tale案:「霧の町」 (ステゴロコン用)

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【1. はじめに】

Dr_kudoです。この度は私のプロット(というより企画書?)をお受け取り頂きありがとうございます。
以下に示すのは、現状でDr_kudoが構築したtale案で、意識した点としては既存の文脈をあまり使わずに、財団職員が自身の職務に対して抱く不信感を描くものです。
お読み頂いた上で、適宜変更を加えていって頂ければと思いますのでよろしくお願いします。


【2. 企画意図】

  • セキュリティクリアランス下位の財団職員(あるいはDクラス)が仕事として行うことの冷酷さ
  • 物語の中で人々の営みを描く余地を残す
  • 財団の有能さを支えるのは徹底した対処手法を貫く姿勢だと示す

街一つを巻き込むタイプの異常性に対し、財団が取る対応とは何か、を突き詰めたいと思います。具体的には1万人ほどの街一つに人間か分からない人型実体が溢れていて、対処の為にそれを丸ごと収容するとなったら財団にはどのような手段が用意できるでしょうか。あまり普段の記事やtaleでは語られないこうした側面を通して、財団の行為の意味について考えてみたいと思います。


【3. 根幹設定】

舞台

山と海に挟まれた小さな町を想定します。総人口は1万人ほど。大昔は地方の交易の中心として栄えました。岸壁が中小規模の船の発着に適していたことから、歴史書にも記載のある古い港町です。
しかし近代化に立ち遅れたことから大型船向けの拡張はとん挫し、険しい山道も相まって、高度経済成長などの著しい発展からは取り残された状態です。

舞台設定の意味としては、人口の流動性がほとんどないこと、元々未来があまりない舞台として若者目線からは巣立つべき場所として認識されているという意図があります。

一方で、学校は統廃合を緩やかに繰り返し、最後の一校が残されているなど、色濃い衰退の様子がうかがえます。

基幹産業などはお任せしますので、是非滅びを描いてください。

異常性と対処法

「山の奥から霧が湧き出る。取り込まれた人のうち何人かは全く異なる人間へと置き換えられる。同時に戸籍なども影響を受ける」です。人が入れ替わってしまうもので、人格などの連続性はありません。
しかし観測機器を用いても、あたかも入れ替わり後の人間が元から暮らしていたかのようにしか見えません。入れ替わりの対象となるのは山から生じて街を覆う霧の中で就寝していた人物のみで、その影響範囲が今後拡大することはないと考えられています。それでも住民が正体不明の人型実体に置換されているという事実から、財団は町全域を対象とした対処と霧の発生地の収容を試みています。
事象への対処としては、

  • 町全体を隔離しつつ、周辺地域との人的移動の監視の徹底
  • 住民に対し予測された災害とその避難計画というカバーストーリーを流布
  • 全国に建設された隔離用サイトへ1万人を分散して移送し、処理

等となるでしょう。しかし、この行程は大規模ながら危険性はなく、おそらく財団の通常業務とみなしてよいでしょう。

時間的な背景

財団が介入を決めたのが秋の終わり。避難計画がカバーとして流布されたのが12月ごろで、町の住民たちの生活を冬休みから描いていきます。段階的に避難と称した人の強制収容が進行していき、町からは少しずつ人が減っていき、三月に卒業式という最終作戦が実行されます。


【4. 構成】

四部構成を取ります。各パートの詳細は次節で概要として記載します。

  • 第一幕 町の暮らし:住人たちが一見何気なく暮らしている。時として不穏な黒服などが散見され、また避難計画が動き出している
  • 第二幕 街の裏側:財団職員視点。入れ替わりへの現地調査
  • 第三幕 異常性の根源:霧の発生地の調査。第一幕と第二幕で登場した人物の部分的な交流
  • 第四幕 幕切れ:最終作戦の実行と強制収容

この物語では、財団は終始問題なく作業を進めていきます。人か人ならざるものか分からない集団を相手に、全員を町から遠ざけ、原因となる地点を封鎖し、住民たちを収容する。その過程で犠牲となるものを描いてみたいと思います。


