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U設定: #58|地域設定: 地球|言語設定:日本語

惑星ショグニスの一般的な歓楽街。手前の人口河ではレースが開催されることも。
基礎概要
跳躍先名称: 惑星ショグニス
└ 複数の種族が共同で惑星を運営しています。
所属宇宙: ユニバース1887
└ 様々な分野で高度な文明の発達を遂げており、娯楽への探求心の高さは特筆すべき特徴です。
現地エルマ規模: Ⅲ
└ エルマの名は広く知られており、跳躍してくる信徒を良い商売相手だと認識して積極的に交流してきます。
エルマより跳躍に関しての注意点: 有り
└ 運営している現地住民に騙され、悪趣味かつ命を落とすような遊戯に参加させられる可能性があります。
現地紹介
惑星ショグニスはユニバース#1887に存在する人口惑星です。過剰な都市開発が推し進められた結果として惑星全体に高密度の建物群が存在しているため、森林や山脈といった自然風景は環境破壊によって皆無です。しかし崩壊した自然環境の代替として化学的合成技術によって大量の空気や食料を生産しているため、要酸素生物の信徒も生存は可能です。
原住民の総人口は他の類似したユニバースに比べ低めですが、惑星面積の約7割を娯楽施設に費やしているため、居住区域は非常に限られています。エルマ外教がこのユニバースに跳躍して原住民との接触を図ってから、最近では観光施設や宿泊施設、現地貨幣を手に入れるための質屋や両替施設なども多く目立つようになってきました。
惑星ショグニスの知識があまりない信徒を騙し、賭けの対象にする行為が解決すべき問題点として挙がっています。跳躍希望の信徒は他の跳躍経験が豊富な信徒と同伴で向かうのがよいでしょう。
ランドマーク
惑星ショグニスのランドマーク的存在は最大の娯楽施設である『高層監獄クムナティア』です。そこでは『監視型殺戮遊戯マギカティコン』が行われており、内部の映像が電波放送によりショグニスの全地域に報道されます。
マギカティコンは4年単位で行われている大型の遊戯で、最小7名、最大852名のプレイヤーが参加させられます。プレイヤーは各々クムナティア内部の個室と大幅な身体強化が与えられ、そこで最大4年過ごすことになります。個室はガラス張りで、円形であるクムナティアの構造上、プレイヤー同士の相互監視となっています。また臨戦態勢にならない限り個室を出ることは出来ません。この環境に置かれることにより急激なストレスが蓄積され、複数のプレイヤーの殺戮行為が頻発します。最後まで生存しているプレイヤー、最も他プレイヤーを殺害したプレイヤーに報酬が支払われた後に遊戯は終了となります。

レストランを兼業するトカルファムール参加受付会場。ここで賭けるプレイヤーと額の申請、勝ち金の受け取りができる。食事をしながら大画面高画質モニターでマギカティコンのライブ映像を見ることもできる。
マギカティコンの賞与が誰に支払われるかを予想する運営公認ギャンブル『トカルファムール』が活発的です。トカルファムールは前述した最後まで生存しているプレイヤー、最も他プレイヤーを殺害したプレイヤーが賭博対象になっている他、プレイヤー1がプレイヤー2を殺すだろうといった「状況予想」の賭けも可能です。
体験談・逸話
ユニバース1887 惑星ショグニス 首都アブノベッサ 惑星政府高官ネドーリョ=ノワン
エルマ外教の皆様がここに来てからというものの、我々の楽しみは向上と発展にあふれ続けています。その最高傑作とも言える結晶がクムナティア、マギカティコン、トカルファムールです。
今までの我々の娯楽の定義は「自らが参加すること」により焦燥と快感を得るということでした。盤上で行われる模擬戦争、札と札をぶつけ取り合う神話の再現、目利きや口利きによる格付けなど、我々は技術の進歩と共にあらゆる娯楽を開拓してきました。
ですが、足りなかった。我々の文明が大きくなるほどに、血沸き肉躍る非日常の最先端を行くような「娯楽」が必要だったのです。ですが自ら進んで怪我をしたいものなどいるはずもなく、ただただそのジレンマに踊らされて無為に日々を過ごすだけでした。その欲求が破裂しそうになった時に皆様、エルマ外教の遷教師の皆様が素晴らしい「娯楽」を運んできました。
それから私たち国家運営者はショグニスの土地と技術と財産の多くを費やしてあの監獄を作りました。内部の環境から発生する極度のストレスに加えてプレイヤーの何割かには「~人殺せばここから出られるよ」「あのプレイヤーが君を殺そうとしているよ」と吹聴しているため必然的に殺し合いが発生します。
ああ、もちろんプレイヤーには他次元で重い罪を犯した者、余命が幾ばくも無い者、身寄りがなく将来の展望が無い者しか使っていません。救いを差し伸べない行動は教義に反しているため信徒の皆様との反発も少なくありませんが、そんな皆様もこの惑星の『サービス』に満足していただけることで、多大なるご理解を賜っています。それどころか新たなプレイヤー候補のリストアップまでくださる方もいらっしゃる。運んできてくださった「娯楽」の件も合わさって、エルマ外教の皆様には感謝してもしきれません。
ソース: https://pxhere.com/ja/photo/172
ライセンス: パブリックドメイン/CC0
著作権者: 不明
公開年: 2016
ソース: https://pxhere.com/ja/photo/1254142
ライセンス: パブリックドメイン/CC0
著作権者: 不明
公開年: 2017
使用させて頂いた設定: エルマ外教
作成者: チーム: はぐれメタル×4(indonootoko様、
Mitan様、
snoj様、
stengan774様)

意外性のあるオチと、ラストで明かされるビジュアルの強烈さが印象的でした。記事のコンセプトとしては成功していると思います。
気になったところは現地紹介です。
少し文脈の繋がりが弱く、「自然風景は皆無」な理由付けとして薄くなっているように思います。例えば「過剰な都市開発が推し進められた結果として惑星全体に高密度の建物群が存在しているため、森林や山脈といった自然風景は環境破壊によって皆無です。しかし崩壊した自然環境の代替として化学的合成技術によって大量の空気や食料を生産しているため、要酸素生物の信徒も生存は可能です。」などと補うとより分かりやすいかもしれません。
ここが少し分かりませんでした。「惑星面積の約7割を娯楽施設に費やしている」ことと「総人口は低め」であることが上手く繋がっていない印象を受けます。例えば「原住民の総人口は他の類似したユニバースに比べ低めですが、惑星面積の約7割を娯楽施設に費やしているため、居住区域は非常に限られています。」といった感じならば分かるのですが……。
またこれは適宜取捨選択して頂きたいのですが、画像を追加するとより効果的な演出が出来るかもしれません。
https://pxhere.com/ja/photo/1365229
https://pxhere.com/ja/photo/1336474
https://pxhere.com/ja/photo/744118
たとえばこうした画像を使うと、一枚目なら「文明の灯が隅々まで行き渡った歓楽街」のような印象を与えることが出来ますし、2枚目なら「古代ローマのコロッセオのような闘技場を作り、悪趣味な決闘に熱狂している」要素を強めることが出来るかもしれません。3枚目なら「科学技術によって自然を失った星」感が出るでしょう。
この三枚は単純に私の好みで選びましたが、他にも良さそうな画像があれば、視覚的演出の補強として追加してみることをオススメします。
現地紹介の表現部分が少し弱いということで、stengan774様の表現を使用させて頂きます。また、画像が良いものが見つからなかったのですが少し探してみようと思いました。重ね重ね批評してくださり御礼申し上げます。