望まぬ救世主

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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは基本的にサイト-8137サイト-8194の人型生物収容室に収容します。
SCP-XXX-JPに対しては24時間体制で監視を行い、SCP-XXX-JPの収容違反が発生した場合は、直ちにサイト管理者及び本オブジェクト担当者への報告を行ってください。
収容違反の後SCP-XXX-JPを発見した場合、速やかに再収容を行った後SCP-XXX-JPに対する聞き取り調査及びメンタルケアを行ってください。

説明: SCP-XXX-JPは、20代の日本人男性です。
SCP-XXX-JPの身体的特徴は同年代の一般的な日本人男性とほぼ差異はありません。
SCP-XXX-JPの異常性は、オブジェクトの周辺約10km以内で何らかの事故、事件が起こった場合発現します。
事故または事件が発生すると、SCP-XXX-JPが瞬時に現場へ出現し、被害者一人あるいは一団体を救助した後消失、その後直前までいた場所へ再出現します。この際SCP-XXX-JPが致命傷を負った場合、SCP-XXX-JPは一時的にその場から消失し、数日後に死亡した場所に再出現します。
SCP-XXX-JPによって救助された人物は、例外なく事故及びSCP-XXX-JPについての記憶を全て喪失しています。
SCP-XXX-JP自身は、財団及び財団職員に対し友好的な姿勢を見せています。
SCP-XXX-JPは現在うつ病を患っており、財団による定期的なメンタルケアが行われています。

補遺: インタビュー記録SCP-XXX-JP

対象: SCP-XXX-JP

インタビュアー: エージェント・███

<録音開始>

エージェント・███: では、インタビューを開始します。SCP-XXX-JP、よろしいですか?

SCP-XXX-JP: …はい。

エージェント・███: ではまず、貴方が自分の異常性を認識したのはいつ頃のことですか?

SCP-XXX-JP: ぼんやりと変だなぁと思い始めたのは小学生くらいのこと…だったと思います。あの頃は死ぬことも助けた人が僕を忘れたりすることもなかったですし、単に自分って何だか人を助ける機会が多いなぁって感じで。それに関して深く思うところもなかったですし、むしろやりがいを感じてもいましたから。

エージェント・███: …幼少時は現在とは異常性が異なっていたということですか。では、異常性の変質に気付いたのはいつ頃のことですか?

SCP-XXX-JP: 最初は高校生になってからですかね…。その頃から助けた人が事故のことを覚えてないってことが増えたように思います。最初はちょっと驚きましたけど、余程ショックだったんだろうなとか、そもそも事故に遭った記憶なんて覚えてない方がいいんじゃないかと思って特に疑問には思いませんでした。

エージェント・███: …その頃からもう異常性が変質していたと。では今の異常性が発現したのは…?

SCP-XXX-JP: えっと、僕が社会人になって2年くらい経ったころですかね。…あの頃は本当にやること為すこと上手くいかなくて、いっそ死んでしまいたいと思うようになって。でも、どうせなら最後は人を助けて死ねたらなって思ったんです。今思えば、ただのエゴでしかなかったのかもしれませんが。…日々そう思っていたら、ある日踏み切りで倒れてる酔っ払いを見つけて、すぐに助けなければと思いました。踏み切りの中に入って、酔っ払いを引きずって、どうにか線路の外に出して。多分急げば自分も間に合ったかもしれませんが、周囲に彼以外特にいませんでしたし、何となくここでなら一人で死ねるかなと思ったんです。それでしばらく線路に佇んでいました。後は近づいてくる列車のライトと一瞬の激痛以外、特に覚えてることはありません。

エージェント・███: それが初めての実例ということですね。

SCP-XXX-JP: はい。ああこれで死ねるんだなと思ってたんですけど…気が付いたらまたあの踏み切りにいて。死に損なったのかなと思ったんですけど、激痛を感じた割には傷なんてどこにもないし、病院にいるわけでもないし、変だなって思って。とりあえずその日は家に帰ったんですけど、そしたら母にどこ行ってたんだって泣きつかれたので、そこで自分が数日意識をなくしていたってことに気付いたんです。これはいよいよおかしいと思って、怖くて、その日はずっと自分の部屋に籠っていました。次の日からは週に1日くらいのペースで事件に巻き込まれるようになって、その度に人を助けて、忘れられて。それで色々考えるうちに、わかってしまったんです。

[警報音]

SCP-XXX-JP: ああ、全部自分のせいだったんだなって。だから[SCP-XXX-JPが収容室から消失する]

<録音終了>

終了報告書: このインタビューの後、SCP-XXX-JPは収容室から数十メートル離れたSCP-███-JPの収容違反現場にて目撃されたことが財団職員の証言により判明しました。なおこれによってSCP-XXX-JPは致命傷を負ったと考えられ、数日後同現場において再出現したところを確保、再収容しました。

SCP-XXX-JPは、大阪府██市の交通事故現場に突然出現したところを財団エージェントにより発見され、収容されました。SCP-XXX-JPについては以前から「突然道路に人が現れた」「事故に遭ったはずの人間が消えた」などの目撃証言が██市周辺で多く寄せられており、財団が調査を進めていました。当初はサイト-8137に収容されていましたが、SCP-XXX-JPの収容後サイト-8137にてオブジェクトの収容違反が多発したこと、またSCP-XXX-JP自身の強い要望からサイト-8194を新設、再収容しました。


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