花籠レボリューション(設定)


計画書




ラフコンセプト

  • 読者に与える感情・感覚
    • (起)
    • (承1)・(承2)・(承3)(仮置き)
    • (転)勝利を確信して実行された革命、その失敗による喪失感・(結)部長が部員のアドバイスで立ち直り、未来への希望を感じさせる
    • 成績優秀な部長が(主人公と一緒に)補習を受ける真の理由、謎が解ける面白さ(フック)
  • 異常性(一行で!)

*

  • 展開(簡単に!)

*



構造

  • 今回使う構造はどういう要素をどういう順番で配置するもの?

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  • この構造を使うと、どういう流れでどういう感情を喚起できる(面白さがでる)?

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  • その構造はどこで学んだ? 実際に使われている例は?

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  • その構造に必要な要素と順番はあなたの記事に(読者が理解できる形で)しっかり含まれている? - はい・いいえ
  • その他面白さを出す要素・工夫は?

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  • 長すぎない?(不要な要素はない?) - はい・いいえ


異常性

  • 異常性は具体的か? - はい・いいえ
  • 異常性を要素分解しよう。

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  • この異常性のどこが新しい?

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  • それらの要素は記事の展開に必要? (バックストーリーが「コピペバックストーリーではないか?」) - はい・いいえ

設定と注意書き

最初だけフルネームとフリガナ、以降は名字と役職(役職は状況で付けたり付けなかったり)

戦争調停委員会
花籠学園における学長の死後、生徒会長に一極集中した学内権力を分散する目的で設立された生徒会組織。
花籠学園での"戦争"に関連するほぼ全ての権限を握っている。委員会に所属する生徒は各々が高い実力を有するが、"戦争"行為と見なされない学内紛争については完全な不干渉の立場を貫いている。

学生支援協会
様々な原因で悩みを抱える学生の援助を目的とする有志によって設立された非生徒会組織。
他の学内組織に対しては中立の立場をとっているため、部活や委員会を問わず相談に訪れる学生もいるとか。

花籠学園の素敵な実態
全ての生徒は生徒会からの呼び出しに応じる義務があり、特別課題を課せられた場合はきちんと解決するー少なくとも解決したように見えるー報告書を提出しなければなりません。失敗した時の罰則はトイレ掃除から退学までマチマチです。成功すれば成績に色を付けてもらえたり、一部の学校設備を優遇してもらえます。

戦争調停委員会は誤魔化しが効く範囲なら部活間の戦争も賄賂で見て見ぬふり、学生支援教会は告解によって得た情報を絶対に漏らそうとしません(生徒会は教会が持っている情報を喉から手が出るほど欲しがっていますが)。

各部活は今年度の予算獲得のために他所の部活の「活動実績」にケチをつける政治活動に勤しんでいます。生徒会を構成する委員会さえも例外ではなく、表向きはお互い仲良くやっていますが水面下では足の引っ張りあいです。
生徒会長職は権力の殆どを生徒会組織に分割され、有名無実化が進んでいます。しかしながら、退学処罰を執行するには生徒会での審議だけでなく生徒会長の許可が必要になります。そのため政治を理解していない生徒には恐れられています。


背景情報

年代→カノン内で、治安が悪化するあたり

花籠では相次いで学則が制定されていた。その全てが、生徒の活動を規制・管理する内容だった。生徒会は、世界的に治安が悪化している現状を鑑みて、学園内の風紀を引き締める必要あり、と判断した。

外部からの攻撃を防ぐため、花籠の自衛戦力拡充が求められる→ラーメンモンスター開発依頼へ

スシブレード委員会
回らない寿司協会系列

酢飯解放戦線(同好会レベル)
闇寿司系列

科学部

スシブレード委員会は、酢飯解放戦線と科学部が「花籠学園の防衛戦力拡充」を名目に共同開発していた"回転するラーメンモンスター"の情報を極秘裏に入手、イデオロギー的に受け入れられないため「スシブレード等取り扱いに関する新規学園規則草案」を生徒会に提出。この草案には、「スシブレード研究および使用」に関する規制範囲拡大や、スシブレード委員会が各部活へ既存の『要請』より強制力の高い『指示』を行うことが可能となる、などの変更が含まれていた。
開発拠点を捜索・襲撃し、証拠を揃えて告発することは出来なかった。研究/開発資金の援助を行っていた組織を特定できなかったからだ。風紀委員会などが依頼していた場合、要らぬ反感を買って政治抗争に発展する恐れがあった。

