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アイテム番号: SCP-2219-JP-EX
オブジェクトクラス: Safe Gödel Explained Euclid
特別収容プロトコル: SCP-2219-JPは、収容施設サイト-8107の第6一般異常物品収容室に収容し、武装警備員1名以上が常に警備している状態を保ってください。
SCP-2219-JPは、現在オブジェクトクラスが暫定的にEuclidに指定されているため、その異常性を明確にし、オブジェクトクラスを再指定するための研究が行われています。これに伴い、第6一般異常物品収容室はレベル2以上のセキュリティクリアランスを持つ職員全員に対し入室許可が出されており、SCP-2219-JPに関する実験等を自由に見学することが許されています。何かSCP-2219-JPに関することを新たに発見したと思われる場合は、すぐに主任研究員の瀬川博士に報告してください。
また、SCP-2219-JPを他のオブジェクトの実験に使用する場合は、"デイヴィス事象収束箱"として認知されているSCP-2219-JPの複製品を使用し、なおかつ実験が終了し次第箱から取り出してください。
瀬川博士からの通達: 報告の際は、「それがどのような点で報告すべきと考えたのか」を明確にし、その上で「それが異常といえるか」を判断してから私のところへ来てください。収容室内におけるあらゆる事柄を逐一報告されるのはもううんざりです。
説明: SCP-2219-JPは、2つが対になっている、1.5x1.5x1.5mの鋼鉄製の箱です。後述する文書2219-JP-1の内容と、それを実証する実験によって、このオブジェクトの異常性は「片方の箱の内部で発生した事象の効果を、もう片方の箱の内部でのみ発生させる」というものだと判明しました。
SCP-2219-JPは、██県██市郊外に存在する収容施設サイト-8107の正面入り口前で、████年█月12日未明に段ボール箱で何重にも包装された状態で発見され、同封されていた手紙(文書2219-JP-1)の内容から、SCP-2219-JPとして財団日本支部からSafeクラスオブジェクトの指定を受けました。
なお、収容施設サイト-8107正面入り口の監視カメラの映像は、11日の23時30分から12日4時まで激しく乱れており、誰がSCP-2219-JPをサイト-8107入り口前に放置したのかは確認できませんでした。
その後、SCP-2219-JPは実験を数多く実施され、その異常性は鮮明なものとなりました。
この箱による効果とは"事象の収束"であり、これは「事象」という概念に当てはまっている限り効果がある模様で、日常的に発生するものであってもSCiPによって発生したものであっても、同じように事象の収束がみられました。
また、事象収束中に事象を入力する箱の密閉を解除すると、収束の効果が切れることも確認されています。
このオブジェクトの出力側の箱の異常性に関しては、既に財団で実用化されている技術の応用だと確認されましたが、入力側の箱の異常性が、既存の科学技術では説明がつきませんでした。しかし、以前東弊重工の施設を襲撃した際に入手した、何らかの異常存在の企画書と思しきものに記載されていた超常理論を用いれば説明が可能であることから、オブジェクトクラスはGödelに変更されました。
████年█月█日、財団本部から日本支部へ出向していたアンソニー・デイヴィス博士が、自身の知識とこれまでの研究データ、そして件の東弊重工の企画書の内容を元にSCP-2219-JPの異常性の解明に成功したと主張しました。財団に所属する他の時空物理学者たちが、この証明は確実なものだと判断したため、SCP-2219-JPのオブジェクトクラスはGödelからExplainedに変更され、それに伴いアイテム番号もSCP-2219-JP-EXに変更されました。
また、異常性の解明と同時にその人工的再現が可能ということが帰納的に判明し、本体の構造を再現したSCP-2219-JPの複製品を作成の上、本体と同様の実験を行った結果、異常性の完全再現が成功したということが確認されました。その後、SCP-2219-JP本体は収容室で保管し、実験にはSCP-2219-JPの複製品を使用するということが決定されていました。
文書2219-JP-1
財団の皆さん、こんにちは。今日もお疲れ様です。
さて、いきなりですが、本題に入らせてください。
今の財団には、危険極まりない異常存在がいくつもあるということを知って以来、私は皆さんの助けになるようなものを作れないかと思い、東弊重工の連中の技術を失敬しながら研究を重ねてきました。
そしてこの度、私の努力がようやく結実し、このようなものを作ることが出来ました。
「入力」と刻印してある箱で起きた現象は、「出力」の刻印をした箱の中でしか影響を及ぼしません。
少なくとも、私の手元にある異常存在が引き起こす異常現象でも、うまくいっています。
どうか財団の皆さんが、この箱を使うことで少しでも安全に研究が出来るようになることを願っています。P.S.
