懐中時計

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概要: 発見された異相時間流における活動時のデータ収集

結果: 成功

分析: 今日は記念すべき日だ。我々は最早、時間に追われることはなくなった!

概要: 異相時間流における通常時間流の物理的実体への干渉

結果: 可能

追記: 異相時間流の時間が進行している状態でも、停止している通常時間流の物品への干渉は問題なく行われた。しかし、時間流の切り替えが行われると、干渉によって発生した影響(物品の破損や情報が入力されたレポート等)は全て元の状態へと復元されていた。

概要: 異相時間流のオブジェクトへの影響

結果: 運動の完全な停止と異常性の一時的な無力化を確認。通常の時間流に復帰した後は、運動と異常性の回復を確認。

概要: 異相時間流における時間経過の調査

結果: ポータブルチェンジャー1を使用することで、通常時間流における時間の流れを停止させることに成功。

分析: 異相時間流における時間の流れが進行している期間は、通常時間流の時間の流れは停止していることが確認された。

概要: 異相時間流におけるオブジェクトの移送

結果: 成功 移送中にオブジェクトは活性化条件を満たしたにもかかわらず、活性化に至らなかった。

追記: 移送中に小型の昆虫に酷似した実体を確認。異相時間流で活動していたことから、原生生物の可能性あり。

分析: これは驚くべき事態だ。我々は異相時間流において生存可能な生物は存在しないと考えていた──異常技術による保護を受けなければ。しかし、あの羽虫たちは生身であの時間流を自由に飛び回っていた。上層部に研究の為の拠点が必要だと申請しなければならない。

概要: 異相時間流におけるサイト建設

結果: 失敗、前回の実験において確認された実体群により襲撃を受け、多数の職員が死亡

追記: 帰還した生存者のスーツに記録されていた映像を閲覧した。あの羽虫たちは脆弱な耐久力しか持たず、持ち込んだ火器によって容易に排除出来たようだ…しかし、一人が不幸にも羽虫の大群に覆われてしまった。その後はまるで悪夢のようだった、暫くすると奇妙なことにスーツから羽虫が離れ、職員たちは救出しようとスーツに近づいたのだが、スーツに亀裂が入ったかと思うと、次の瞬間破裂し、大量の羽虫が飛び出してきた。近づいた職員たちも同様の被害を受けた。奴らは殺した相手を自分たちと同じ姿に作り変えている。

概要: 通常時間流でK-クラスシナリオが起きてしまった。私はポータブルチェンジャーを時間異常部門に届けてから通常時間流に復帰しよう。残念なことに、時間流に関する資料は破壊されてしまった。

結果: タイムアウトエラー

概要: スーツの復帰機能が動作しない。私は、異相時間流に閉じ込められたと考えるのが妥当だ。…幸いなことに、通常時間流の財団はポータブルチェンジャーを無事に回収し研究している。彼らが何とかして異相時間流へのアクセスを確立してくれるのを待つ。

結果: N/A

追記: スーツの遠視機能を使って景色を観察していた時、何やら巨大な砂煙のようなものが大地を這っているのが見えた。もっと詳細な情報が欲しかったが、遠視機能を最大まで上げても砂煙の様にしか見えなかった。もしかすると奴らかもしれない、距離を取っておこう。

概要: スーツの機能の更新

結果: ポータブルチェンジャーがどこで時間流の切り替えを行ってたとしても、切り替えが行われた地点に即座に飛ばされるように更新を行った。これで通常時間流で切り替えが行われるたびにポータブルチェンジャーを探して異相時間流を歩き回る必要はなくなった。実をいうと、この機能は普段ほとんど使ってなかったから今の今まで忘れていただけなんだが。

追記: 砂煙の正体は、サイト建設時に襲ってきたあの羽虫どもだった。奴らからは出来る限り離れるようにしたい。私は虫が大嫌いだ。

概要: 通常時間流の財団はポータブルチェンジャーの研究に時間がかかっているようだ。だが、焦る必要はないだろう。スーツの生命維持機能にはまだ余裕がある。彼らがポータブルチェンジャーの仕組みを解明するまで、私が止まった時を再び動かさなければならない。最悪なことに、通常時間流でK-クラスシナリオが起きた。まただ、今までの財団の研究は泡と消えてしまった。

結果: そして世界はリセットされる。

追記: 羽虫たちを遠くから観察してみたが、奴らはどうやら共食いしながら移動しているようだ。何故数が減らないのか気になったが、捕食されている途中の個体から同じ姿の羽虫が数百匹飛び出している。実に奇妙だ…。

概要: 実験室に飛ばされることが増えたお陰で、あることを知った。K-クラスシナリオが起きる前の──つまりは、私がこんなところに閉じ込められる羽目になる前の恋人が、ポータブルチェンジャーの実験を見守っていた。資料を確認したところ、彼女がポータブルチェンジャーの研究主任のようだ。こんなことがあるとは思いもよらなかった。

結果: N/A

追記: 気晴らしに海辺を散歩していたところ、巨大な砂煙がかなりの速さで私のいる大陸に近づいてきているのが見えた。遠視機能で確認したところ、案の定奴らだった。奴らが通常時間流に干渉できないのは実験の結果から分かっているが、奴らと同じ時間流にいる私は無事では済まないだろう。迅速に大陸から離れる。

概要: 奴らに大陸を囲まれてしまった。脱出はもはや間に合わない。頼む、誰か、時間流の切り替えに気付いてくれ。

結果: N/A

追記: ロケット2を開けて、恋人の写真を見る。彼女はまた時間異常部門で働いていた。私はどうなっているのだろうか、K-クラスシナリオが起きたときには異相時間流にいた私は、機械仕掛けの神によって作られていないのだろうか?それとも、キチンと製造され、時間流についての研究などせず時間異常部門で働いているのだろうか?私に確かめる術はない。

概要: 今は殆どの時間をポータブルチェンジャーの収容されているサイト内で過ごしている。死がどれほど目前に迫っているか、直視することは…出来ない。唯一の望みは、財団がまだポータブルチェンジャーをアノマラスに指定せず実験を行い続けてくれているところだ。頼む、オリヴィア3、気付いてくれ…。

結果: 寝ている間に羽虫に貪り食われる夢を見た。正夢にならないことを祈るばかりだ…。

概要: スイッチを押す。時間が止まる。時間が動き出す。スイッチを押す。時間が止まる。時間が動き出す。スイッチを押す。(同様の記述が続いたため省略)時間が動き出す。スイッチを押す。

結果: ああ…クロノス、時間の神よ。これは罰なのか?時間の秘密を解き明かしたと、傲り高ぶっていた報いなのか?

概要: 奴らが私の腕を、背筋を、昇ってくる。何かを刺された。

結果: ああ…!目の前に…オリヴィアがいる。気付いてくれ、私はここだ!何故だ…なぜ気付いてくれないんだ。私はいつも君の目の[データ破損]


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