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アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Safe Euclid
特別収容プロトコル:
SCP-XXXX-JPは、一般的なアタッシュケースに入れた後、低危険物収容ロッカーにカギをかけて収容してください。実験を行う際は、クリアランスレベル4以上を持った職員の許可が必要です。
SCP-XXXX-JPをDクラス職員に実験を行う際は、1人~2人以内に限定してください。Dクラス職員は、担当職員3名(担当研究員1名・クリアランスレベル4以上の記録監視員2名)と同伴の元、収容施設より20km離れた、縦200m、横20mの専用射撃場まで行き実験を行ってください。
また、他のSCPオブジェクトの模範が可能ですが、被験者にKeterに分類されるSCPオブジェクトに関する映像・画像を見せたうえでSCP-XXXX-JPを持たせることは禁止されています。実験後は、被験者に元のSCP-XXXX-JPの映像もしくは写真を見せた後、アタッシュケースに戻すよう指示してください。その後記憶処理Aを施して終了させてください。
説明: SCP-XXXX-JPは、地球上のどの物質でもない未知の無機物から構成されているハンドガンです。全体的に黒い光沢が見られますが、SCP-XXXX-JPのいくつかの隙間からオレンジ色の光が発光しています。オレンジ色の発光体を視認、一部の皮膚に接触した際に、対象には、動くものを破壊するという凶暴性が増大します。しかし、保持している人間以外が視認、接触したとしても、凶暴性が増大したという報告はありません。
SCP-XXXX-JPは人間がSCP-XXXX-JPを手に保持した瞬間に活性化し、その異常性が現れます。SCP-XXXX-JPを人間が手に保持した瞬間、その対象が思い描いたものに近い銃、または他のSCPオブジェクトの特性を受け継いだ銃へと変形することが確認されています。SCP-XXXX-JPを手で持った人間が思い浮かべたSCP-XXXX-JP(以降SCP-XXXX-JP-Aとします)を手放してたとしても、その形状を保持したまま存在し続けます。ただし、別の人間がSCP-XXXX-JP-Aを手で持った瞬間、SCP-XXXX-JP-A-1へと変形します。
SCP-XXXX-JP-1は、SCP-XXXX-JP-Aを直接手で触れた場合のみ活性化し、瞬時に変形した武器のことを指します。無機物・死んでいる人間・人型の生物が持った場合、SCP-XXXX-JP-A及びSCP-XXXX-JP-A-1へと変形しません。
SCP-XXXX-JPは2██2年/█月/█日に映像解析により、███・ストラトスという軍隊がSCP-XXXX-JPが██戦争時に使用されているところを、財団職員がSCP-██を調査中に判明しました。財団職員の一人が、SCP-██を調査中、偵察用飛行機から上空1000mから、地上に人と思わしき影といくつかのオレンジ色の発光体と白い煙が確認されました。
その後、高性能航空カメラからその人影と発光体を鮮明に映した拡大映像を撮影。2時間にわたり観察したところ、最初の30分は重火器・小火器数種類のみで戦っている映像だけでしたが、その後、地球上のものでは再現不可能な銃が出現。財団職員がそのビデオ映像を財団へ提出。その後のビデオ映像解析により、そのオブジェクトの異常性が認められ財団の調査対象に入りました。
その後、財団職員が██戦争について、情報収集している際、再度ビデオ映像を解析すると、SCP-XXXX-JPの使用者が未成年者だということが判明しました。そこから財団職員は、一般に公開されていない学校、もしくは訓練施設があると断定し、軍事施設のデータベースにアクセスし、ビデオ解析で出現した武器と一致しているものがあれば、██戦争にいた軍隊だと特定できることに気づきました。
そして、
インタビュー記録
日付: 2██2/█/█
担当者: ブライアン博士
SCP-XXXX-JP-A使用者: ███・オードナー
<記録開始>
ブライアン博士: それでは███・オードナーくん。いくつか君に質問したいことがあるのだがいいかな?
