インシデント記録XXX-JP

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日時：20██/█/21

場所：サイト-81██内

序文：SCP-XXX-JPはインタビューが行われる直前、協力的な態度を翻し、警戒のなされない状態でこの収容違反を起こしています。SCP-XXX-JPによって殺害された人物の合計数は███に及び、このインシデント以降SCP-XXX-JPはKeterクラスに分類されました。
また、このインシデント記録は監視カメラに記録された映像等をもとに██博士の後任としてSCP-XXX-JPを担当する███博士によって編集されています。

十二時五分四十秒:インタビューを行うため、██博士がSCP-XXX-JPの収容チャンバーの扉を開く。

十二時五分四十三秒:██博士が扉を閉めようと振り返った次の瞬間、██博士が突然倒れる。¹

十二時六分三十秒:SCP-XXX-JPが収容チャンバーの扉から部屋を出る。

十二時七分零秒:機動部隊ヰ-3("消音器")²がSCP-XXX-JPをサイト-81██内で発見。現場では█人、SCP-XXX-JPの通ったと推定される廊下、基その周辺の個室、Dクラス職員収容寮、研究室等では███人の遺体を確認。

十二時八分三十一秒:機動部隊ヰ-3がSCP-XXX-JPによって壊滅。█人が死亡、█人が視覚、聴覚を喪失。³サイト81██から職員は待避、廊下に隔壁を出現させSCP-XXX-JPの進路を阻害。サイト-81██を一時閉鎖。

十二時八分五十二秒:SCP-XXX-JPは混乱する素振りを見せながら移動を再開。即席機動部隊ヱ-3（"サプレッサー"）が編成される。

十二時二十分四十七秒:機動部隊ヱ-3とSCP-XXX-JPが交戦を開始。機動部隊ヱ-3はSCP-XXX-JPに向けて短機関銃を発砲。SCP-XXX-JPの脚部に被弾。この際70kHzの超音波が観測された。どちら側の拡声器によるものかは不明。

十二時二十五分十三秒:SCP-XXX-JPがミーム的な性質を持つと推定される音階を発生させる。機動部隊ヱ-3はミーム対抗措置、防音装備によって影響は受けていない。

十二時二十五分四十秒:SCP-XXX-JPは███KHzの超音波を発生。機動部隊ヱ-3の内四人が死亡。後に原因は内臓の破裂と判明。

十二時二十六分八秒:カメラにノイズが発生、監視カメラでの記録映像はここで途切れる。

十三時十分秒不明:機動部隊を-12("対抗者”)⁴、機動部隊ゐ-3-("ノイズキャンセリング")⁵、機動部隊ゑ-21("不文律")⁶によってSCP-XXX-JPが再確保される。

十三時十五分四十七秒:SCP-XXX-JPが収容チャンバーに再収容。