SCP-XXXX-JP 礎であり請け負い人の貴方へ

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3/XXXX-JP LEVEL 3/XXXX-JP
CLASSIFIED
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Item #: SCP-XXXX-JP
Ticonderoga



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D-によって撮影されたSCP-XXXX-JP

アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス:Ticonderoga

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPの物質的な収容は不可能であり、収容違反による被害の規模や拡散性の小ささと完全な収容違反の防止に必要な物品や費用の規模との釣り合いの観点から収容されていません。またSCP-XXXX-JPへの立ち入りは現在不可能です。

説明: SCP-2170-JPは、別の時空間に存在していると考えられる、存在している座標と時空間が不明な非常に広大な領域です。
SCP-XXXX-JPへ接続する空間は、中規模の現実改変と特定の儀式により作成され、セキュリティクリアランス4/XXXX-JP以上を保有する担当職員へのみ儀式の方法が通達されます。
SCP-XXXX-JPは、終息地点の確認出来ない地面と高さ約100m程と見られる塔によって構成されています。地面には平均1cmの深さまで無色透明の液体で満たされており、鏡面反射のようになっている他、空は青く、雲や太陽に類似した物体が浮かんでいます。SCP-XXXX-JPには塔以外の人工物や生物は存在せず、内部にいる人間は排泄や食事が不要になります。また、SCP-XXXX-JPの内部にいる人間が脱出するまで、他の人間はSCP-XXXX-JP内部に入ることは出来ません。

補遺1: SCP-XXXX-JPは、当時別アイテムの実験中だったサイト8166の一室で行った動作がSCP-XXXX-JPへ接続する空間の作成の儀式と偶然に一部一致したため8秒間空間が出現し、D-85334が落下したことで発見に至りました。以下は、当時D-85334が所持していたトランシーバーでの会話です。

D-85334: (呻き声)痛った…くはないな。えーっと、何処だここ。おい聞こえるか?博士?
希博士(当時実験室に同伴していた):はい。こちらは無事です。ええっと…今何処にいますか?所在が確認できないので、もしかすると死んでいるかも知れませんが…周囲を確認してみて下さい。
D-85334: (水溜まりを踏むような音)あー、何処にいるかはわかんねぇ。回りにはこう…なんてったかな?ウユ…ウニの湖だっけ?何か地面にでこぼこ一つ無くて、水…では無いかもな。なんか水より浮く力がありそうだ。取り敢えずなんか透明な液体がが足の親指ぐらいの高さまで満ちてる。鏡みたいだな。なんと言うか綺麗な空間だ。…まあ取り敢えず、死んではなさそうだな。ここがそれよりましな場所かはわかんねぇけど。
希博士: なるほど。取り敢えず地面の液体のサンプルを取っておいて下さい。周囲に人や、人工物の気配はありますか?
D-85334:いや、雲っぽいのがあるが、それ以外特には…違う、気がつかなかった。塔だ。何かこう古びた石、みたいなので出来てる。そこそこの高さあるな。登るか?登れば何か解るかも知れねぇし。
希博士: 了解しました。塔に登って下さい。
D-85334:了解。(しばらく水音)なるほど。中は吹き抜けだ。螺旋階段がある。取り敢えず登るぞ。(固い足音)なあ博士。
希博士:何でしょうか?
D-85334:あんた、ゲームって好きか?
希博士:それは現在の状況に関係があるものですか?
D-85334:いや…忘れてくれ。何か…寂しいんだよな、ここ。ただ歩いてるとさ。お、もうすぐ一番上だ。
希博士:たどり着きましたか?何か見えますか?何かこう、人工物とか。
D-85334:あー…何もない。ただひたすらに鏡みたいな地面が広がってやがる。取り敢えず周囲を探索するか。
希博士:なるほど…ひとまずお願いします。
(しばらく重要度の低い会話が続くため割愛)
D-85334:なんだこれ。…手紙か?水の中なのに濡れてない。
希博士: なるほど。よろしければ音読出来ますか?
D-85334: 分かった。中身は日本語だ。えーっと、
ありがとう。君が手紙を取ってくれたこと、感謝する。そしてこんにちは。地獄へようこそ。君が、恐らく二人目の犠牲者だ。焦る必要は無い。ここには君一人だ。いくら逃げようとも、足掻こうとも。恐らくだけど、これを見てるなら僕はここには居ない。僕は逃げたんだ。この地獄から。ここにいるなら君は、多分しばらくしたら人間じゃ無くなる。何も食わなくても生きて行ける。僕のこの手紙が、まだこれを見た君にに判るものかはもうわからない。僕は、もう僕じゃなくなった。たくさんの腕や、羽、絶え間無い体を引き裂くような痛み、誰かもわからない記憶、現実をねじ曲げる力。他にもいろんなものが、僕に混じった。でも僕はこの空間から出る力を手にいれたんだ。だから出た。もし今この手紙を誰かが手にして、そして何かに希望を持っているなら最後に伝える。そこにはもう何もない。残されたのは塔と、孤独だけだ。無い何かにすがるほどに、君は苦しくなる。君がこの地獄から出られることを心から願ってるよ。ごめんね。ありがとう。 時計が正しければ20██年 8月24日16時18分 誰かへ
(長い沈黙)…だとよ。
希博士: (沈黙)嘘だろ。
D-85334: …うわ、気がつかなかった。俺ももう…これは…羽?(数秒の沈黙)はあ。…なあ博士。
希博士:はい。
D-85334:このトランシーバー、あと何年持つ?
希博士:それは、財団製ですから…少しずつ使ったら5年は持ちます。
D-85334:分かった。約束しちゃあくれないか?…俺は探索を続ける。しばらくして、何かあったらまた連絡する。本当に耐えられなくなりそうな時、連絡する。電池が尽きるまで。だから…いつか、いつかこの地獄から…俺を救いだしてくれ。
希博士:分かりました。
[通信が途絶する]

現在まで、D-85334は、
・四肢の激痛
・中規模の現実改変能力
・意識の混濁
・左右で大きさの違う翼
・外骨格
・痛みを伴う体の自由な変形能力
を報告していましたが、20██年 █月██日の記録で、大幅な言語能力の低下が観測される意図不明の報告以降、D-85334からの意志疎通はありません。また、現在までD-85334に埋め込まれているGPSは反応していません。

補遺2へのアクセスには、セキュリティクリアランス4/XXXX-JPが必要です。

職員コード
パスワード

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