SCP-XXXX-JP「平和の胡弓」(下書き)

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アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPは、サイト-81██内の低脅威度収容ロッカーに保管し、電子錠で常に施錠して下さい。
セキュリティクリアランスレベル3以上を保持する職員の許可無しにSCP-XXXX-JP及びSCP-XXXX-JP-1を持ち出すことは禁止されています。
また、いかなる場合においても、SCP-XXXX-JPを8分以上演奏することは禁止されています。
万が一、演奏者が自我を喪失して暴走した場合、速やかにSCP-XXXX-JPを演奏者の手から奪取して下さい。

説明: SCP-XXXX-JPは、胴の表面にはオリーブと鳩1が彫られている全長85cmの胡弓2です。胴と棹は共に黒檀製で、胴には未知の生物の皮が張られており、弦は絹製です。SCP-XXXX-JPには演奏用の弓(SCP-XXXX-JP-1)が附属しており、こちらも黒檀製で、弦は絹製です。
  
SCP-XXXX-JPは、演奏されている間、自身の半径25km圏内で起きているあらゆる争いを停止させます。SCP-XXXX-JPの演奏を開始すると、効果範囲内の全ての生物及び自我を持つオブジェクトが抱いている〈相手〉への敵対感情が消失し、非常に友好的になります。全ての兵器類は即座に機能不全を起こし、火器管制システムは故障、火薬類は不燃性に、生物兵器及び化学兵器はその効力を失うなど、SCP-514とほぼ同様の効果を示します。
この効果は〈SCPオブジェクト収容の際に敵対的感情及び行動を示さない場合〉に限り、鎮静化したSCPオブジェクト3の収容手順に影響を及ぼしません。
  
但し、SCP-514と違い、この効果はSCP-XXXX-JPの演奏が終了した時点で即座に消失します。全ての生物及び自我を持つオブジェクトが抱いている〈相手〉への敵対感情は復活し、全ての兵器類は一切破壊されずに、再使用が可能となります。SCP-XXXX-JPの効果の影響を受けていた時間によって敵対的感情が増幅したり、兵器類が暴発する事例は確認されていません。
  
SCP-XXXX-JPは、自身に直接触れた人間に「SCP-XXXX-JPを演奏したい」という強い感情を抱かせ、強制的に自身を演奏させます。演奏時間は演奏者の意識が明瞭な場合4に限り、自由に調整できます。
   
SCP-XXXX-JP及びSCP-XXXX-JP-1を完全に破壊する試みは全て失敗していますが、物理的エネルギーによる一時的な破壊が可能です。ただし、破壊されたSCP-XXXX-JP 及びSCP-XXXX-JP -1の破片は、1時間を掛けて徐々に修復されます。破壊に伴う周囲への影響はありませんとして、これまでに停止させた争いで生まれるはずであったエネルギーがSCP-XXXX-JP を中心とした半径1m圏内に一斉に放出される事が挙げられます。また、SCP-XXXX-JPは受けた瞬間的ダメージに応じて、〈これまでに停止させた争いで生まれるはずであったエネルギー〉の一部を放出します。SCP-XXXX-JPを落下させた場合、放出されるエネルギーは破壊時の1/10です。
  
SCP-XXXX-JPを演奏するために楽器の演奏技術は不要で、SCP-XXXX-JP-1の弦がSCP-XXXX-JPの弦に触れた時点で、SCP-XXXX-JPは演奏を開始します。演奏される楽曲は主に「クラシック音楽」及び「民謡」と分類されるものに限られており、これまでに「蛍の光」「さとうきび畑」「埴生の宿」「島唄」「ポーリュシカ・ポーレ」「アイネ・クライネ・ナハトムジーク第二楽章」などが確認されています。楽曲は元々の演奏時間を超えても再度最初から演奏されます。
  
SCP-XXXX-JPの演奏者は、演奏を開始して2分を経過するごとに精神状態が悪化し、非常に攻撃的になります。以下は時間経過に伴う演奏者の観察実験記録です。
    

SCP-XXXX-JP 観察実験記録:
[以下はSCP-XXXX-JP をD-8162 (以下、〝被験者〟)に演奏させ、その経過を観察した記録です。]
[実験室の内部に設置したカメラによって撮影し、書き起こしました。]


演奏開始から2分経過:被験者に異常なし。
  
演奏開始から4分経過:被験者は周囲の人間に対し唸り声を上げるが、発声以外の動作はせず。
  
演奏開始から6分経過:被験者は自我を喪失。一度約18000Hzの奇声を上げ、その後沈黙。
  
演奏開始から8分経過:被験者は周囲の人間の撲殺を開始。(この際、被験者は厚さ50mmの垂直圧延鋼板で構成された一次収容室を素手で容易く破壊。SCP-XXXX-JPを顎で挟み、左手にSCP-XXXX-JP-1を保持した状態で、右手及び両脚を使用して暴力行為を継続。)
  
演奏開始から10分経過:被験者は厚さ100mmの垂直圧延鋼板で構成された二次収容室の破壊を試みる。二次収容室が軋むが、損壊はせず。
  
演奏開始から12分経過:被験者は二次収容室を[削除済]
  
演奏開始から14分経過:[削除済]


補遺1: 被験者は実験室から脱走後、機動部隊ゐ-肆("楽器屋")5隊員10名により拘束され、SCP-XXXX-JP を手から奪取された後、Bクラス記憶処理を施されました。
現在、被験者は職務に復帰しています。

補遺2: 被験者がSCP-XXXX-JP を演奏している間、サイト-████からの脱走を試みていたSCP-████6が突如として鎮静化し、その後SCP-████は再収容に抵抗せず、収容室に戻されました。
O5評議会は、SCP-XXXX-JP が収容違反を起こしたオブジェクトの鎮静化に有用であると推測し、SCP-███-JP・SCP-████・[削除済]などの鎮静化に使用し、当該オブジェクトの再収容に成功しました。

メモ:

SCP-XXXX-JPは収容違反を起こしたオブジェクトを再収容するために非常に有用なオブジェクトだろう……〝間違い〟が起こらなければ、だがな。─ ███博士


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