逆説的な世界地図

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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-81██の収容室内に設置した本棚に収容されています。内容の閲覧は禁止されています。SCP-XXX-JPに暴露した人物に対してクラスA記憶処理を施してください。

説明: SCP-XXX-JPは、20██年に千葉県███市にある███小学校で使用されていた社会の教科書の130ページにメルカトル図法で描かれている世界地図です。対象には現存する6大陸の内の1つである南極大陸が描かれておらず、視認した人物は南極大陸は存在しないという観念に暴露します。暴露した人物(以下SCP-XXX-JP-A)は南極大陸についての話題を他者から振られた場合「南極大陸は存在しないこと」を口頭で伝えます。伝えられた人物はSCP-XXX-JP-Aになります。

SCP-XXX-JP-Aは「南極大陸は存在しないこと」を伝えることに消極的です。これはSCP-XXX-JP-Aが「南極大陸は存在しないこと」は常識であると考えているからだと思われます。

また、SCP-XXX-JP-Aはテレビやネットなどのメディアで取り上げられている南極大陸の情報について否定的な立場をとります。

補遺XXX-JP-1:

幸い南極大陸に関する話題が日常でない現代であることが救いだった。もしこの地図が太古に存在していたならば、南極大陸は我々の認識から消えていただろう。SCP-XXX-JPは潜在的な危険性をはらんでいるのだ。しかし、それを理解できない者がいるかもしれないため、下記にSCP-XXX-JPによる影響を簡易的な例を示す。

例えばSCP-XXX-JPが16世紀に存在し、南極大陸とは別の大陸が消えているとしよう。その大陸には栄華を極めている文明が一つだけある。

現代とは違い、大昔は口伝による情報交換が当たり前だった。人類は未知を冒険した。海を渡った。他国と交易した。そんな時代の中で、SCP-XXX-JPの認識災害に歯止めは当然効かない。するとどうなるのか。

答えはその大陸は1年もせずに我々の認識から消える。消えた後はどうなるのか。我々はこれを知る術がない。これはとても恐ろしいことである。

我々が南極大陸の存在を忘れた時、いったいどれだけの犠牲が出るだろうか。地球温暖化が進行しているこの世の中で、我々は最早この星に住むことができなくなるだろう。-O5-1

補遺XXX-JP-2:

当たり前ではあるが、私たちは普段南極大陸のことなど考えないし、ありがたみも感じないだろう。それはアフリカ大陸やオーストラリア大陸でも同じである。しかし、私たちはそれらの存在を当たり前のように信じている。

果たして本当にそうなのだろうか。実際に目で確かめた者はいるのだろうか。・・・と、私は問いたい。君たちにとっては、馬鹿らしいと感じるかもしれないだろう。しかし、私たちが現在あらゆる媒体で見ている世界は本当に"正確"で"正しい"ものなのだろうか。

例えば古代バビロニアの世界地図はバビロンとその周辺が描かれている。中世のTO図は上半分がアジア、左下がヨーロッパ、右下がアフリカであり、東を上に書かれている。その他にも色々な世界地図があった。そのどれもが"不正確"で"間違って"いた。しかし、その当時では"正確"で"正しかった"。

地図を客観的に描くことは不可能で、上記の例のように主観が入ってしまう。これは現代でも同じだと言える。なので、私たちは"正確"に正しく"世界を見ることができない。ただ、とても近い形でそれを認識している。

しかし、圧倒的多数派によって"とても近い形のそれ"は支持されている。そして、私たちは"正確"で正しい"と認識してしまっている。だから、現代においてSCP-XXX-JPは"不正確"で"間違った"地図なのだろう。

ここで一つの疑問が浮かび上がる。もしかすると、"とても近い形のそれ"は逆説的に創られてきたのではないのか?(我々は過去にタイムスリップする技術を持ち合わせていないので、確認はできないが。)

現代の"とても近い形のそれ"は元々存在していたのものなのか?それとも、逆説的に"成り代わった"ものなのか?-テスラ博士


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