同害報復

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medicine

SCP-XXXX-JP

アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPはサイト-81██に常設されている低脅威物収容ロッカーにて収容してください。SCP-XXXX-JPを使用した実験をする場合は必ずクリアランスレベル3以上の職員に許可を取り、なるべくDクラス職員を被検体にしないようにしてください。

説明: SCP-XXXX-JPは丸型の錠剤です。SCP-XXXX-JPは毒薬であると表記されています。SCP-XXXX-JPを一般人が摂取する場合には何の影響も受けませんが、犯罪歴のある人物が摂取すると、その人物は過去の犯罪歴に関した影響を受けます1(以下影響を受けた人物をSCP-XXXX-JP-1)。以下は刑務所に服役中の囚人を使ったSCP-XXXX-JP摂取実験の記録です。

実験記録XXXX-JP

SCP-XXXX-JP-1概要: ██市の住宅の火災を起こした放火魔。この事件により死者は出なかった。現在███刑務所に服役中。
結果: SCP-XXXX-JP-1の体温が41度まで上昇。その3日後には解熱し、死には至らなかった。

SCP-XXXX-JP-1概要: ███市で発生した銀行強盗の主犯。現在██刑務所に服役中。
結果: SCP-XXXX-JP-1及びその家族の財産の80%が不明な方法で消失。また、強盗の際、SCP-XXXX-JP-1が銀行から奪った現金の量も銀行にあった現金の量の80%だった。

SCP-XXXX-JP-1概要: ███市で発生した幼児誘拐事件の犯人。誘拐した幼児を3年間に渡り自宅に監禁した。現在██刑務所に服役中。被害者の幼児は児童保護施設にて保護されている。
結果: SCP-XXXX-JP-1の皮膚が爛れ落ち、後にSCP-XXXX-JP-1は死亡。この時爛れ落ちた皮膚の質量は被害者の幼児の出生体重である3320gだった。

SCP-XXXX-JP-1概要: ██市で発生した連続殺人事件の犯人。現在██拘置所にて死刑を待機中。
結果: SCP-XXXX-JP-1が体に痛みを訴え、その1分後に死亡。その際SCP-XXXX-JP-1の死体には無数の刺傷があった。

補遺XXXX-JP.発見経緯: SCP-XXXX-JPは██市において不審死を遂げた██ ██氏の自宅により発見されました。██ ██氏の死体の背中にはタイヤ痕がついており、全身を粉砕骨折していました。この事から██ ██氏の死因は交通事故死と推測されていましたが、██ ██氏の自宅の付近の住民によると「車が██ ██氏の自宅に入っていく様子は見なかった」との証言が得られた上、自宅が大破した様な様子はありませんでした。後日██ ██氏のズボンのポケットから遺書が発見され、内容から自殺と判断されました。以下は遺書の内容です。

この遺書を読んでいるということは、僕は既にこの世に居ないのでしょう。これから僕が自殺した理由を説明しようと思います。

僕には彼女がいました。彼女とは数ヶ月前から付き合っていました。そんなある日、僕はプロポーズをする事を決めました。その為に彼女を近所の遊園地に呼び出しました。歩いて30分くらいの距離だったので僕も彼女も歩いて遊園地に向かいました。

その途中の事でした。彼女は行き道で車に轢かれ、亡くなりました。即死だったそうです。葬式の前に派遣した遺体を掃除する人によると、彼女の背中にはくっきりタイヤ痕がついていて、おまけに全身を粉砕骨折していたそうです。考えるだけでも痛々しいです。

そんな中、僕は思いました。僕が遊園地に誘わなければ、こんな事にはならなかったんじゃないかと。それからは僕は彼女の死を自分のせいだと捉えては自分を責め立てました。僕は自分のした事をひたすら後悔しました。

だから、僕は彼女と同じ状況に陥る決断をしました。僕は彼女と同じ痛みを知りたくて、交通事故で死のうと思いました。ですが、そうすれば僕を轢いた人は罪に問われる。他人に迷惑をかけたくないと思った僕は、交通事故に見せかけた自殺は諦めました。でも、確かに彼女が交通事故に遭った瞬間の痛みは分からないけど、死の痛みなら死ねば分かると後々思い始めました。だから僕は自殺の為の毒薬を手に入れました。

ですが、やはりこれでは交通事故の時の粉砕骨折の痛みを分かり合える事は出来ません。ごめんなさい。だから責めて死の痛みを分かり合う為に自ら僕は命を絶ちます。彼女はこれで僕を許してくれるのでしょうか?そもそも彼女を殺した僕は、天国の彼女に会えるのでしょうか?

彼女と同じ痛みを味わえない事、深く後悔しております。


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