あの頃は確かにあの子が居た
以下のファイルは歴史的資料としてのみの掲載です。
アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Neutralized
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPに関する文書はサイト-██の標準物収容ロッカーに収容されています。SCP-XXXX-JPに関する文書を持ち出す際には、セキュリティクリアランスレベル3以上の職員に許可が必要です。
説明: SCP-XXXX-JPは██年前の文書に記載されている現実改変能力を持つ10代の女性です1。SCP-XXXX-JPの実在については文書が書かれた時から財団にいた職員にすら知られていません。その為SCP-XXXX-JPは不特定の人物が捏造した存在という説も仄めかされています。
文書XXXX-JP/archive:ver.02により、██博士という人物が嘗てSCP-XXXX-JPと関わっていた事が分かりました。これを受け、██博士について財団職員に聞き取り調査を行ったところ、██博士は文書が書かれた翌年にSCP-XXXX-JPが収容されていたとされるサイト-██で首吊り自殺により絶命したということが明らかになりました。
文書XXXX-JP/archive:ver.05は██博士本人が書いたSCP-XXXX-JPの観察日記だと思われるものを一部省略したものです。
- portal:6020557 ( 20 Jan 2020 05:31 )

「財団が無能」と批判されるパターンに入っていると思います。「職員による直接監視がなされている状況で、自らの能力を用いて消滅する」を展開としてやるには、オブジェクト自身が取る方法を工夫しなければなりません。そうでなければオブジェクトの覚悟の描写が不足するためです。自分が存在することで世界を破壊する恐怖について、入念に練っていきましょう。例えば、改変の可能性が世界まで及ぶと考えるには何かきっかけが必要かもしれません。
きっかけの面などはSCP-147-JPが、改変能力者の葛藤という面ではSCP-1343-JPなどが参考になると思います。
文書の追加など工夫して修正しようと思います。