【5. 構成概要】

・第一幕

LI█E構文など使って、町の人の暮らしを描いてください。
後に住人たちの何割かは霧に入れ替えられたことが発覚するのですが、立ち上がりはあくまでのどかに。やり取りしてるのは仲良しグループでもカップルでも友人でもいいですが、中高生にしてください。

第一幕では次の情報を出してください

1. 何やら怪しい人たちがしきりに測量調査などしていること(ながらく新しい工事などがされてこなかったこの町では相当に目立つ。財団職員です)
2. 近いうちに街から全員退去させられるといううわさがある(半分真実。財団から見たらだれが本物かもう分らないので、全員分散して収容されます。なおGOCがこれについて異議を唱えており、全員の処理を提案して日夜揉めています)
3. おそらく一緒に卒業は出来ないので、少しでも一緒に過ごしたいというやり取り
4. 会う約束をする

    名前1    
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2020年12月19日(土)
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起きてる?
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明日、町の中ぐるっと回ろうよ
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休み初日からか?
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明日ってか今日
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別にいいけど そういや聞いた?

Fesさんの構文がおススメです。その後、散策の風景を描写して、町について書いてもらってもよいと思います。
街の描写は、海と山が近い神戸や鎌倉などを参考にしてみて下さい。

《追記事項》
群像劇にしてもかまいません。原案としては青少年に的を絞ることを考えています。第一幕では住民側の生活を描写してください。

中心的な視点として主人公を置く場合は、その友人と駅でお別れするシーンを入れて下さい。資材運搬用の列車を改造した乗り心地の悪い古い列車に乗り込む級友を見送ります。冬の寒い朝、雪がちらついています。主人公の身内は入れ替わっていることが確認されており、家族全体に対して搬送の優先度が下げられています。

・第二幕

財団職員目線での街の調査です。第一幕や第四幕と対比する為に、町の中心部であるとか、人が活発な中心地域や市役所の調査を主に描写してください。

主人公はいずれもDクラスと元職員のDクラスです。財団は余計な被害を防ぐために、収容の予備調査はこうしたチームに一任しています。その為に、最新鋭の特殊な無線と記録装置(いずれも非異常性の機器)が持たされています。

彼らは霧が出ている間は眠ってはならない、という命令と、そのための装備を持たされている以外は何も知りません。なので、異常性の無いようであるとか、財団がそもそもどうやってこの異常性を掴んだのか、それぞれで推察していたりします。

ただし、何人かのDクラス職員は対象追跡調査や戸籍を参照するうちに、朧げに入れ替わりに関する異常性について気付いています。更に言えば、あるチームでは特殊な記録装置を用いて、取り換えられた人物の人格に連続性がないことまで明らかにしていますが、その共有は断片的です。

機密の壁にもどかし気な会話をしつつ、現場指揮を担っている人員はやがて山の中にある霧の発生源へ向かう命令を受けます。

・第三幕

やがて夜になると、明かりの無い闇が訪れます。Dクラスの職員二人が山の裾にある小さな住宅街にテント型の防御陣地を構築し、霧に備えています。
彼らの任務は、具体的に人が霧に包まれていく様子を内部から観察すること。眠気覚ましのコーヒーを入れて、財団への愚痴をこぼしています。

そのうち、警報音が鳴り、霧がやってきます。以上の中心へと踏み入っていく人影を確認し、観測データがその変遷を確かに捉えました。もはやそこにいるのは我々の世界の人間ではありません。

と、テントの外をうろついている人影がいくつも見えました。彼らはテントを取り囲み、壊そうとしてきます。これはその時点で初めて観察された現象でした。

テントが壊れれば即座に影響が出るとも限りませんが、例えばその後意識を失ってしまうかもしれません。必死で静止を呼びかけるうちに、人影は行動を停止します。

会話が始まります。僕たちは町で生きていきたいだけなのに、どうして邪魔をするのか、との問いに、職員は対抗して答えます。お前たちの方が俺たちの世界を脅かしていると。

人影は、それには答えずに去っていきます。全ての人影の手には携帯端末があり、そこではメッセージアプリで以下のようなやり取りが行われています。全員が若い少年少女です

「だめだ、あの人たちをどうこうしても始まらない」
「僕たちはただここに居たいだけなのに」
「出来ることはないかな」
「精一杯に生きよう。別れの日まで」

その後、財団は段階的に住人を隔離施設へと移していきます。それは、異常性のない人々には、何らかの自然災害に備えた計画的な避難として認識され、学校では一人、また一人と欠けていくクラスメイトたちが、卒業式まで共に過ごせることを祈りながら暮らしています。

