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空想科学部門内部通達
当文書は特定上位実体との合意の下で作成されました。
SCP-3166-JPは緩慢かつ大規模な認識災害性を持つため、無許可での閲覧・共有・改変は禁止されています。
アイテム番号: SCP-3166-JP
オブジェクトクラス: Orphaned1
特別収容プロトコル: SCP-3166-JPの存在、詳細は担当チーム以外には秘匿されます。NK-クラス世界消滅シナリオ対応の他に、財団がすべきことはありません。
説明: SCP-3166-JPは合意されていない物語です。SCP-3166-JPは財団が収容する、あるSCPオブジェクト(以下、SCP-3166-JP-Aと記述)に関する財団の報告書フォーマットの体を取ります。
物語に対する合意について
物語に対する合意とは、上位存在によって機械的・数量的・恒常的に決定される物語の存続に対する肯定的処分です。一般に物語の存続に対する賛成票の総和から反対票の総和を差し引いた値が基準値を超えることで締結されます。一般に合意が得られなかった物語は消滅します。
SCP-3166-JPに対する合意は長期にわたって維持されていましたが、政治的理由から別の物語に対して合意の移行が行われ、SCP-3166-JPに対する合意は失われました。一般に合意を得られていない物語を有する世界は消滅しますが、SCP-3166-JPに対する合意が失われた後もSCP-3166-JPに対する潜在的な合意は保たれており、この世界は未だ存続しています。この潜在的合意が存続している原因として、以下の事実が示唆されています。
- SCP-3166-JPに対する合意が堅固かつ長期にわたって有効であったために、上位存在の一部の内心にSCP-3166-JPに対する合意が暗黙に存在する。
- SCP-3166-JPの二次創作品に対する合意が有効である。
一方でこの潜在的合意は不安定なものであり、この現実は緩やかに他の現実との融合による消滅であるNK-クラス世界消滅シナリオを迎えようとしています。以下は空想科学部門および超時間研究部門が認識している現実消滅の兆候のリスト(抜粋)です。
- ヒューム値の不安定化
- GoIの爆発的増加
- 各国支部の増加とそれに伴う本部の機能縮小
- 施設の爆発的増加と呼称の重複する施設の発生
- イエローストーン国立公園における地形の変化と巨大地下空洞の出現
- 記憶処理技術の大幅な発展
- 日本における首都機能の喪失
- ポーランド支部における腐敗の拡大
- 既知の正常性維持機関による、財団との関係性を無視した活動
- 財団上層部によるアノマリーの積極使用傾向
- 空想科学部門、超時間研究部門をはじめとした、高度に発展した技術・理論を扱う部門の出現
空想科学部門はSCP-3166-JP並びにNK-クラス世界消滅シナリオに関する報告をO5評議会及び緊急時脅威戦術対応機構 (ETTRA)に行いました。しかし、その直後からNK-クラス世界消滅シナリオの侵攻は加速しました。NK-クラス世界消滅シナリオの進行速度がSCP-3166-JPを認知しているヒトの人数に応じて指数関数的に変化することが判明し、O5評議会事務局及び緊急時脅威戦術対応機構 (ETTRA)の職員のほぼ全員に対して記憶処理が行われました。
SCP-3166-JPの存在やその詳細が認識されることは、集団的な自己認容の喪失による更なる現実の崩壊を招くと考えられるため、SCP-3166-JPについての情報は担当職員以外には秘匿されます。

SCP-3166-JP-Aは視覚認識災害をもたらすため、画像は存在しません
補遺: SCP-3166-JP-Aは財団がSCP-███として収容するEuclidクラスオブジェクトです。SCP-3166-JP-AがSCP-3166-JPと関連している事実はSCP-3166-JP-A担当スタッフには知らされません。SCP-3166-JP-Aの異常性は危険なものではありますが、致命的な現実崩壊をもたらすものではなく、███から接触があるまではSCP-3166-JP-Aが現実崩壊に関係していることは判明しませんでした。
セキュリティクリアランスが不足しています。これ以上の情報は開示されません。
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ヘッダー引用: 文語訳聖書
付与予定タグ: scp jp esoteric-class k-クラスシナリオ 概念 語り 人工 認識災害 非実体 未収容 メタ 空想科学部門 1998年 筐体造り 財団のない世界 リザレクション
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ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:6166848 (01 Mar 2020 01:01)
166の騒動に数量的ではない合意という概念を持ち出して財団世界的に説明するというのは面白い試みだと思います。ただその一方で色々ブラッシュアップできる点もありますので、個人的な意見も多くなりますが挙げたいと思います。
全体的にやや思想が強めであると感じました。正確に言えば思想が強いこと自体は問題無いのですが、それをかなり肯定的に書いているという点です。具体的には旧166の存在を明確に残そうとしているところです。ここはテーマそのものでもあるので根底から覆しかねないものになりますが、仮にも色々問題があるかもとされ改稿されたものなのでそれに真っ向から立ち向かうのは若干危ういものがあると思います。これは最後に元ページが(多分)そのままあるところや、インタビューがあまりに具体的というのも合わせてかなり主張が強くなってしまっていると思います。
あくまで僕ならそうするというものですが、例えば最終的に悲劇的な結末にして結局消えてしまったという風にする、もしくは166の名前は一切出さずに卑怯でもこっそり残し続けるという風にします。このあたりは特に作者の考えがもろに反映されるところなのでまったく考えに合わなければ無視してもらって構いません。
もちろんなんでもいいんですが、既存の言葉ですとNKにはグレイグーが当てはめられがちなので、空想科学的な世界の消滅ならZK-クラスがいいかと思いました。
いわゆる数量的な合意ですとCN-1109では論理安定指数という概念で示されているので、むしろここでは合意という概念をそういった定量的なものに左右されないものとして定義するのもいいかなと思いました。
上位存在がかなり近くでフレンドリーに喋っているので、作者のモロな主張感が強すぎてしまうと思います。SCP-5500では作者を呼ぶことすらかなり大変でインタビューも途切れ途切れだったりするので、その印象が尚の事強くなっていると思います。同じ意図を伝えたいならなるべく財団自体が調べてインタビューは最小限にする。もしくは流暢なインタビューが出来てること自体が仕組まれたこととするといったようにするといいと思います。
コメントありがとうございます。返信遅くなってしまい申し訳ありません。
テーマに強く依拠している作品なので変えてしまうと記事の意味がなくなってしまう一方で、今の方向性に無理を感じている部分もあるのでゆっくり方向性を考えたいと思います。