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アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe→Neutralized
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPが存在すると推測される██町存在したと推測される██ダムは財団によって管理され、財団職員でない人物の侵入は禁止されます。
説明: SCP-XXXX-JPは██県██市██町に存在する全長約██kmと推測される列です。SCP-XXX-JPは一定の間隔で人間で構成されおり、現在その構成人数はおよそ█████人だと推測されます。
SCP-XXX-JPを視認した人物は「楽しい事が起こりそう」「いい香りが漂ってくる」「並ばなかったらきっと後悔する」など様々な反応を示しますが、総じてSCP-XXX-JPに並ぶことに肯定的であり、SCP-XXX-JPの最後尾に向かい並びます。一度SCP-XXX-JPに並ぶと並んだその場で何かしらの行動を起こすことは可能ですが、脱出することは不可能となり恒久的に並びます。SCP-XXX-JPに並んだ時点で対象は食事や睡眠、老化といった生体サイクル、立ち続けることに対する疲労やいかなるダメージも受けないことからSCP-XXX-JP-1に指定されます。
SCP-XXX-JPの周辺にSCP-XXX-JPの整備を行なっている人物、及びSCP-XXX-JPの最後尾に「最後尾はこちら」と描かれた看板を掲げている人物が存在しますが、これら個体は明らかに列に取り込まれた人物と行動を画しておりSCP-XXX-JP-2に指定されます。SCP-XXX-JP-2の身体的性質はSCP-XXX-JP-1と同様です。
SCP-XXX-JPは2013/8/13にこの地に別件でフィールド調査に向かっていたエージェント・松平が音信不通になったことを不審に思った財団が同日にエージェント・██に通信機を携帯させ調査に向かわせたところ発見されました。
SCP-XXX-JPについて、他に約5分に1人分進行すること、同心円状に広がっていること、進む毎に町の中心方向に向かっていることがエージェント・██の報告によって判明しています。
当該アノマリーの無力化のため財団はSCP-XXX-JPの先頭が異常を及ぼしていると考え、その確認のため以下の実験を行いました。
実験記録XXX-JP-A:
日付: 2013/8/14
方法: ヘリコプターによる空からの観測
対象: パイロット経験のあるDクラス職員の他3名のDクラス職員
結果: 出発直後にシステムトラブルが発生。その他の機体にも同様のシステムトラブルが確認されたため実験は中断。
実験記録XXX-JP-B:
日付: 2013/8/14
方法: 人工衛星での観測
対象: ██研究員
結果: 観測した人物である██研究員がSCP-XXX-JPを視認した瞬間SCP-XXX-JPの方向へ約███km/sで発射される。その後確認を取ったが、何を見たか定かではないとのこと。
実験記録XXX-JP-C:
日付: 2013/8/14
方法: グーグルアースによる観測
対象: ██博士
結果: ██町全体の黒塗りのため失敗。
これら実験によりSCP-XXX-JP外部からSCP-XXX-JPの先頭を確認することは不可能と判断され、SCP-XXX-JP内部のエージェント・██にSCP-XXX-JPの先頭を確認する任務が一任されました。以下はそれを受けてのエージェント・██の会話ログです。
会話ログXXX-JP
エージェント・██: ちょっと前のお方。私は██と申します。少しよろしいでしょうか?お名前はなんと?
武岡: [約3秒の沈黙]武岡…と申します。どうされました?
エージェント・██: この行列について何かご存知でしょうか?
武岡: [約5秒の沈黙]いえ、特には。
エージェント・██: ではどこからここに来て、何故この列に並んでいるのですか?
武岡: [約8秒の沈黙]あれ、思い出せないな。どこから来たんだっけ。まあいいか。列には…そりゃあ一目見て並びたい、並ばないといけないと思ったからですね。あなたもそうでしょう?
エージェント・██: まあ、そうですが。しかし先頭に何があるのか気になりませんか?
武岡: [約2秒の沈黙]確かに。前の方に尋ねてみましょうか?
エージェント・██: それは大変助かります。
[武岡が前方の人の肩を叩き、前方の人に話しかける。しばらく会話が続いた後エージェント・██の方に振り返る。]
武岡: どうやら前の方もご存知でないようです。
エージェント・██: 困りましたね。私が直接この列から外れて見てくる手もありますが、何だか嫌なんですよねぇ。
武岡: あ、それ分かります。何故なんでしょうかねぇ。先頭にはよほど大切な何かでもあるんでしょうか?
エージェント・██: これでは不明のままですね。
武岡: いえ、心配する必要はありません。前の方に「今の話を前の方に伝えて欲しい、そして何か分かったら後ろに伝えて欲しい」と伝えましたので。
エージェント・██: おお、それは。結果が楽しみですね。
[エージェント・██が後ろを振り返る]
エージェント・██: ██研究員、今の会話聞きました?
██研究員: はい。
エージェント: 後ろのSCP-XXX-JP-2にも確認してもらえませんか?
██研究員: 了解しました。
[██研究員が後ろを振り返り、プラカードを掲げているSCP-XXX-JP-2個体に話しかける。その後、エージェント・██の方に振り返る。]
██研究員: ダメでした。まともに取り合ってくれませんでした。「私はここで並ぶことが仕事ですので、仕事以外のことについて応じることはできません。」とのことです。
エージェント・██: 参りましたね。しかし、進んではいるのに出てくる人がいないのは妙なことですね。
██研究員: 全くです。
<記録終了>
補遺1: エージェント・██から「██研究員の後に人が次々と並び始めている」という内容の連絡を最後に2013/8/16以降途切れ、通信機の充電切れもしくは何らかのインシデントが発生したと思われたため██町にDクラス職員を派遣しました。その結果、SCP-XXX-JP及び██町の中央部らしき場所には何も存在せず、それ以前に██町という存在が見受けられず、██町が存在したと推定される地点はダム貯水湖であることが判明しました。財団職員によるダム周辺での調査の結果、「██町は32年前に立ち退きが完了し、ダム湖の建設が開始された」というデータが得られましたが、資料不足により信憑性に欠けます。また、これらにより当該報告書の真偽が問われ、結果SCP-XXX-JPはNeutralizedに再分類されました。
補遺2: 人事ファイルを確認したところ、エージェント・松平には当てはまりませんでしたが、SCP-XXX-JPに関与し消失したエージェント・██、██研究員は2013/8/13日以前に既に任務中の事故により死亡していることが判明しました。エージェント██、██研究員はどちらも孤児院出身でその才能を早くから財団に認められ採用された人物です。
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任意A任意B任意C- portal:5986557 (30 Dec 2019 15:43)
「起承」で終わっている印象でした。まとめてしまえば「近づいた人を取り込む謎の空間」であり、オリジナリティが足りないかなと思います。単にわからないだけというのも魅力を損なっている要因の一つだと個人的に考えています。
バックストーリーをつけるほどではありませんが、「そこに何があるのか」は何らかの形で示し、そこで面白さを感じさせれるようにするといいかなと思います。
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