このページの批評は終了しました。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPの90m間双方に鉄製の施錠扉を設置し、さらに周囲をフェンスで囲むことで一般人の侵入を防ぎます。また扉前には一般人のためのカバーストーリー「地盤崩落の危険性による坂封鎖のお知らせ」を記した看板を設置してください。
説明: SCP-XXX-JPは東京都██区に位置する█山の山中に存在する坂です。特徴として長さ90m、高低差13m,平均斜度8度であることが分かっています。
SCP-XXX-JPの異常性は当該オブジェクト上で人間が転倒と見做される行為ののちに発生します(以下‐1)。‐1はその自身が持つ名字を自らの名字として認識することが不可能となり、自身の本名はファーストネームのみであるかのように振舞います。これにより発生する諸般の生活上の障害に伴い様々な事例(別紙参照)が報告されています。しかし「自らの名字」として認識しなければ名字の記録、発音は可能です。‐1の異常性の発現とともに当該オブジェクトにも異常性が発現します。この坂の名称を表すミームは、‐1による転倒が発生した時点からその名字を持ちます。当該オブジェクトが持った名字は切り離すことができません。
収容以前に当該オブジェクトを多数の人間が山登りや遠足等で利用し、一部の人間が転倒したことによりミーム処理が行われ衛星写真等で文字化けが発生したため当オブジェクトの発見に至りました。加えてSNS等で当該オブジェクトの名称に関して一切触れられなかったため当該オブジェクトは名字が羅列している名称に関してその状態を異常と認識させないという特性を持ち合わせていると考えられています。
また財団は当オブジェクトの被害者の一人である尾羽悟氏のインタビューに成功しています。(インタビューログXXX‐2参照)
インタビューログXXX‐2
対象: 尾羽悟インタビュアー: エージェント██
<録音開始>
エージェント██: まずあなたのお名前をお聞きしてもよろしいですか?
尾羽悟:悟です。
エージェント██:わかりました。ではこの写真が何かわかりますか?尾羽悟:その坂なら確か█山に上ったときに途中に使った記憶があります。恥ずかしながらそこで盛大にこけてしまって。名前は確か「宮田山崎佐藤(橋の名前がしばらく続く) 尾羽(橋の名前がしばらく続く)坂」でしたっけ。
エージェント██:はい、ありがとうございます。次に最近日常生活で困っていることはありますか?
尾羽悟:あります、あります。この頃名前を間違えているといわれることが多くてですね。そのせいでいろいろと苦労しています。
エージェント██:具体的に教えてください。
尾羽悟:はい。この前新車を買おうと思って店に行ったんです。それで最後にあと署名するだけになったんですがそれで書いたらフルネームでお願いしますって。何言ってんのかと思って。らちが明かないのですごく恥ずかしかったんですけど両親呼んで。両親からなんか変な文字見せられてこれを映せって言われてやってうまくいきました。
エージェント██:それは大変でしたね。ほかには何かありますか?
尾羽悟:会計するときでしたね。「ここに署名お願いします」って店員さんに言われて書いたらまた「フルネームでお願いします」と言われ。その時は両親から「フルネームでお願いします、って言われたらこの文字を映しなさい」と言われてたんで何とかなりましたけど。店員さんとお客さんの視線がもう…店から出るときには顔が沸騰してましたよ。名前は間違えてもなんとかなりますが周りの反応がつらいですよ、それに両親が心配して精神科に連れてくって。私はどうしたら。あとみんな過度に優しくなりました。「そんなにストレス感じてたのね」とか言われて。ここだけの話、それで僕の浮気の話題から一気にそれてなんとか乗り切れそうなんです。
エージェント██:なるほど、これからも苦労されると思いますが頑張ってください。これでインタビューは終了です。ありがとうございました。
<録音終了>
ページコンソール
批評ステータス
カテゴリ
SCP-JP本投稿の際にscpタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
本投稿の際にgoi-formatタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
本投稿の際にtaleタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
翻訳作品の下書きが該当します。
他のカテゴリタグのいずれにも当て嵌まらない下書きが該当します。
言語
EnglishРусский한국어中文FrançaisPolskiEspañolภาษาไทยDeutschItalianoУкраїнськаPortuguêsČesky繁體中文Việtその他日→外国語翻訳日本支部の記事を他言語版サイトに翻訳投稿する場合の下書きが該当します。
コンテンツマーカー
ジョーク本投稿の際にジョークタグを付与する下書きが該当します。
本投稿の際にアダルトタグを付与する下書きが該当します。
本投稿済みの下書きが該当します。
イベント参加予定の下書きが該当します。
フィーチャー
短編構文を除き数千字以下の短編・掌編の下書きが該当します。
短編にも長編にも満たない中編の下書きが該当します。
構文を除き数万字以上の長編の下書きが該当します。
特定の事前知識を求めない下書きが該当します。
SCPやGoIFなどのフォーマットが一定の記事種でフォーマットを崩している下書きが該当します。
シリーズ-JP所属
JPのカノンや連作に所属しているか、JPの特定記事の続編の下書きが該当します。
JPではないカノンや連作に所属しているか、JPではない特定記事の続編の下書きが該当します。
JPのGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
JPではないGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C-
- _
注意: 批評して欲しいポイントやスポイラー、改稿内容についてはコメントではなく下書き本文に直接書き入れて下さい。初めての下書きであっても投稿報告は不要です。批評内容に対する返答以外で自身の下書きにコメントしないようお願いします。
- portal:6109519 (11 Feb 2020 06:43)
サイトスタッフです。
こちらの下書きはこちらのものと同一の記事の下書きであると思われます。
同じ内容の下書きで複数ページを作り、批評を受けようとする行為は、age行為と見なされ「サイトルール:義務:2.議論:8.スパム的投稿」に抵触します。よって、こちらの下書き批評ページについては批評終了状態としました。改稿を行った後に再度批評を募集する場合でも、1度批評を募集した場合、こちらの下書きページで批評募集を再開するようにしてください。