スシブレード委員会に情報が漏れたのは、創作料理研究部長の仕業。


改めて、現在のストーリーについて考えてみました。そうすると、自分の立てた筋書きが「良識ある有志の告発が民衆(学生)による革命を促し、腐敗した現政権を打倒する」という、共産主義者の描いた青写真のような印象を受けました。

民衆による革命は過去の幻想なので、以下のようにオチのプロットを書き直したいと思います。

「現生徒会による行き過ぎた規制推進が、スシブレード委員会や学食部の私怨によって行われている」。創作料理研究部部長と学生支援協会は、告発による学内の混乱を利用して生徒会を打倒する(後釜は学生支援協会)作戦を立てた。しかし彼らの企みは失敗に終わった。

『「食材および調理法に関する新規学則案」の審議中に、扇動した学生と武闘派の協会員が会議室へ雪崩れ込み、数の暴力で場を制圧する。最後は、学生支援協会の代表者が演説をぶちあげる』作戦の大詰めである。決行日当日、学生支援協会の元に集まった一般学生は2~3人だった。しかも、彼らは生徒会に個人的な恨みがあるか暴れたいだけの不良生徒であり、部長と学生支援協会が期待した「正義に燃える」生徒は1人もいなかった。今さら中止するわけにもいかないので、そのまま突撃は敢行された。結果、彼らは会議室へたどり着くことなく風紀委員に拘束され、会議は何事もなく進行したという。

部長は、完璧なレシピで作った料理が失敗した理由を理解できず、放心してしまう。


ストーリーとしてきちんと描写する部分

部長が今回の計画を立案、実行したのは、リュシアのためではないか?という疑惑を読者に持たせる。これは、今まで遠いところにあった政治議論などストーリーの焦点を、部長とリュシアの間にある(かもしれない)個人的な想いという、とても身近なところにまで近付けることが出来る。これにより、読者が共感を得やすくなる。また、部長のそれまでの態度とギャップが生まれ、面白味に繋がる。


明かし方: 創作料理研究部の部長が、「食品の外観に関する条項」にひときわ強く抗議していたことは、メディア部の報道で周知の事実だった。

料理コンテストで優勝したのはリュシアの料理だった。彼女の料理は、学食部が提案した規制草案の「食品の外観に関する条項」において、禁止対象に含まれていた。その項の内容は、リュシアの料理を過度に侮辱するものだった(見た目が酷いのは事実)。創作料理研究部員としての権利を使って、規制草案に目を通していたリュシアは、その事に気付いた。

指摘を受けた部長は、まるでたった今気付いたかのように答えを返す。リュシアは、部長が自分のために規制草案を撤回させる政治工作(学生支援協会による花籠自由回帰宣言&規制続きという風潮を作り出すための、回転するラーメンモンスターに関するスシブレード委員会へのリーク)(詳細はリュシアも知らない)を行っていたのか、はたまた、本当に部長が欲望を満たすために、今回の政治工作を行ったのか。どちらが本当の理由か判断が付かなかった。

「リューは理由が分かんない」

リュシアの成長:これまでは、部長の『料理』に込められた真意を大して気にせず(はぐらかされても追究しないし、調べもしない)、手助けや穏当な方向への誘導をしてきた。今度からは、真意を教えてくなければ調査・追究し、妨害すら考慮すると決めた。

学食部には陰鬱なムードが漂っていた。学内の料理コンテストで2位だったからだ。1位は創作料理研究部である。学食部は、HACCP・ISO支援センターの厳しい審査をクリアし、認証を受けた正式な食品事業者である。それにも関わらず、審査を受けていない創作料理研究部に敗北したのだ。その悔しさや情けなさはひとしおだった。
学食部の部長/副部長/部員は、他の部員と異なる視点から今回の敗北を捉えていた。
花籠学園のひねくれた学生たちも、他校の学生と同じく新しいモノに目がない。料理コンテストで知名度を上げた創作料理研究部へ、優勝した料理を食べに行くだろう。しかし、優勝した料理はかなりぶっ飛んだ調理方法で作られたものだ。その過程で食材に含まれない成分が生成され、アレルギー反応を引き起こすかもしれない。彼は、アレルギーが原因で家族を喪った過去がある。同じことを繰り返してはならない。彼は創作料理研究部の活動規制を生徒会へ提案するにあたり、個人的願望ではないことを証明するための署名を学食部員たちに求めた。
普段通りの学食部なら、部員たちは彼の提案に難色を示していただろう。なぜなら、創作料理研究部で不祥事が起きれば、学食部がそれを糾弾し、長期的な利益を得られる。そのチャンスをわざわざ潰してしまうのは勿体ない。だが、敗北の悔しさは彼らの目を曇らせた。創作料理研究部に嫌がらせが出来るという、目先の悦楽に飛び付かせたのだ。
彼らは、創作料理研究部のぶっ飛んだ調理方法や、学食部への参加を断られた学生が構成員の大半を占めることを槍玉にあげ、生徒会会議で糾弾した。その結果、料理研究や創作料理の提供に関する、新たな規制を学則に組み込む旨が決議された。事前の根回しにより大した反対意見は出てこなかった。規制の具体的な内容を決定するため、創作料理研究部を招いて聞き取り調査の場が設けられることとなる。

