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アイテム番号: SCP-2581-JP
オブジェクトクラス: Euclid Safe
特別収容プロトコル: SCP-2581-JPはサイト-81██の排水機構を備えた庭に設置されています。SCP-2581-JPの周囲はフェンスで囲うようにしてください。SCP-2581-JPが設置されている庭には常に研究員2名と警備員2名を配置し、研究員は対象から排出される液体の変化を観察してください。SCP-2581-JPから排出された液体は財団により処分されます。また、SCP-2581-JPから前例の無いの液体が排出されていた場合、即座にセキュリティクリアランスレベル3以上の職員に報告してください。その液体が危険と看做された場合、状況を判断し機動部隊または事後処理班を派遣してください。
説明: SCP-2581-JPは███公園で発見された白色の石膏で作られている噴水です。SCP-2581-JPの側面には小さな扉がついており、小さな扉の中には██ ██氏(以降SCP-2581-JP-A)の遺骨と男女2名が███湖で撮ったとされる写真が入っています。SCP-2581-JPは通常時は非異常な水を排出しますが、1日に1回、10分の間対象から噴出される液体が不規則に変化します1。液体の種類は多岐に渡り、あらゆる液体および液状化した物体を噴出します。SCP-2581-JPの水源は不明であり、SCP-2581-JPの内部に水を引くような機構は存在しない事が分かっています。
以下はSCP-2581-JPの異常性が発現し、回収された翌日の2018/11/25から1日ごとにSCP-2581-JPから排出された液体の抜粋2です。記録は回収された翌日から40日間のものになっています。
2018/11/25
液体が変化した時刻: 14時15分頃
排出された液体: 石鹸水
分析: 石鹸水に異常は無かった。
2018/11/26
液体が変化した時刻: 8時30分頃
排出された液体: 硫酸
分析:高濃度の硫酸を検出。硫酸はその後処分。この時、SCP-2581-JPが設置されているサイト-81██の付近の研究室で██研究員が硫酸を使った実験をしていた。
2018/11/28
液体が変化した時刻: 11時20分頃
排出された液体: 尿
分析: 排出された尿に特出するべき点は無かった。DNA鑑定をしたところ、犬の尿であることが判明した。
2018/12/1
液体が変化した時刻: 15時40分頃
排出された液体: 紅茶
分析: この時排出された紅茶に異常性は無かった。
2018/12/3
液体が変化した時刻: 12時10分頃
排出された液体: 空気に触れるとVXガス3へと変化する琥珀色の液体
分析: 琥珀色の液体はSCP-2581-JPから排出されVXガスへと変化した。その結果サイト-██付近にいた職員███名が体調不良を起こし、そのうち██名が死亡。VXガスの濃度が低かった為被害は直ぐに抑えられた。この時██市でVXガスを使ったテロ行為が発生していた。
追記: SCP-2581-JPは材料があれば現実に存在しない液体も排出する事が出来ると考えられる。
2018/12/6
液体が変化した時刻: 17時45分頃
排出された液体: 血液
分析: SCP-2581-JPから血液が排出されて█分後、サイト-81██内にいたD-15901が急死したとの報告を受けた。D-15901の死体解剖の結果、全身の血液が消失していることが確認された。
補遺2581-JP-1: 2019/01/██、SCP-2581-JPを収容以前私有地として所有していたという30代半ばと思われる女性(以降SCP-2581-JP-1)が発見されました。以下はSCP-2581-JP-Aの友人に扮した██研究員とSCP-2581-JP-1とのインタビュー記録です。
補遺2581-JP-2: SCP-2581-JP内部に遺骨として入っていたSCP-2581-JP-AはSCP-2581-JP-1は戸籍上でも夫婦であった事が判明しました。また、男女2名が███湖で撮ったとされる写真は、SCP-2581-JP-1とSCP-2581-JP-Aが初デートにて撮影した写真であることが分かりました。
追記2019/02/██: 2019/02/██以降、SCP-2581-JPから排出される液体は変化しなくなりました。排出される液体は非異常な為、SCP-2581-JPのオブジェクトクラスは暫定的にSafeに格下げされました。以下はSCP-2581-JPから現在も排出されている液体です。
液体が変化した時刻: 9時10分頃
排出された液体: ███湖の水とpH値、CODが全く同一のものである水
分析: ███湖はSCP-2581-JP内に入っていた写真が示している場所であり、2人5が初デートで行った場所であることが分かっている。
以下は2019/02/██、██研究員が後日の情報調査の為SCP-2581-JP-1を尋ねた際の会話記録です。
以下はSCP-2581-JP-Aが死亡した日に、SCP-2581-JP-1がSCP-2581-JP-Aから貰った手紙に書かれていた内容の抜粋です。
諄いかもしれないけど、約束守れなくてごめん。
俺は今でも、自分の中で毎日後悔している。
もし生まれ変われるなら俺は、お前に会って謝りたい。
こんな俺を、愛してくれてありがとう。
- portal:6020557 ( 20 Jan 2020 05:31 )

大変です!
