嘘のコンテスト参加作品

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アイテム番号: SCP-2955-JP

オブジェクトクラス: keter

特別収容プロトコル: SCP-2955-JPの根本的な収容は現時点では不可能です。SCP-2955-JPの被害拡大を回避するための方法がいくつか提言されていますが、そのどれもが最低でも日本全域に渡る大規模な記憶処理を複数回伴う方法であるため実行は無期限に中止されています。SCP-2955-JP担当職員は複数の記憶処理による人間の身体への影響を回避する収容方法を提言してください。

説明: SCP-2955-JPは財団日本支部がオブジェクト隠蔽のために流布したカバーストーリーが不明な手段で改竄される現象です。SCP-2955-JPによって改竄されたカバーストーリーは異常存在を認知していない一般人の間で浸透していきます。その浸透方法は噂話、インターネット、テレビの番組など様々な形で広まります。改竄されたカバーストーリーを見聞きした一般人の殆どは、確実ではありませんが、その話を本当だと信じることはありません。
財団がSCP-2955-JPを初めて補足したのは2955年4月1日ですが、それより前からSCP-2955-JPは活性状態にあった可能性があります。当初、オブジェクトとして認定されていなかったSCP-2955-JPの対処方法として「新しく用意したカバーストーリーで上書きする」「記憶処理を実行する」が施されていましたが、SCP-2955-JPの被害速度を遅延する事はできるもののSCP-2955-JPによるカバーストーリーの改竄が再発生するため、財団は正式なオブジェクト指定および前述の対処方法の撤廃を行いました。SCP-2955-JPの収容方法としては「カバーストーリーの完全撤廃」も提言されていましたが、他オブジェクトの特別収容プロトコルへの影響が懸念されているため実行には至っていません。2955年8月1日現在SCP-2955-JPによって改竄されたカバーストーリーは確認されているだけでも78件存在します。
SCP-2955-JPの特徴として、改竄されるのは「オブジェクトのカバーストーリー」のみであり「オブジェクトそのもの」に影響を与えないため、現時点の異常では財団の敷いたヴェールを脅かすものではありません。しかし原則としてカバーストーリーはKeterクラスを中心とした、いわゆる「財団のサイトに収容できないオブジェクト」の隠蔽のために行われているため、異常性が変化し、オブジェクトに影響を及ぼす前にSCP-2955-JPの可及的速やかな収容が求められます。

SCP-2955-JPの影響に曝されたカバーストーリーの一例:

アイテム説明: SCP-T8bz。存在しないアニメの主人公のぬいぐるみ。赤を基調としたドレスに身を包んだ女児の外見をしており、一定の明るさを下回った状態で視認した人間の不特定多数の骨を折る。全国で30を超える被害件数が上がっており、個体数が不明なため財団は回収を急いでいる。

元のカバーストーリー: 交通事故による骨折。

改竄されたカバーストーリー: 夜道を歩く男がいた。男は明かりを持っておらず、また人気のない道だったので、非常に視界が悪かった。突然男はすねとあばらのあたりに酷い痛みを感じた。男が大声で助けを呼んで、しばらくしたら帰りが遅くて心配した男の家族がどこからか助けに来て男をおぶって助けた。何日か過ぎて、それは「裂けくち入れ歯」という妖怪のせいだと知った。体を持たないその入れ歯は、人目を忍んで人間の骨にかぶりつくという。

アイテム説明: SCP-9NE8。██県██市の駅前公園に出現した材質不明の現代アート作品。オブジェクトから約半径5m以内に存在する生命体の鼻腔からホッキョクギツネ(Vulpes lagopus)を出現させる。

元のカバーストーリー: 遊具設置のための工事および近隣の動物園からキツネの脱走。

改竄されたカバーストーリー: 相模国の海沿いの村におチエという女がいた。村で一番顔立ちが整っていたが、子供の頃から無口で表情を表に出さない性格だったので、村のみんなは邪険とまではいかぬものの、どう接すればいいかわからないでいた。ある日、おチエが田島のじいさまの家の前を通り過ぎようとすると、庭先に咲いていた花を見つけて目を輝かせた。おチエはこの花をもらっていいか田島のじいさまに直談判し、別に構わないと返答を受け取った途端におチエは満面の笑みを浮かべた。じいさまはこの子は花のことになるとこんなに饒舌になるのかと驚いたと同時に、この子のためにもっと花を植えてやろうと喜んだ。その話は村中に広まり、若い男たちはこぞっておチエに花を送った。ある夜のこと、村中に甘ったるく鼻がつうんとするような匂いが充満した。眠れないほどの匂いであったため、大人たちは夜通しで匂いの原因を探し回った。子の刻になる頃、砂浜の方に行くと、そこに一匹の狐がいた。狐は二足歩行で立っており、おチエの服を着ていた。狐は大人たちの姿を見つけると一目散に海に飛び込んだ。狐のいたところに近づくと、そこには地面を埋め尽くすほどの花が置かれ所々が狐火によって焼かれており、花の焼けた匂いが風にのって村に流れていた。以来、この砂浜には稲荷神社が建てられ、そこのお賽銭箱にお賽銭を入れるとかすかな花の匂いがするという。

アイテム説明: SCP-6AVN。████スーパーから発見された█████社のプッシュ型ハンドソープ36個。中身を手に出すと約1秒後に日本国の排他的経済水域のいずれかのポイントから動物の骨や腐肉が大量に浮き上がり、上空に不自然に発生した雲に吸収される。動物の種類は豚、鶏、鹿、犬の4種類。SCP-6AVNを使用し手を洗った人間は「ステーキハウス「スピカ」に行きたい」という欲求を持ち始め、肉料理を好んで食べるようになる。ステーキハウス「スピカ」という店は今日まで存在しない。この様子を撮影した動画が複数インターネットにアップされている。現在は削除済み。

元のカバーストーリー: 未公開の映画のワンシーンの流出。ステーキハウス「スピカ」は作中に出てくる店。

改竄されたカバーストーリー: ある夜に、目を覚ました一人の男が用をたそうと厠に行った。すると中から何やら物音がするので、先客かなと思い目を凝らしてみると、10尺はありそうな禿頭の大男が、厠の中でごそごそとしている。男はびっくりして大男に何をしているのかを尋ねると、大男はこう答えた。「おれは気張り入道だ。おれはひとりで大きな畑を営んでいるが、いかんせん大きすぎて肥料が足りない。だから他人の長屋に入り込んで糞や小便を漁ってたんだ。頼む、このことは黙っててくれないか。もちろん礼はする。」男は起きたばっかりで頭が働いていなかったのと、入道の迫力に気圧されて首を縦に振ってしまった。それから一週間した後、男が住んでいる長屋の上空から大量の野菜が落ちてきた。


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執筆者: EianSakashiba
文字数: 6069
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批評コメント: 6

最終更新: 24 Sep 2020 15:12
最終コメント: 07 Sep 2020 15:06 by yzkrt

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