闇寿司ファイル No.841 亡霊寿司

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亡霊寿司召還の儀式の再現。

概論

"亡霊寿司"は、ネタとシャリの双方が霊的物質によって構成されている半概念的寿司である。そのため一般人による亡霊寿司の視認は基本的に不可能だが、多少目が霊的な物質を見ることに長けていたり、もしそうでなくてもそういったものを観測できる機械を使えば実態を観測することは可能である。しかし霊的物質で構成されていると言っても、ただの死んだ寿司と言う訳ではない。死んだ寿司の魂一つでは視認が可能な程の実体を持つことはほぼ不可能であり、せいぜい亡霊寿司のシャリ数粒を形成することで精一杯だ。しかしもっと多数の魂が集まれば、寿司を形作ることが可能になる。つまり亡霊寿司は、闘いに敗れ、飛び散り、喰われた数多のスシの魂と怨念が寄り集まり群をなす事で形成されているおぞましい寿司なのである。

スシブレード運用

重さ

防御

操作性

速度

拡張性能

攻撃

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亡霊寿司は発射したとたんに制御を失いリング上を暴れまわる危険極まりない寿司である。非常に軽いものの、それを補う点として全ての物理的な攻撃は透過する。数値上での防御は非常に低いものの、耐霊の手段がない寿司との対峙では、防御力は実質無限と言えるだろう。

しかし亡霊寿司もまた、対峙する寿司への物理的な攻撃手段を持ち合わせていない。よって亡霊寿司は、主にポルターガイスシ1によって攻撃を行う。例としては戦闘により周囲に散らばった敵のシャリの粒を操作したり、野外の場合は小石等の操作を行ったケースも観測した。そのため主な戦闘スタイルとしては、周囲に相手寿司のシャリや石等を高速回転させ竜巻のようになり攻撃と防御を両立するスタイルをとる。

他の活用法

亡霊寿司で対人攻撃を行った場合、亡霊寿司を対象に憑依させることが可能である。しかし先述した通り、亡霊寿司は本来観測が不可能であるほどの極微少な寿司の無念や怨念が依り集まることである程度の自我に近い物をを獲得しているため、その寿司が実体を持つということの危険性については留意されるべき点である。

エピソード

現在、亡霊寿司は存在していない。緊急事態が発生し、私自身が除霊した。
このレポートは、亡霊寿司の記録であると共に、前例のない禁忌へ踏み出した見習い研究者でった私への戒めでもある。以下にこの寿司の創造から無力化までの工程を記録することとする。一部確証の無い情報もある事に留意して頂きたい。

当時、私は寿司研究部門開発科に所属していた。2

そんなある時、部門の違う寿司研究部門に所属する友人から連絡が入った。要件は「寿司が死んだ」と言うものであり、ひとまずは死んだという寿司を診ることとなった。多分何かが起きているはずだと、そう言って見せられたレバ刺し寿司の見た目には変化は無かったが、回すとその死んだという言葉が適切だと理解出来た。重心がなくただ物理的に回っているレバ刺しにブレーダーとの繋がりは感じられない。遂に寿司はピタと止まり、友人は少し前からこうだと呟いた。

結局彼の寿司はブレーダーである彼と再度繋がる事は無かった。彼は今もう一度新しいレバ刺しと心を通わす為の旅をしているらしい。

しかしその知らせを聞いた時にはもう「寿司の死」と言うものへの興味で脳が埋め尽くされていた。
負けた寿司から魂を抽出し、怪しげな霊能力者と手を組み、ありとあらゆる本に関係がありそうな場所で文献を探し、結果として寿司の魂数千を胡散臭い霊能力者と共に試行錯誤しながら集め濃縮し寿司の形を作り出した。3

しかしこれまでの苦労は倍以上のリターンとなって帰って来ることとなった。この亡霊寿司はクソほど強く、相手の攻撃は効かないかつ速いわ強いわで、私はしばらく金に物を言わせて強いカードを買った嫌われるタイプの金持ちの家の子供のようになっていた。また、亡霊寿司の最も恐ろしい点は、勝つと負けた相手寿司の魂を食らう点であった。
スシの怨念の連鎖により亡霊寿司は圧倒的なまでに強くなり、私は戦績から地位を手に入れ調子に乗っていた。

そんな中、私は業務の一つとして新聞社勤務だというとある人物の精神酢飯漬けをすることとなった。精神酢飯漬けとは漬けマグロを対象に握らせることで精神内部に干渉し闇寿司への抵抗を軽減させるものであり、それ以外の寿司を精神酢飯漬けに使用する事はかなり特殊なケースの場合のみである。しかし私はふと亡霊寿司を手に取った。強すぎる亡霊寿司の怨念は私の精神をも蝕み取り込もうとしていたのかもしれない。そして私は、拘束された男の手に、亡霊寿司を握らせたのだ。
───瞬間、衝撃波が私と拘束器具を吹き飛ばした。ゆらりと立ったブレーダーは、明らかに精神酢飯漬けとは違った気配を放っていたのを鮮明に覚えている。そのブレーダーの虚ろな目つきと感覚だけで歩いているような安定しない足取りからは、一切の根拠ない破壊衝動が感じ取れた。立つことも出来ずへたり込む私の前で、ブレーダーは割り箸を持った左腕をゆっくりと上げた。割り箸の間の空間が少し歪み、白い瘴気とともに亡霊寿司が浮かび上がった4。しかし私の手元には漬けマグロしか無く、そしてその場しのぎの漬けマグロが亡霊寿司に通じないことを1番知っているのも自分自身だった。

私は祈ることにした。半形面的な寿司に対抗しうるものかつそのタイミングで使えるものが祈りしかなかったからである。手汗まみれの手を拭い、漬けマグロを優しく握り、ただひたすらに八百万の神に祈った。マグロの神、シャリの神、醤油の神、そして寿司の神。思いつく限りすべての

関連資料

(リンク先の記事がない場合)
寿司とブレーダーの融合係数の変化について
資料の解説

闇寿司ファイル No,842 祈り漬けマグロ
私が亡霊寿司を除霊する際咄嗟に握った寿司である。

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文責: 優梨谷 啓

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