しかし、どうでしょう。もう街には久しくなかった、にぎやかな学校生活がそこには展開されています。入れ替わりの多くは実は高齢者でした。メタ設定としては霧の入れ替わりは自然死を意味しており、その代わりに、全く関係のない子供たちが増えていたのです。

・第四幕

これまで段階的に行われてきた避難計画で、住民の半数はもう街を去っています。

最終作戦が始動し、機動部隊が投入されます。おりしも卒業式が予定されていた日、町に催眠ガスがまかれていきます。

真昼、人がバタバタと倒れていて、動くものの何もない異常な光景。防護服に身を包んだ機動部隊員たち。

街に残されているのは、あれから入れ替わりが確実に起こったと判明している人物とその家族たち。

ふと、機動部隊員は学校の屋上から聞こえてくる歌に気づきます。ガスを逃れ、一番高い校舎に集まった子供たち。催眠ガスの効果はまだ及んでいないようですが、徐々に歌声は小さくなっていきます。

やがて、その声は完全に消えてなくなりました。ただ、桜は何事もなかったかのように舞っていました。

《追記事項》
歌詞を全部書くとまずいですが、ここでの歌は旅立ちの日に、としてください。

《エピローグ》

財団視点の報告書。処置終了の記載。

財団が事態に気づいたのは、町の衰退ぶりに比べて老人数の死者数が少なく、子供の数が多かったことからでした。

入れ替わりに会っていたのが高齢者であったことから、滅びゆく街に対して、反対の効果をもたらす現象であることが仮説として述べられます。しかし、霧の発生源の封鎖に成功したことから、表向きには対処は完了とし、原因が何かは優先度の低い研究対象として扱われることになります。

財団は、収容された人型実体を対象に分析を進め、現在各地に分散して収容している元住人から、入れ替わった人物の特定作業を進めています。既に有力なデータが複数得られており、今後の研究の進展が期待されています。

《シーン集》

・主人公の兄が、誰のものとも分からない古いそろばんで遊んでいる。兄妹でそろばんを習った記憶はない。

・電車のシーンで指切りをして、離したくなくて無くて列車が動き出す。

・高校の友人が魚屋を営んでいる。

・ジャージの先生がもういない。知らない大人が学校を歩いている。

・町が少しずつ静かになっていく。胸騒ぎがして親友と手をつなぐ。一つ学年の上の生徒が、屋上で歌おうと言い出す。いつでもたっても始まらない卒業式


【6. お書きになる方へ】

以上、細々と書いてしまいましたが、是非お力を貸していただきたいのは、約束された滅びに対して、住人達や人の形をした何かが共に暮らしている日々を描くこと、それを霧が覆う、財団が催眠ガスで覆うことを通してその行為を描くことです。

ご注意頂きたいのは、ここで入れ替わりは町の総意としての現実改変であり、特段異世界からの浸食でも侵略でもないことです。霧という形で、その向こうに人が行くことの否定としての子供たちの復帰が起こっています。異常性そのものについては詳しく考察頂いてもいいですし、最低限の原理だけでぼかしても構いません。

上記にご留意頂いた上で、描きたいことを理解して頂けるなら、このプロットは無視して頂いて構いません。あなたの考える人々の暮らしとその滅び、生きる喜びを描いてください

7. 登場人物設定

秋園 知也:サッカー部(自称)
木崎 奏多:吹奏楽部
佐藤 望:合奏部副部長
田崎 晴美:科学部
中村 美咲:合唱部部長
原田 あけみ:合唱部副部長
村山 ちか:将棋部
原田 あきら:???


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