███・オードナー: ブライアン博士だっけ?どうぞよろしく。
ブライアン博士: それではさっそく質問させていただきますね。
███・オードナー: まず何から聞きたい?
ブライアン博士: 率直なところ、君の使っている武器に興味を示してね。少しお話してもらえないかな?
███・オードナー: あの武器のこと?いいけど、あまり変なことは聞かないでほしいな。
ブライアン博士: 質問は1つ~2つまでと上のほうから言われている。そんなに時間はかからないから心配しないでほしい。
███・オードナー: そう。それなら心置きなく話せるね。改めてよろしく頼むよ。
(しばし、沈黙が流れる)
ブライアン博士: まずは、その武器がどういうものに変化がするのが知りたくてね。
███・オードナー: なんだそういうことか。一般的な陳腐なハンドガンから、ロケットランチャーのような重火器、ここの地球上では再現できないようなビーム兵器にもなれる。まさに夢そのものが実現する兵器なのさ。
ブライアン博士: それは実に興味深いね。どうもありがとう。では、その武器はいつ頃使っているのかな?
███・オードナー: 使用履歴を聞くだなんて、ずいぶんと悪趣味な博士だな。まあいいよ。話してあげる。
███・オードナー: あの武器は、僕が今いる軍隊に入るときに入隊意思の証として配布されたんだ。僕以外にも入隊希望者がいたけど同じ手順を踏んで、今に至るよ。
ブライアン博士: 続けて。
███・オードナー: それで僕は、入隊することを決意して、その武器が入っているアタッシュケースを受け取ったんだ。その場で開けてみると、陳腐なハンドガンだったから、思わず顔をしかめてしぶしぶ手に取ったけど、僕がアッと思った瞬間には、陳腐なハンドガンとはかけ離れた美しいものになったんだよ。
ブライアン博士: で、今君が使っているビームガトリングガンになったというわけだね。それを持っているとき何か強迫観念に襲われたとかそういう経験はないかな?
███・オードナー: 何か知らないけれど、そのSCP-XXXX-JPを使っているときは、僕自身がなんていうんだろう、凶暴性が増すのかな?そういった感覚が常にとらわれていた。いまその武器が手元にあったら躊躇なくブライアン博士を殺しているだろうね。
ブライアン博士: おぉ、それは怖い。██戦争で君が出撃していた時に、どうも顔がこの世のものではない顔になっていたのも納得するね。
███・オードナー: いつどこで監視していたのかはわからないけれど、上空から██戦争の様子を撮影していたってことは、僕が所属している軍隊から何度も聞かされたよ。あの後はかなりめんどくさかったなぁ。変な書類を数十枚書かされるし、2週間出撃禁止だって通告されたときはかなりショックだったよ。その時出撃していたほかのやつらも同じことしていたようだけど、それでも嫌だったなぁ。
ブライアン博士: なるほど、ありがとう。最後に、私ブライアン博士に聞きたいことはあるかな?
███・オードナー: 僕に何か隠し事していない?
