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ああ、この部屋? このサイトにも新しく計算機センターができたんだよ。私達がアクセスする機会はないけどね。電気通信監視室との部門間共同なんちゃらってやつで。
あー、そのあたり、だいぶ複雑なんだけど……ほら、神格実体系は大体神話・民俗学部門に振り分けられているでしょ? だから神格実体やら全知実体やらとの交信ができるクラスA占術技能保持者もここの所属ってことになってるらしいんだよ。私は見たことないけど。そんで、まとめた方が便利だからって、他のクラスの占術技能保持者関係のも全部神話部門でやってるらしくて。
んでさ、在野のクラスC占術技能保持者って結構いるんだって。予知夢とかデジャヴとか、財団に雇用するほどではないようなレベルの、微妙な能力持ちの一般人。そういう人たちって、相当な数いるらしいんだよね。統計的に取り扱える程度には。月に数回予知が起きるレベルの人は珍しいらしいけど、年に1回とか数年に1回とかなら、数十人にひとりぐらいの割合でいるんだってさ。自覚あるか、告知されてるかはともかくとして、確率的には財団職員にも沢山いるんだとか。
それでね、まあ、本人に予知の自覚がないにしても、変な夢とか見たらさ、日記とかに書いたりするじゃん。あるいはブログとかSNSとか。ぱっと浮かんだワードを、検索にかけてみたりとかね。
そこで、この計算機センターの出番ってわけ。クラスC占術技能保持者の電子情報を監視して、有意に入力確率が上昇した単語がないか調べてるの。首里城火災事件の前夜には「おせんみこちゃ」ってワード──琉球王国で火の神様を祀ってた場所のこと──の検索数が急激に上昇したし、嘆きの水曜日のときは数日前から「死」だの何だの、不吉な言葉やら幾つかのSCiPを示唆するような単語の書き込みが増えてたらしいよ。それで、試験的な導入をしてみることにしたんだってさ。
このコンピュータは全部を見張ってるんだ。ブログ、スマホのメモ帳、シークレットモードでの検索履歴。こいつの前にはプライバシーは皆無だよ。あとはもちろん、SNSのXもね。
……君の鍵アカも、見張られているかもね?
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- portal:6154127 (18 May 2023 15:45)
拝読しました。面白くありませんでした。
以下理由を挙げていきます。
まず第一にTaleというより「設定を口語に直した物」でしか無い、という点が大きいです。このTaleの内容としては「野良の予知能力者を発見するために計算機センターという物がある」という物ですが、正直この一言で纏められて終わりでは残すのは厳しいです。現状このTaleは上記の一言だけで事足りてしまっているので、残る様な作品として成り立っているかと問われれば答えはNoであると思います。簡潔に纏めると「面白みを感じる"内容"がそもそも無い」状態なので、しっかりと読者に「設定を羅列した物」以上の物を提示する必要があるでしょう。
具体的に改善点を挙げていくと、
・「試験的に導入されて」終わってしまっている点。読者からすれば「だから何だよ」で終わってしまいます。
・既に読者の大半に共有されてる「財団の凄まじい探知能力」を新たに打破できるような新規性が現状では不足している点。設定開示系のTaleでは致命的な問題だと思われるので、「導入されたその先」や「計算機センターに人を携わらせる様にして"勤務の重要性・求められる覚悟"」等を書くことをオススメします。
・上記と同じ様な理由により「君も財団に見張られているかも」というオチがあまり効果的に活きていない点。
等が挙げられます。
参考資料としてはオリエンテーション系の記事を見てみるといいと思います。オリエンテーション記事の大半も根幹は「設定の開示」で成り立っていますが、そこにもう1段階内容を深めたり少し捻ったり、あるいは伝え方で読者を引き込んだりして「面白さ」を確立しています。文字数も少い物が多いので、沢山読んで吸収していくといいでしょう。
総評。現状ではTaleというより著者ページに載せられている設定資料集の様になってしまっていて、面白みを感じられるポイントが無いというのが事実としてあります。上記のように既存の記事を参考にしたりして展開を作っていく事をお勧め致します。
執筆頑張ってください。応援しています。
批評ありがとうございます!
具体的な改善点をいただけて、とても助かりました。サイトに入りたての新人なのですが、これほど早く、かつ丁寧な批評がいただけたことに感激しています。
浅学ながら、オリエンテーション記事というジャンルについてはあまり知らなかったので、教えていただけて嬉しいです。設定開示系の作品を書くのは初めてでノウハウが全く掴めていなかったので、とても参考になりそうです。
一旦寝かせて練り直してみます。(設定開示系でうまく膨らませられなかった場合は、起伏のある物語系の作品へ舵を切るかもしれません)
ありがとうございました。