土で蓋して忘れよう 土は忘れはしないけど

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序文

本来、生命の最後のベッドは土である。が我々は動物を殺し、死骸を利用しそれに寝ている。言わば死骸の上に寝ている訳だが、我々が立っている土にはどの位、死骸又は死骸だった物が有るのだろうか。我々は常に死骸の上に居るが、我々は無自覚である。土が忘れさせたのだ。確かに我々は全て忘れた訳じゃない。記録として、資源として、後悔として覚えているものだ。しかし、我々は忘れてしまっている。その死骸の生きた姿を、鳴き声も、そして色さえも。この地球上に古来に存在していた生命の死骸は土で蓋をされるが、我々の祖先は生き残った。前の生態系より進化して、我々は存在している。
次は我々が次世代の生命のベッドになるのかもしれない。


博士が趣味で書いていた小説『我が母なる大地』にこの文章があった。私は博士の小説を愛読していて、博士が不慮の事故で死亡してしまったので、今は私が考古学研究チーム【ザントカーブス】の代表である。博士の研究が気になり資料室を漁った時の事、一枚の報告書を見つけた。


説明:██████████は███洋の岩盤にある、異次元空間に存在する天秤です。大きさは縦1 km、横1.5 kmあると思われます。
天秤は片方に死骸と、もう片方に地球を思わせる様な青い星(以下、██████████-1)が乗せられていました。死骸の量が増えると██████████-1に変化は見られませんが、死骸の量が減ると██████████-1は赤く発光し表面に数字が現れました。動物の物が多いですが、人間や█████████の物と思われる残骸も見つかりました。異次元空間は外からの物理的な障害は完全に遮断していました。
(19██年█月██日による調査の記事)

██████████-1は地球の環境状態を改変している事が分かり、継続されています。██████████を強制的に動かす事は不可能とされています。
現れた数字 ██████████-1の変化 予測される災害
200█/1月/██ 死骸の量が減り██████████-1の温度が急激に増加しました。 オゾンホールが南極上空に発生する 海水の増加 地球温暖化
201█/12/█ 死骸の量が減り██████████-1が激しく揺れました。 巨大地震多発
201█/7/█ 死骸の量が減り██████████-1の温度が急激に減少 ██████████-1は濁り始めました。 マントルの温度の低下 大気汚染
201█/2/15 【削除済】 隕石落下 森林減少
202█/██/██ 【削除済】 【削除済】
今現在、環境改変は見られないが、近々直に見る事になると思われる。

(19██年██月█日による調査の記事)

収容する事は、地球環境を急速に悪化させる可能性、規格外の大きさ故に不可能です。
(19██年█月█日による調査の記事)

考古学研究チーム 【ザントカーブス】
研究長
イロニー・ドレーブーホ博士

20██年█月█日


現在、我々の科学を有しても██████████を肉眼で見る事は難しく、深層掘削ドリルを使い。その穴に暗視カメラを通して観測するしかない。かくして私はその画像を見ているのだ。
これ程我々の記憶にないモノを見た事がない。
博士も知らなかった筈だ。当時、技術としてもまだ未熟だった私達考古学研究チーム【ザントカーブス】では██████████を目撃する事すら出来なかった筈だ…何故だろう?記録が削除されているのか?


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