SCP下書き 深く蒼き底より

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+ 見て頂きたい点

･スポイラーの中身に行き着くことができたか
･似たような記事は無いか
･展開に無理があるかどうか
･そもそも面白いか

よろしくお願い致します。

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPの周辺水域にはカバーストーリー''メタンハイドレートの採掘拠点予定地''を流布し、一般人の立ち入りを制限してください。

SCP-XXX-JP-Aが何らかの方法で財団に接触を計った場合、財団の保有する人工知能システムを用いて対応して下さい。

説明: SCP-XXX-JPは太平洋沖の水深約200メートル地点の海底に位置する実態群です。

SCP-XXX-JPはSCP-XXX-JP-Aに指定される知的存在と、SCP-XXX-JP-Bに指定される建造物から構成されています。SCP-XXX-JPは軽度の反ミーム性を有しているため、SCP-XXX-JP-Bの探査及びSCP-XXX-JP-Aへのインタビューは人工知能を搭載した無人潜水艇にて行われます。

これまでの探査より、SCP-XXX-JP-Bは生物由来の素材により構成されている事が判明しています。
　

+ インタビュー記録XXX-JP

付記: SCP-XXX-JPの有する反ミーム性を除去するため、全ての返答は人工知能によって解析、再構成されたものとなっています。

<録音開始>

インタビュアー: 貴方達は何者か？

SCP-XXX-JP-A: そちらで言うところの幻、伝説、与太話。

インタビュアー: 貴方達はなぜここにいるのか？

SCP-XXX-JP-A: 照らすため、隠れるため、逃げるため。

インタビュアー: あの建造物¹は何か？

SCP-XXX-JP-A: 我々の城、足掛かり。

インタビュアー: ''足掛かり''とは？

SCP-XXX-JP-A: いずれ帰る、その日のため。

インタビュアー: 貴方達の目的は何か？

SCP-XXX-JP-A: 回帰、帰還。 そして復讐へと至る。

インタビュアー: 復讐？

SCP-XXX-JP-A: 決して忘れまい。だが、今は許すだろう。

インタビュアー: ''今は''？

SCP-XXX-JP-A: 今はまだ。我々は共に暮らせる。

インタビュアー: ……貴方達は何者なのか？

SCP-XXX-JP-A: 我々は友だ。我々は同胞だ。……それだけは、確かな事だ。

<録音終了>

　
　
　

+ スポイラー

SCP-XXX-JP-BはSCP-1000の作った建物、SCP-XXX-JP-Aは生き残ったSCP-1000達です。自分達の技術力を使って海底へ逃れ、人間たちに存在がバレないように反ミーム性を自分達へ付与しています。

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利用ガイド

1. portal:6202805 ( 11 Mar 2020 01:54 )

Footnotes

1. SCP-XXX-JP-Bを指す