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アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid Neutralized(暫定)
特別収容プロジェクト: SCP-XXXX-JPを収容する方法は現在見つかっておりません。財団はSCP-XXXX-JPを隠蔽することに尽力し、SCP-XXXX-JPに感染したSCP-XXXX-JP-1が確認された学校では17時以降にクラスA記憶処理剤を散布するようにしてください。 SCP-XXXX-JPの再発防止の為、SCP-XXXX-JP-Eはサイト-██に配置されている金庫に厳重に保管されています。また、いかなる職員もSCP-XXXX-JP-Eが保管されている金庫に触れてはいけません。
説明: SCP-XXXX-JPは音楽に関わる教科書のうち「合唱曲」に分類される事柄を記載しているものに感染する伝染力が非常に強いミームまたは感染症です。SCP-XXXX-JPは冊子から人に感染し、アドレナリンの上昇及び前頭葉の覚醒、心拍数の上昇を引き起こします。これによりSCP-XXXX-JPの影響を受けた人(以降SCP-XXXX-JP-1とする)は「合唱」に対して非常に意欲的になります。また、SCP-XXXX-JPは人から人への感染も確認されており、SCP-XXXX-JP-1の周囲にいた人物もSCP-XXXX-JP-1同様の状態になるとされています。また、SCP-XXXX-JPの影響により激しい発作を起こし、亡くなるケースも確認されています。
事案XXXX-JP-1
日時: 2017/10/05 14時頃
場所: ██市立███中学校
状況: 音楽の授業の時間
SCP-XXXX-JP-1: 3年2組学級委員長████
合唱曲: YELL/いきものがかり1
歌詞の一部: 「“わたし”は今 どこに在るの」と
踏みしめた足跡を 何度も見つめ返す
枯葉を抱き 秋めく窓辺に かじかんだ指先で 夢を描いた
翼はあるのに 飛べずにいるんだ ひとりになるのが 恐くて つらくて
優しいひだまりに 肩寄せる日々を 越えて 僕ら 孤独な夢へと歩く
サヨナラは悲しい言葉じゃない それぞれの夢へと僕らを繋ぐ YELL
ともに過ごした日々を胸に抱いて
飛び立つよ 独りで 未来(つぎ)の 空へ
結果: SCP-XXXX-JP-1は突如としてクラス全員に呼びかけを行い、放課後の時間を使い練習することを強要。この時期は合唱コンクールの練習期間であり、曲もクラスの課題曲だった。この時点でのSCP-XXXX-JP-1の心拍数は134。命に別状は無かった。
事案XXXX-JP-2
日時: 2017/11/17 16時頃
場所: ██市立██高校
状況: 放課後の合唱練習の時間。
SCP-XXXX-JP-1: クラスの男声、アルト、ソプラノのパートリーダー3人。
合唱曲: 証/flumpool2
歌詞の一部: 前を向きなよ 振り返ってちゃ
上手く歩けない
遠ざかる君に 手を振るのがやっとで
声に出したら 引き止めそうさ 心で呟く
”僕は僕の夢へと 君は君の夢を”あたりまえの温もり 失くして 初めて気づく
寂しさ 噛み締めて 歩みだす勇気 抱いて
溢れだす涙が 君を遮るまえに
せめて笑顔で”またいつか”
傷つけ合っては 何度も許し合えたこと
代わりなき僕らの証になるだろう
結果: 放課後の合唱練習の時間、SCP-XXXX-JP-1に異変が見られた。ソプラノパートリーダーのSCP-XXXX-JP-1はソプラノパートの生徒が『声が出ない』ことにより涙を流し落胆。アルトパートリーダーのSCP-XXXX-JP-1はアルトパートの生徒に『まとまり』を強要。男声パートリーダーのSCP-XXXX-JP-1は男声パートの生徒に激怒。3人のSCP-XXXX-JP-1の心拍数はそれぞれ120、146、███。男声パートリーダーのSCP-XXXX-JP-1は放課後練習後に突如失神し搬送され、一命を取り留めた。
事案XXXX-JP-3
日時: 2017/11/26 13時頃
場所: ██市立███高校
状況: 昼休憩の合唱練習の時間。
SCP-XXXX-JP-1: クラスの文化委員男女2人。
合唱曲: COSMOS/アクアマリン3
歌詞の一部: 夏の草原に
銀河は高く歌う 胸に手をあてて
風を感じる
君の温もりは 宇宙が燃えていた
遠い時代のなごり 君は宇宙
百億年の歴史が 今も身体に流れてる
結果: クラスの文化委員男女2人がクラスメイトに対し昼練習の積極的参加を強要。この時クラスメイト39人中参加していたのは10人ほどだった。この時の2人の心拍数は不明。強要により後日の昼練習にはクラスメイト全員が参加した。この時SCP-XXXX-JPの影響は見られなかったが2人は汚染された教科書を把持していた。
事案XXXX-JP-4
日時: 2018/01/09 16時頃
場所: ██県立███中学校
状況: 放課後の合唱練習の時間。
SCP-XXXX-JP-1: クラスの学級委員長女子とソプラノ、アルトのパートリーダー。
合唱曲: 明日へとつなぐもの/███ ███████
歌詞の一部: 何も分からずにただ ついて行けばいいと
甘えてばかりの日々は 流れるように過ぎ去って
気がつけば季節がめぐり 風の匂いが変わる頃
君の言葉に励まされて 強くなれた自分がいた
共に過ごす時間は ずっと続くと思ってたけど
新しい扉を開けて 君は進んでいくんだね
旅立つ君の背中に 胸張って誓うよ
僕らに教えてくれたこと 忘れはしないから
結果: 学級委員長の女子とソプラノ、アルトのパートリーダーが練習に積極的ではないクラスの男子に練習を強要。そのうち学級委員長の女子は男子達に███dB程の声量で激怒し、心拍数は███まで上昇。女子は█分間激怒した後昏睡状態に陥った。早急に救急車により病院に搬送されたが、2日後に死亡が確認された。死因は心臓麻痺だと断定された。
事案XXXX-JP-5
日時: 2018/03/14 16時頃
場所: ██県立██中学校
状況: 放課後の合唱練習の時間。
SCP-XXXX-JP-1: クラスの学級委員長男女2人。
合唱曲: 絆/山崎朋子4
歌詞の一部: 桜咲く あの日 希望と夢にあふれていた
大切な仲間 この場所でめぐり合えた
僕らの出会いは この広い世界で ささいな出来事だけど
今も忘れない 君と過ごした日々 輝いてた毎日
君と僕の大切な絆 いつまでも切れないように
ずっとずっと守り抜こう 心の中でつむいでく
結果: クラスの学級委員長男女がクラスメイト全員に声掛けをし練習への参加を訴えた。その結果クラスメイト全員の志気が急激に上昇。この日は放課後18時まで練習をした。この日は合唱を披露する卒業式まで1週間だった。男女2人の心拍数は正常であり、この時2人の把持していた本はSCP-XXXX-JPに感染していたにも関わらずその大きな影響は見られなかった。
補遺XXXX-JP: 事案XXXX-JP-5の発生以降、SCP-XXXX-JPの異常性の発現は2020年現在まで確認されていないことから、SCP-XXXX-JPの異常性は消失したものだと見られ、SCP-XXXX-JPのオブジェクトクラスは暫定的なNeutralizedに変更されました。
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アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:6020557 (20 Jan 2020 05:31)
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