私の手元にある異常存在は、今のところ全て私が完全に管理出来ていますが、いざというときは皆さんのお力を借りることになるかもしれません。
図々しいのは承知していますが、その時はどうか、よろしくお願いします。
補遺1: 上記の文書より、日本支部監督理事会は、未確認の要注意団体がSCP-2219-JPを製造したとみて、彼(または彼女、彼ら、彼女ら)の保有しているとみられる複数のオブジェクトの存在も含め、警戒を強めることを全会一致で決議しました。
[編集済]
補遺2: 実験-7より、SCP-2219-JPは一部のSCiPの収容に絶大な益をもたらすとして、デイヴィス事象収束箱を収容に利用することが計画されました。
デイヴィス事象収束箱は、その特殊な構造上、製造にかなりのコストと時間がかかるため、日本支部管轄の非生物オブジェクトおよび給餌や換気等の必要がない生物オブジェクトに於いて、実験的にその計画が実行されています。
事案1: デイヴィス事象収束箱を使用して収容を行っていたSCP-████-JPが、収容開始から17ヶ月後、クロステストのため収容室から取り出された際に、その異常性が消滅していることが発覚し、オブジェクトクラスがNeutralizedに変更されました。
検査の結果、このSCP-████-JPには長期間にわたり不可解かつ現時点では解明不能な力が加えられていた形跡があり、これは"デイヴィス事象収束箱"によるものではないかという仮説が立てられています。
事案2: 事案1を受け、日本支部管轄のサイトに於いてデイヴィス事象収束箱を用いた収容を行っていた全てのSCiPは、順次収容を一時中断する処理を行いました。その過程で、収容開始から11ヶ月が経過していたSCP-███-JPが突如凶暴化、収容違反を引き起こすという事態が発生し、SCP-███-JPは自身の収容中断作業を行っていたDクラス職員4名と、対応に向かった機動部隊員16名を殺害して逃亡しました。現時点ではSCP-███-JPの再収容はできておらず、これによりSCP-███-JPはオブジェクトクラスがSafeからKeterへと変更されました。
補遺4: 事案1および事案2を受けて、SCiPの収容にSCP-2219-JPを長期的に使用することは控えるべき、との提言がなされています。
SCP-2219-JPにはSCiPの異常性を変質させる効果がある、と事案から推定されるため、補遺3の提案は監督評議会にて「新たに確認された異常性の解明が完了するまで」という条件で決議保留が決定されました。同時に、SCP-2219-JPはオブジェクトクラスがExplaindからEuclidに変更され、現在オブジェクトクラスの再指定のため研究が進められています。
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- portal:6013109 (23 Mar 2020 09:34)




話の大まかな流れは「謎の箱がある→異常性が解明された→謎の存在が作ったものらしい→使い始める→新たな異常性」という感じだととりました。
流れ自体はどうとでもなると思いますが、それに関する説得力が欠けているので全体的に違和感を覚えました。
コメントありがとうございます。
・異常性の説明が少ない
→改めて読み返してみて、確かにその通りだと思いました。説明は文章を考え直すことにします。
・SRA云々
→すみません、その通りですね。初期構想段階ではもっと密接にSRAとXACTSに結びつける予定があったんですが、そこを削った後の名残を消し忘れていました。「既に財団で実用化されている技術」等の記述に変更しようと思います。
・オブジェクトクラス
→分かりづらくなってしまっていて申し訳ないんですが、この報告書の流れとしては「箱発見→東弊重工保有の超常技術を使えば説明可能(オブジェクトクラスがGödelに変更)→デイヴィス博士がそれを一般化学(財団世界での一般化学)の範疇に落とし込むことに成功(クラスがExplainedに変更)→新たな異常性が発現しクラスがEuclidに変更」というものです。なので、一応はExplainedというオブジェクトクラスの定義には合っていると思うのですが…
・異常性の変質
→あえてこのような表記にしています。「長時間この箱に頼ると何が起こるかわからない」という設定を持たせたかったので。その共通点を現在財団が調査中で、そのためクラスが暫定的なものにされているということです。