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アイテム番号: SCP-2908-JP
オブジェクトクラス: Apollyon
特別収容プロトコル: 報告書作成時点でSCP-2908-JPの収容は不可能であり、財団の全リソースは人類の尊厳ある生活の保護に注力されます。
説明: SCP-2908-JPは地球の上空に発生した形而上的な異常実体です。これまで物理的、概念的共に様々なSCP-2908-JPの収容 無力化作戦を実行しましたがそのすべてが結果を得られずに終了しました。SCP-2908-JPは初期の収容作戦の結果、形而学上の存在であるため物理的に触れることは不可能であることが判明しています。これは財団のいかなる異常科学を用いても改善されることはありませんでした。
前述の特性にもかかわらず、SCP-2908-JPを視認するだけなら通常の目視であっても他の物体と同じように問題なく視認できる点は特筆に値すべきです。一見するとSCP-2908-JPのは主に2つの部位に分類されているように視認されます。
- 地面から突き出し、その途中で空中に向かっていくつか枝分かれしている柱のような部位(以下SCP-2908-JP-1と呼称。)
- SCP-2908-JP-1に支えられ、空を覆うようにして放射状に広がっている布のような部位(以下SCP-2908-JP-2と呼称。)
SCP-2908-JPは2019/07/18に突如としてサイト81管区の特定ポイント地点より最初のSCP-2908-JPが発生した後、24時間以内に世界中2188の地点に出現しそれ以来太陽光、紫外線、雨雲、雪などの外部影響および電波通信、物理的なSCP-2908-JPの突破などの内部影響を全て遮断して地球を覆いつくしています。またSCP-2908-JP-2の内側、地上に存在する私たちが視認するSCP-2908-JP-2は全体的に青みを帯びた黒色であり、その中にペンで走り書きされたような色とりどりの星形の図形が散見される点は特筆に値します。
上述の異常性によって地球は残り█週間以内に人間の住める環境ではなくなると財団の気象観測部門、地理化学部門その他7の部門から算出され、以下の特別収容作戦が決行されました。
試行番号: 81-2908-01
作戦内容: SCP-2908-JPの物理的な収縮による収用
結果: 失敗。SCP-2908-JPはあらゆる物理法則の適用外のオブジェクトであった。
作戦番号: 81-2908-02
作戦内容: SCP-2908-JPの物理的な収縮による収用(いくつかのThaumielオブジェクトの使用可)
結果: 失敗。Thaumielオブジェクトの中には概念的な収納を可能にするものも含まれていたがSCP-2908-JPには何の効果も示さなかった。
以下同様の作戦が開始されたが全て失敗に終わる。
作戦番号: 81-2908-08
作戦内容: 世界オカルト連合との合同によるSCP-2908-JPの物理的な無力化(破壊命令)
結果: 失敗。SCP-2908-JPはいかなる手段、異常理論、オブジェクトを用いても干渉は不可能。
以下同様の作戦が開始されたが全て失敗に終わる。
作戦番号: 81-2908-012
作戦内容: 宇宙船を用いた地球外への脱出。
結果: 失敗。空へと続く隙間はいくつかあったものの、宇宙船が通れるような隙間はなかった。また別次元に転移するポータルも閉じられていた。
以上のことから現在の特別収容プロトコルが制定されました。財団は残存する国家政府および世界オカルト連合との協力により残された生存者に対する保存食の配給、最低限の生活保障、安楽死の要請許可を先導します。
補遺: 2019/08/26現在、全体における約10%の生存者がSCP-2908-JP-1内部から各個人の第一言語によって不明な幻聴が聞こえると発言しました。以下は複数のインタビュー調査によって判明した幻聴の内容です。
雨の夜の日楽しいな 傘がさせるぞ楽しいな
いつも顔見て笑われる 嫌な顔だと殴られる
傘は全てを隠してくれる 父さん母さんくれた傘
ある日2人はいなくなった 雛鳥残して飛び去った
お昼は嫌い学校だから 夜は好き顔を隠してくれる
雨は好き傘をさせるから 傘の中だけが私の居場所
雨の夜の日楽しいな 傘がさせるぞ楽しいな
我々財団はこの幻聴にSCP-2908-JPを無力化させる糸口が存在すると賭け、解析を急いでいます。