ブライアン博士: 隠し事?あぁ、もちろん。一つ。そのSCP-XXXX-JPと呼んでいるものは実に危険だ。なので君が所属している軍隊は我々財団の監視下に入った。しばらくは、研究対象にさせていただく。
二つ。実は、既に君が話している人たちのことでね。君と同様、同じくインタビューを受けてもらって、その後記憶処理をしている。以上だ。███・オードナー: おい、それってつまり・・・。
ブライアン博士: すまない。そういった決まりなんでね。首にはされたくはないんだ。
<記録終了>
その後、軍隊の最高責任者███博士へ接触。███博士に研究のためSCP-XXXX-JPを収容施設へ移動したいと交渉した。しかし、███博士はこれを拒否したため、記憶処理を用いて、軍隊施設内に侵入しSCP-XXXX-JPを押収した。
その後、財団職員はSCP-XXXX-JPを一般的なアタッシュケースに入ったまま、Safeクラス用輸送用トラック内に確保。低危険物収容ロッカーがある施設まで輸送し、アタッシュケースに異常性がないことを確認されたうえ、カギをかけ収容されました。
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- portal:6101615 (08 Mar 2020 23:32)
SCP-XXXX-JP 変化銃の修正版になります。
変更点は以下の通りです。
以上を踏まえて批評お願いします。
拝読しました。
「なんかすごい武器だぜ」というオブジェクトで終わってしまっている印象を受けました。
オレンジ色の発光要素があまりうまく構成に組み込めておらず、『もう一人の僕』などオブジェクトとの関係が不明瞭な意味深なだけのノイズもいくつか見られます。以前のVerの批評で何らかの元ネタがある旨の回答をされていましたが、一度モチーフを開示した方が適切な批評を受けられるかもしれません。
以上となります。
執筆の一助となれば幸いです。
Kigoremonさん、コメントを拝読しました。
1つ目、確かにおっしゃる通り、なんかすごい武器だけという印象しか受けないのは事実です。
このSCPオブジェクト文書を作ろうと思ったきっかけは、変形する銃に何か元ネタにはなかったSCPならではの異常性を加えて発表したかったのがきっかけです。それが私のモチーフです。
オレンジ色の発光体に触れたり、視野に入ったりすると何かミーム汚染や情報汚染を起こすとかそういったものを追加したらよいのでしょうか。
SCP-XXXX-JP-A-1へと変形する実験記録がないということですが、そうなると実験方法の見直しも検討しないといけませんね。被験者は1人⇒1~2人以内に変更してみます。
2つ目に、インタビュー記録までの経緯があまりにも唐突すぎるということが言いたいのでしょうか?
確かにそうです。インタビューに至った経緯は書いている最中には思いつかなかったため、保留にしていました。
戦争中にインタビューしたのか、それとも財団施設内なのか、いずれにしろはっきりさせる必要があるということですね。
3つ目に、黒塗りにしている理由は、元ネタに出てくる武器名そのものだったので、それを開示してしまうとまずいのではないかと思って黒塗りにしました。
なので、その部分は一般的な銃器名に変えようかと思います。
4つ目に、SCPオブジェクトへ変異させようと思った動機に至る実験は、ほかの種類の武器→武器以外の物品→生物などへ変化する実験といったようにすればよいということですね。ぜひ採用させていただきます。そのあとは何とか頑張ってみますが、またわからない場合は、フォーラムのほうで質問を促してみます。
以上貴重な批評をありがとうございます。
少し言葉足らずな気がしたので補足+確認させていただきます。
「変形する銃」の元ネタが何かあるということでしょうか。であればそれが何か明示してしまったほうが他の方も批評しやすいように思います。
現状ではSCP-XXXX-JP-A-1が言及されているのは以下の箇所だけです。
「SCP-XXXX-JP-A-1は何か?」という一番肝心な部分の説明が存在しません。実験記録を増やす前にまずはその説明を入れて、情報を整理してみると良いのではないでしょうか。
表記について
内容面
全体的に
このまま投稿されたらDVします。
まず、微妙なフォーマットの揺れや文章のねじれが見られます。これは読む上で大きなストレスとなるため積極的に修正するべきです。ある程度区切りがつくまで書いたらその文を音読して下さい。その過程で違和感を感じる部分は読者にとって大きく違和感となる部分です。
次に、盛り上がりがありません。全編を通して変形する銃について記述しているだけに留まっており、面白さを感じるまでに至っていません。この報告書で最も"ウリ"になる部分を予め明確にするとよいです。
報告書の"ウリ"を考える上でお勧めなのは「この報告書を読んだ読者にどんな感情を持たせたいか?」を考えることです。この考えはSCPの報告書中の展開を作るうえで道標になってくれます。まず、これをはっきりさせると改善がしやすくなるかもしれません。