません。彼は平均的な男性です。
・オブジェクトを収容することは不当です。平均的な男性を収容することは理解できかねます。
・SCP-XXXX-JPは非常に平均的な男性です。SCP-XXXX-JPの収容経緯の説明を要求します。
・佐藤██氏は平均的な男性です。彼のオブジェクトクラス取り消しを検討してください。
<以下上記に類似する回答>
SCP-XXXX-JPは異常性を持たない平均的な男性であると言う評価が満場一致であった為、現在SCP-XXXX-JPのオブジェクトクラス取り消しを検討中です。
付与予定タグ: scp jp euclid 反ミーム
ページコンソール
批評ステータス
カテゴリ
SCP-JP本投稿の際にscpタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
本投稿の際にgoi-formatタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
本投稿の際にtaleタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
翻訳作品の下書きが該当します。
他のカテゴリタグのいずれにも当て嵌まらない下書きが該当します。
言語
EnglishРусский한국어中文FrançaisPolskiEspañolภาษาไทยDeutschItalianoУкраїнськаPortuguêsČesky繁體中文Việtその他日→外国語翻訳日本支部の記事を他言語版サイトに翻訳投稿する場合の下書きが該当します。
コンテンツマーカー
ジョーク本投稿の際にジョークタグを付与する下書きが該当します。
本投稿の際にアダルトタグを付与する下書きが該当します。
本投稿済みの下書きが該当します。
イベント参加予定の下書きが該当します。
フィーチャー
短編構文を除き数千字以下の短編・掌編の下書きが該当します。
短編にも長編にも満たない中編の下書きが該当します。
構文を除き数万字以上の長編の下書きが該当します。
特定の事前知識を求めない下書きが該当します。
SCPやGoIFなどのフォーマットが一定の記事種でフォーマットを崩している下書きが該当します。
シリーズ-JP所属
JPのカノンや連作に所属しているか、JPの特定記事の続編の下書きが該当します。
JPではないカノンや連作に所属しているか、JPではない特定記事の続編の下書きが該当します。
JPのGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
JPではないGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C-
- _
注意: 批評して欲しいポイントやスポイラー、改稿内容についてはコメントではなく下書き本文に直接書き入れて下さい。初めての下書きであっても投稿報告は不要です。批評内容に対する返答以外で自身の下書きにコメントしないようお願いします。
- portal:6224399 (15 Mar 2020 11:38)
執筆お疲れ様です。批評させて頂きまず。
まず、オブジェクトクラスですが、「異常ではない」ものをさすクラスである「Non-Anomalous」があるので、これを用いるのが妥当かと思われます。
スクラントン現実錨(Scranton Reality Anchor)の略称はSRAです。また、ヒューム値は「1Hm」のようにHは大文字にしてください。
O5議会では無く「O5評議会」が正確な表記です。
内容に関してですが、現時点ではDVは避けられないと思います。
「なぜ、異常性を持たないこの人物を収容しているのか」
「なぜ、異常性を持たないこの人物の異常性を見つけようとしているのか」
に対する明確な説明が無く、理解が難しいです。
タグに「反ミーム」が付与されていますが、本文の方に反ミームである事を示唆する内容が無く、タグを見ないと理解が難しい事が理由かもしれません。
異常性を持たないオブジェクトが存在しないのなら、この人物をオブジェクトとするのが間違っているはずです。
確保・収容・保護は財団の理念ですが、必要のない確保、必要のない収容はただの無駄かと思います。
以上、少しでも執筆の助けになればありがたいです。
御批評頂きありがとうございます。スクラントン現実錨は何かと混同してしまっていたようです、ヒューム値の表記法、O5議会の誤りと併せ細かい指摘感謝致します。「異常性を持たない人物の収容」についてはこのSCPがいかなる検査・調査に於いて一律して平均を取り異常性(他者との違い、個性など誰もが当たり前に持つ物を含め)何も呈さず、オブジェクトの検査・調査結果に目を通した人物はオブジェクトは異常性を持たない平均的な男性であると認識する為です。このオブジェクトは確かに異常性を持つ収容すべきオブジェクトですが、その異常性は「異常性を全く有さないこと」です。そのため初めは異常性を持つオブジェクトとして収容されましたが、調査・検査の結果異常性を確認出来ないため収容解消に至ったというのが事の経緯です。本文中からの考察は少し難関かも知れません。考察の余地を残せるよう推敲を続けようと思います。ありがとうございます。
拝読しました。
アンケートでも説明要求されている収容経緯や各種検査の具体的な結果が読者にも提示されていないので、このオブジェクトが「実は普通ではないものを普通と思い込ませているオブジェクト」なのか「本当に普通なんだけどそれを非異常なレベルにまで強く認識させるオブジェクト」なのか、あるいはそれ以外なのかが曖昧になっている気がします。また、最後のO5の声明は言っている内容にあまり共感できず、何らかの精神影響を受けているようにも感じられるので、今ひとつ読後感が定まりませんでした。
似たようなコンセプトのオブジェクトとして異常性のない石があります。こちらは主役に据えたTaleが存在し、JPのAnomalousの中では一定の知名度があると思うので、差別化についても考えてみると良いかもしれません。
以上となります。
執筆の一助となれば幸いです。