__が片方消えています!現在投稿してるやつも消えているので早めに直してください!
http://scp-jp.wikidot.com/scp-2581-jp
危ない!ありがとうございます!
投稿した分は修正しました!(*´・ω・`)=3フゥ
ワンチャンこれがDV要因説
あとUVありがとうございます。神の恵みです。
拝読させていただきました。
根本のアイデア部分は問題ないと思います。
以下、細かい部分で気になった点をまとめました。
改稿の参考になればと思います。
指摘された箇所は修正致します。
根本のアイデア部分は問題ないと聞いて少し安心しました。
本当にごめんなさい。
自分ならUVしてしまうのでDVの理由が述べられません。
こんなコメントしてすいませんでした。応援してます。
励みになります!
このまま投稿されたらDVします。
私がDVする要因は以下の5点です。
細かい記述の粗さ
特に目立つのは説明のパラグラフにおける「〜であることが分かっています」という表現の多用です。事実ならば断定口調で話した方がスッキリします。
不必要な編集
これは私が気がついたのは一点だけですがかなり気になりました。
ここの部分ですが、編集する意味がありません。さらにはおそらくテロに準じたなんらかの行為だろうと予測がつくため、見せないための検閲であるはずが情報が分かり易すぎます。私には情報を隠す意図で用いられたのではなく、飾りとして置かれたように見えました。データ削除済みに関しては素晴らしいエッセイがあるため、そちらを読んでみてください。
メモの内容
一言で言うなら「メモを夫が書いたという事実が伝わってこない」です。
この記事のメモは主に意思を表現するのに用いられていますが、それに「死んだ妻の為に死してなお池を再現しようとする人間」らしさがありません。殆どのメモの内容はでてきた液体に対する一言で済んでおり、このメモを書いたのが研究員の誰かだったとしても不思議ではありません。そのため、メモからはちぐはぐな印象を受け、没入感を削ぎます。
インタビューの不自然さ
引用
私はこのやりとりが不自然に思えます。果たして突然訪問してきた人が自分の大切な噴水がある公園の職員を名乗り、つい最近無くなった噴水の話を聞いてきたとしてこんなに素直に話さないと思います。もうすこしSCP-2581-JP-1が喋ってもおかしくない場面設定をした方が良いです。
私はインタビュー、および会話記録の場面設定から想定される会話との乖離がひどく気になりました。
読者に疑問の余地を持たせる書き方は狙っていない限り避けるべきです。
映像記録
財団にとってかなり都合が良すぎます。なぜ妻が動画を撮りたがったか?という疑問を持ちました。
その疑問の答えとなる部分は記事内に存在していません。そのため著者の都合が見えるように感じました。かなりエモーショナルな場面ですが、それもこの「都合が良すぎる展開」が邪魔して没入できませんでした。
全体的に
大筋は面白くできると思いますが、細かいところの粗が目立ち、物語に没入できません。
一度TaleやSCPを構造的な面から読み解いてみてください。
2度目の査読と多くの指摘をありがとうございます。
指摘された箇所を基に修正します。
言い訳をするとこの記事はサイトメンバーになる前から原型を作っていたものなので、粗が目立ちまくっているのは自覚しています。
VXガスはガスという名前ですが液体です。噴霧して使用します。因みに低揮発性で琥珀色です。
この「空気に触れるとガスに変化する」という点は揮発するということでしょうか?
存在しない液体なので既知のものとは違う…ということであればすいません。
未知の存在しない液体という設定です。
液体の色を琥珀色にしようと思います。
遅くなりましたか大規模改稿行いました。