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アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Keter Neutralized
特別収容プロトコル: 現在、プロトコル・クラレントの実行手続き中です。プロトコル・クラレントの正常な実行が行われるまで待機してください。2020/5/10、プロトコル・クラレントは正常に実行され、カバーストーリー「カルト教団の集団自殺」が適用されました。SCP-XXXX-JP-1との接触経験を持つ影響対象を発見した場合は、異常性再発を防ぐため影響対象に対しBクラス記憶処理を行ってください。
説明: SCP-XXXX-JPは収容以前までは日奉薺(Isanagi Nazuna)として知られていた日本人女性です。SCP-XXXX-JPは収容以前、三重県██町の保育園において保育士として活動していました。SCP-XXXX-JPの身体及び精神的特徴は一般の人間と変わりはありません。
SCP-XXXX-JPの異常性は、三重県██町周辺に存在する凡そ3~6歳の幼児(以下影響対象と記述)が何らかの要因で「孤独」または「不安」を感じた場合に発生します。
影響対象が「孤独」あるいは「不安」を感じると、影響対象の周囲1m以内にSCP-XXXX-JPの複製(SCP-XXXX-JP-1と定義)を一体出現させます。SCP-XXXX-JP-1は基本的に影響対象以外の人物には視認できません。SCP-XXXX-JP-1と接触した影響対象は強い安心感を感じ、例外なく孤独あるいは不安が解消される旨の発言をしています。影響対象の証言から、SCP-XXXX-JP-1は影響対象の不安または孤独が解消された後消失することが判明しています。また副次的効果として影響対象同士が接触を行うと、例外なく友好的な関係を築くことが確認されています。
SCP-XXXX-JPは現在脳腫瘍を患っており、三重県██町内の病院に入院し財団による監視が続けられています。
補遺1: 19██/██/██、SCP-XXXX-JPは脳腫瘍により息を引き取りました。これ以降SCP-XXXX-JP-1の目撃証言はなく、財団はSCP-XXXX-JPの異常性が消失したと判断、SCP-XXXX-JPはNeutralizedに再分類されました。SCP-XXXX-JPの異常性喪失にあたって一部の影響対象の精神に僅かな混乱が見られましたが、財団のメンタルケアにより症状は快方に向かっています。倫理委員会との協議の結果全ての影響対象については記憶処理を施さず解放することが決定されました。その要因としては影響対象が総じてまだ未発達児であり、人格形成等に悪影響を及ぼす可能性が考慮されたことによるものです。
補遺2: 20██/██/██、複数の対象からSCP-XXXX-JP-1の目撃例が上がっていることが確認されました。財団による調査の結果、SCP-XXXX-JPの無力化後に対象が設立した宗教団体「████」の信者に目撃例が多い傾向があることが判明しています。再出現後のSCP-XXXX-JP-1に関する特筆すべき点として、再出現から現在に至るまで一切の言葉を発していないこと、対象がSCP-XXXX-JP-1と接触した際新たに自身の孤独、不安を告白するようになることが挙げられます。
上記の現象は対象に記憶処理を施すことで一時的な封じ込めが可能ですが、記憶処理後再度対象がSCP-XXXX-JP-1と接触した場合、不明なプロセスにより対象の記憶が復元されることが確認されています。
以下はSCP-XXXX-JPの再出現後に行われたインタビューです。
補遺3: 20██/██/██、一部の対象の周辺において、微弱なヒューム値の減少が確認されました。現在はこれによる現実改変等の影響は確認されていませんが、時間経過によりこの影響は増大する可能性があるとしてこの現象への対策が進められています。プロトコル・クラレントの実行後、ヒューム値の減少は消失し現在に至るまで再発は確認されていません。
補遺4: 2020/5/10、宗教団体「████」関連施設に潜伏していた複数のエージェント及び機動部隊か-3("枯れた時計草")により、プロトコル・クラレントが実行されました。これにより当宗教施設内に存在していた対象はほぼ全て殺害あるいは自殺を遂げました。なおプロトコル・クラレント実行を主導したエージェント・長春がこの直後に自殺したことで、SCP-XXXX-JP-1の再出現からSCP-XXXX-JP-1を目撃していた対象は全滅が確認されました。これ以降、SCP-XXXX-JP-1の目撃情報はありません。
補遺3: 文書SCP-XXXX-JP
プロトコル・クラレントの実行後、宗教施設「████」において回収された手記です。
先生へ
これが先生の望んだ結果ではないことは分かっています。しかし私にはこれが先生にとって最善の結末であることを祈るほかありません。
これは貴方を救うため、貴方を『人』へと戻すために必要なことなのだと私に信じさせてくれたこと、本当に感謝しています。
今まで私たちを傍で見守ってくださりありがとうございました。そしてこんなことになってしまって本当にごめんなさい。
どうか安らかに、先生。また貴方と笑って話がしたかった。
長春██
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ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:6061115 (30 Jan 2020 12:39)
・誤字脱字
・展開が無理矢理すぎないか
・他SCPとのネタ被り
・記事としての完成度
・その他気になる点
など、見て頂ければ幸いです。ご批評よろしくお願いいたします。
話の筋そのものは悪くないのですが、無駄な構成の複雑さと描写の不足が目立っています。
まずこの記事は一本の報告書で纏められる内容です。子どもの成長、そして成長した後での死は補遺を重ねることで書けると思います。またオブジェクトナンバーですが、日奉薺をメイン(SCP-XXX-JP)として、子ども自体は「影響対象」などの言葉で表現できます。おそらくそれが意識的であろうとなかろうと、日奉薺の能力に「複製を飛ばす能力」があると思われるので、それをまず明示した方がわかりやすいです。死亡後にも能力が残存する描写があれば本人をメインにして話を続行できると思います。
次に描写の不足ですが、現状ですと子ども→日奉薺の関係性しか示されておらず、日奉薺がどのような感情で子どもと接していたかが描けていません。インタビューなどで補ってください。また、ただ保育士であったという理由で子どもに複製を飛ばすのは少し弱いです。特別な関係性の構築を目指してみてはどうでしょうか。
加えて、子どもの成長と先生としての日奉薺の解放が描かれることになるのでしょうが、その成長(孤独や不安を独りで跳ね除ける力を得たから日奉薺の解放に動いたのだと考えられます)を示す記述についても不足しています。ドラマ性の高い記事を描くのであれば心情を掘り下げて表に出せるようにしてみてください。印象的なワンシーンも大切ですが、そこに至るまでの経過も重要です。
オブジェクトナンバーや報告書の構成がごちゃっとしているなというのは薄々感じていたので、ご指摘を基にもう少し簡素にまとめてみようと思います。
描写については読み返すと確かに日奉薺についての描写や子供の成長過程が不足していたので、順次インタビューや文書等を追加していきます。
ご批評いただきありがとうございました!