SCP-XXXX-JP 吸血鬼に恋愛は難しい

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アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Safe Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPは一般的な人型実態収容室に遮光加工を施し収容されます。一週間に1度Dクラス職員の血液を経口投与させ、定期的に心理カウンセリングを行ってください。

説明: SCP-XXXX-JPは身体に一部異常性のある14歳の男子中学生であった金子 紫です。
当オブジェクトの皮膚は非常に太陽光に弱く、またアリウム属の植物への強いアレルギー反応、銀を含む金属のアレルギー反応、肩甲骨付近には退化したコウモリ目の羽に類似した骨格が存在しており、西洋史における吸血鬼に類似した外部特徴を持っています。

SCP-XXXX-JPは、その身体的特徴故に周囲から虐げられた経験により、軽度の鬱とパニック障害を患っています。
SCP-XXXX-JPは、常人より発達した犬歯を対象に刺す事で相手の血液を吸うことにより、対象の細胞結合を崩壊させる事が可能であり、この能力はオブジェクトの意思に関係なく発動します。

補遺1: SCP-XXXX-JPは自らの異常性並びに収容組織としての財団を認知し、自らの収容を申請したため財団に発見され、収容されました。現在までSCP-XXXX-JPは収容に対しての反発を見せていません。

補遺2:SCP-XXXX-JPは収容当時非常に不安定な精神状態であり、自傷行為や拒食などを繰り返していましたが、収容後一週間の段階で心理カウンセリングにより安定した会話が可能と判断されるまで回復し、インタビューが行われました。

補遺3:補遺2のインタビューから一か月後、SCP-XXXX-JPの精神鑑定並びにカウンセリング結果が大幅に変化し良好なものとなりました。
その後原因の調査のためSCP-XXXX-JPにインタビューを行いました。










補遺4/収容インシデント・SCP-XXXX-JP

概要: 2021/07/23、SCP-XXXX-JPがサイト85の倉庫内にて同級生であった安藤芽郁を異常性により殺害しました。発見当時SCP-XXXX-JPは錯乱状態であり、また当時異常性を認知していなかったことが確認されています。

補遺4-1:

インタビュー3 >SCP-XXXX-JP

[インシデント直後に緊急で行われたインタビュー]

対象: SCP-XXXX-JP

インタビュアー: 柏木カウンセラー

<録音開始, >

柏木カウンセラー: [沈黙]

SCP-XXXX-JP: [嗚咽]

柏木カウンセラー: …どうして…?

SCP-XXXX-JP: [嗚咽]…僕は…僕は…あぁ…[嘔吐]

柏木カウンセラー: …ひとまず一度落ち着きましょう。落ち着いて、それから__

SCP-XXXX-JP: [叫びながら額を机に打ち付ける]
[以降もインタビューは行われたが、SCP-XXXX-JPが有効な反応を示さなかったためインタビューは終了された]
<録音終了, >

補遺4-2:
インシデントの2日後、精神安定剤を投与し再度インタビューが行われました。

<録音開始, >

柏木カウンセラー: [沈黙]教えて下さい。何があったのか。

SCP-XXXX-JP: …あいつを…僕は少し前から、友人として見れなくなってました。…普段のように話すことすらままならなくて、でもひたすら言い聞かせてて。俺はあいつの友達で、あいつは俺の友達なんだって…でも何もわかんなくて。友情も恋も。だから、どうせなら全部棒に振って終わらせようと思って、あの日の夜、あいつを倉庫に呼びました。告白、するつもりだったんです。だから…

柏木カウンセラー:続けて下さい。

SCP-XXXX-JP: ……いじめられていた時、呼び名は何時も吸血鬼かドラキュラでした。でも、僕は今まで、血なんか飲んだ事は無かったし、飲もうとも思いませんでした。でもあの夜あいつを見て僕は…僕はたぶん最初から、あいつを友人としても恋愛対象としても見ていなかったんだと思います。我慢できなくて__僕は噛みました。頸を一回。そうしたら、崩れたんです。どろって。それで…[口を抑え嘔吐する]

柏木カウンセラー:一度に話し切ろうとする必要はありません。日にちを置いて…

SCP-XXXX-JP: 待ってください…まだ…まだ残ってるんです。口の中に。あの匂いが。あの味が。忘れたいんです。忘れないといけないんです。じゃないと…僕はもう…[嗚咽]最期に…あいつが…言ったんです…「私も好きだよ」って。[喉を掻きむしる]…僕は…[叫びながら頭を掻きむしり、額を机にぶつける]

柏木カウンセラー:インタビューを終了します。これ以上の続行は不可能です。


終了報告書:当インシデントを踏まえた協議の結果、オブジェクトクラスをEuclidに変更することが決定しました。また、現在SCP-XXXX-JPは対人関係への異常な忌避感と収容当時より激しい自傷行為を繰り返しており、現在治療が検討されています。


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