「花籠自由回帰宣言」
かつて正常性維持機関による規制が猛威を振るっていた時代、花籠学園は彼らと真っ向から対立し、戦った。今はどうだ。規制に次ぐ規制、今年だけで既に11もの新たな学則が成立している。先週追加された学則も、スシブレード委員会のイデオロギーに反するスシブレード研究を規制する独善的なものだった。それに続いて、今度は学食部が自由な創作料理の研究を規制しようとしている。これが花籠学園のあるべき姿だろうか?
いいや、違う。学生自治に代表される花籠学園の校風は自由主義だ。学園は生徒の自主性を重んじ、才能が芽吹く土壌になるべきなのだ。断じて、未来の芽をあらかじめ摘み取るような、杞憂の糸で編まれた規制の網を張らせてはならない。今こそ、我らの原点に回帰する時だ。--(学生支援協会の人)

回転するラーメン・モンスター
闇寿司系の部活と科学部が、「花籠学園の防衛戦力拡充」を目的に共同開発していた戦術兵器のプロトタイプ
「人によって食べられる」以外の方法で損傷しないという概念装甲を搭載している。けっこう大きいがスシブレードの一種であるため、スシブレーダー1人で運用可能なコスパの良さも売り。花籠学園全体をスシブレードのフィールドとして認識させることで、稼働条件を満たしている。科学部により開発されたナルカ系の有機的人工知能が火器管制を担当。装備を用いて攻撃と防御を自動で行う。そのため、スシブレーダーの練度に性能が左右されない。


料理部 部長 中等部2年
このような思想を持つ人物
政治という料理を作るにあたって、重要なのはレシピと食材である。レシピとは計画であり、これが無ければなにも作ることは出来ない。食材とは人や組織であり、レシピに従って彼らを調理する。

学生支援協会 岸守 楯奈(きしもり じゅんな) 高等部3年


旧ストーリーライン: どこが面白いのか分からず、賛同も得られなかったため、廃棄

敗因: 会議を面白く書くのは難しいし、読みごたえのある会議には多くの知識が必要となる。


評価: 0+x
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花籠学園生徒記録
学生支援協会作成


氏名: 大炊御門 a
学年: 中等部2年
性別: 女性
所属: 料理部 部長
特異性: 不明

経歴情報: 2025/08/09、新潟県新潟市にて、朱鷺峯 丈一郎ときみね じょういちろう大炊御門 銃巳おおいのみかど つつみの間に生まれる。両親との仲は良好で、超常料理人であった母親に頼んで料理の教育を受けていた他、「父さんがアメリカにいた頃──」から始まる父親の武勇伝を寝物語にしていた。

[料理部部長]は、小学校6年生の夏季休暇中、旅行先で家族と共に超常災害に巻き込まれ両親を失う。孤児となった彼女は、唯一の親戚である母方の祖父に引き取られるも、彼は児童虐待の容疑で逮捕された。その後、花籠学園の下部組織が運営する孤児院に引き取られる。孤児院では料理人としての才覚を発揮し、不足していた献立のレパートリーを充実させるなど食環境の改善に貢献。その働きが認められ、日本学生支援機構から奨学金援助を受けて花籠学園に入学する。

入学後は料理部へ参加。人当たりのよさと優れた料理の腕前から、1年にして副部長へ就任。学園内の料理コンテストにチームでエントリー、部長誘拐というアクシデントに見舞われながらもチームを優勝へ導いた。コンテスト終了後、部員の推薦と部長の指名により、中等部2年にして料理部部長へ就任を果たす。

特記事項:
・母方の祖父に引き取られていた間、猟師としての訓練を強制されていた。
 ・大炊御門 銃も、過去に同様の境遇にあったという証言を複数確認
・ネオ・スピリット系の犯罪組織が用いるスラングについて一定の知識を保有
 ・朱鷺峯 丈一郎がスピリット系列の組織に所属していた可能性有り






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