夏蜜柑の騎士: 第零話
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「──弾丸補給完了! 整備四班下がれ! 連中はすぐそこまで来てる!」

「隔壁展開完了! 作業終えた整備班から一つずつ銃を取れ! 弾倉は一人四個までだ! ……セキュリティスタッフはどこで油売ってんだよォ。」

「ここに来る前に装甲車ごと焼かれたらしい。普段から工作員の処刑や賭けしかやってなかったような連中ではあったが、GOC排撃班ゴックスめ。今回は手加減してくれないみたいだ。」

「雷光機関の安定を確認。全動力系統異常無し。パイロットは……江間えまさんと猪狩いかりさんはまだか?」

「ここにいる。」

 青くてダサいツナギとバイク用ヘルメットに身を包み、整備班の列を押し退け、目の前に立ちはだかる巨大ロボへと駆け出す。昇降装置によりコックピットへと運ばれながら、慌ただしく駆け回る整備班を見渡した。誰も俺のことは見ていない。

「」

東弊重工仙台支社襲撃事件

概要報告書第一版


発生日時: 1998/02/12 08:35

発生場所: 東弊重工仙台支社

被害範囲: 省略

人的被害: 省略

補足:

  • 当該事件から生還した社員はTH-G計画制御部門研究開発主任である江間えまあらたのみである。当該人物は事件当時、本社施設への緊急脱出用転移術式を構築しこれを逃れたと述べた。

──1998/02/13/ 09:00

「──ご苦労様。災難だったね。」

「いえ、どうも。」

 ──広い会議室にただ二人、俺と篠原しのはら部長の事後面談が始まった。昨日の爆発音や悲鳴が頭の中で木霊しているせいで正直内容が頭に入ってこない。

「えっと……あれか。江間君だな。制御部門開発実行班班長。国立高専卒の勤務四年目。」

「はい。」

「ふーむ。」

「」

「テレビ点けろ」

東弊警備保障壊滅伝
──夏 蜜 柑 の 騎 士Knight of Summer-Orange: 第零話

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