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- portal:6139370 (21 Feb 2020 13:55)
CSSのせいでコメント欄も文字も黒色になっており、コメントしにくいです。
下書きの間はこのテーマにしないほうがいいのではないでしょうか。
「財団は残存する国家政府『とおよび』世界オカルト連合との『強力』により」と誤字(?)があります
『とおよび』よりは『と』だけか『および』だけの方がいいと思います
あとすごく書きにくいですねこれ
説明の2行目の収容が収用になってます。
特別収容作戦のなかもおなじ誤字が見られます。
あと、ほかの方もおっしゃってますがすごく書きにくいです。
他の方と同じく批評が滅茶苦茶書き難いのが少々面倒です。私はメモからコピペする形で批評しています。
についてですがこの表記では個体番号の割り振られたSCP-2908-JP個体が居るように錯覚してしまう可能性がありますので「試行番号: 81-2908-01」と言うように、正直極端な例ではあるのですが…
また、状況的にKクラスシナリオの提言も行っても良さそうに思いました。
返信が遅くなり申し訳ありません。そして批評してくださりありがとうございます。
テーマの方取り除かせていただきました。またご指摘頂いた点を修正させていただきました。
見やすくなったので書き込みます。
関係ないんですが「拝読」自体読むの謙譲語であって、自身の下書きを読んでくれた方に対してこのように使ってしまうと自分を持ち上げてるようになってしまいます。お読みいただき~などとしたほうがいいですね(自分もかつて突っ込まれました)。
形而上と実体は語義的に矛盾しているので、ぼやかして異常存在としたほうがいいと思います。
形而学という言葉はありません(調べた限りではない)。誤記じゃないでしょうか。
単に「SCP-2908-JPは視認可能である点は~」でいい気がします。
布のように見えるというのが主観的すぎるように思います。言い換えたほうがいいかもしれません。
長くてわかりにくいです。また列記の部分は中黒を使って
「最初のSCP-2908-JP実例は2019/07/18にサイト-81管区の特定地点に突如として発生しました。その後24時間以内に地球上の計2188箇所に各実例が出現し、太陽光・雨雲・降雪などの外部影響および電波通信や物理的なSCP-2908-JPの突破などの内部影響をすべて遮断し、地球を完全に覆っています。」
みたいにするのはどうでしょうか(紫外線は太陽光に含まれるのでカットしました)。
この部分はもっと先に出すべきだと思います。ひとつ前の話はSCPの性質というより発見経緯的な内容であるため、この見た目という性質に関する部分は先に出しておくべきです。このままだと説明順の流れが悪い気がします。
色とりどりは報告書らしくない表現なので言い換えたほうがいいです。
多分調べたら夜が明けないままのときにどれくらいで地表の温度がどうなってしまうのかなどがわかると思うので、あんまりぼやかさないほうがいいかもしれません。
まだこうなってる部分があります。
そりゃあ形而上学的なものに物理法則が効くのか……?と思ってしまうので、概念的なアプローチをしなくちゃいけないんじゃないでしょうか。これみたいな実験を繰り返しているのが微妙だと思いました。
傘で覆うという性質に対して繋がりが全然見えなくて都合よさを感じてしまいました。
いきなり報告書らしさがなくなって感情的になっているように感じます。特に「賭け」というのは報告書らしくありません。
「現在上記の内容にSCP-2908-JPを無力化する糸口があると予想し、意味合い等の分析を行っています。」
みたいな感じでしょうか。
やたら規模が大きく強力なオブジェクトかつメモ落ちの内容だったので、かなり陳腐に感じました。物自体を危なくしたいのであればメモ落ちの内容を変えるかストーリー自体を変えるかしないといけなさそうですし、例えば特定の一か所に出てきた傘というように規模を小さくすることで無理のない設定やストーリーにして方向性を変えることもできそうです。特に規模を小さくできれば、雰囲気重視の記事にもできるかもしれません。
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