このページの批評は終了しました。
5/XXX-JP LEVEL 5/XXX-JPCLASSIFIED |
![]() |
Item #: SCP-XXX-JPObject Class: Damballah |
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-8199の高度機密収容区画に不明な方法で収容されています。収容目的および収容維持手順の特定はO5司令部により中止されました。
説明: SCP-XXX-JPは、室内気温の計測結果が常に-273.15℃と表示される、改造されたクラスⅦ収容室です。部屋の中央には観覧車のゴンドラが1基存在し、室内はゴンドラを起点とする4つの同心円型の溝によって区切られています。円の中心部に向かうほど体感気温は低下する傾向にありますが、室内のどのような地点で気温を計測しても結果に変化は生じません。各種計器は室内気温が絶対零度であることを示しているにも関わらず、そのような環境下で通常発生する現象は観測されていません。調査の為に派遣された耐寒防護服装備のDクラス職員は暑さを理由として脱衣を行ったものの、問題なく活動を継続し帰還しました。
SCP-XXX-JPは同型のクラスⅦ収容室には存在しないシステムを搭載しています。解析部門によれば当該システムは現在も稼働しており、アノマリーの異常性を抑制する効果があると判明していますが、稼働に必要なエネルギーの総量はキリスト教的終末論におけるApollyonクラス実体の顕現あるいはXK-クラス"最終審判"シナリオの発生に伴って放出されるアキヴァ放射の値に匹敵します。これほどの莫大なアキヴァがどのように供給されているのかは不明です。
SCP-XXX-JPはサイト-8199の自動管理システムが高度機密収容区画において極低温領域の存在を検知した事により発見されました。発見以前の収容記録は存在しないか、現在も回収されていません。SCP-XXX-JPはその収容目的および収容維持手順が不明であることを意味するDamballahクラスに分類されました。
補遺: SCP-XXX-JPのゴンドラを調査したところ、Dクラス職員が座席に置かれた1冊の書籍を発見・回収しました。回収された書籍はハードカバー装丁の文庫本で、表題は「愛しいみんなとずっと一緒に居る方法あるいは預言」です。著者名は未記載ですが、出版社の項目には"Second Chance Provide Foundation 怪奇創作部門"と記されています。
以下は書籍に記述されている物語の要約です。
この世の奇怪なもの全てを愛おしく感じる病気に掛かってしまった人々が神様にお願いすると、そのの運命を憐れんだ神様は特別な観覧車を用意してくれました。観覧車のゴンドラには神様が創造した奇怪なもの全てが収められていて、観覧車は人々が愛想を尽かすまでそれらをゆっくりと眺めさせてあげました。しかし、いつしか人々は奇怪なものを見るだけの日々に飽き飽きし、ゴンドラから引きずり出した奇怪なものを参考に、自分たちで神様の模倣──即ち創造を始めました。彼らの行いを見た神様は大層お怒りになり、後世に"怒りの日"と伝えられる出来事を経て世界は終末を迎えました。
タグ
scp jp esoteric-class 怪奇部門 容器 予知 ループ k-クラスシナリオ
ページコンソール
批評ステータス
カテゴリ
SCP-JP本投稿の際にscpタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
本投稿の際にgoi-formatタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
本投稿の際にtaleタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
翻訳作品の下書きが該当します。
他のカテゴリタグのいずれにも当て嵌まらない下書きが該当します。
言語
EnglishРусский한국어中文FrançaisPolskiEspañolภาษาไทยDeutschItalianoУкраїнськаPortuguêsČesky繁體中文Việtその他日→外国語翻訳日本支部の記事を他言語版サイトに翻訳投稿する場合の下書きが該当します。
コンテンツマーカー
ジョーク本投稿の際にジョークタグを付与する下書きが該当します。
本投稿の際にアダルトタグを付与する下書きが該当します。
本投稿済みの下書きが該当します。
イベント参加予定の下書きが該当します。
フィーチャー
短編構文を除き数千字以下の短編・掌編の下書きが該当します。
短編にも長編にも満たない中編の下書きが該当します。
構文を除き数万字以上の長編の下書きが該当します。
特定の事前知識を求めない下書きが該当します。
SCPやGoIFなどのフォーマットが一定の記事種でフォーマットを崩している下書きが該当します。
シリーズ-JP所属
JPのカノンや連作に所属しているか、JPの特定記事の続編の下書きが該当します。
JPではないカノンや連作に所属しているか、JPではない特定記事の続編の下書きが該当します。
JPのGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
JPではないGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:5875210 (22 Nov 2019 06:43)
直接は書いていない、もしくはあまり意識されていないかもしれませんが怪奇部門的な要素が多分に含まれる記事ですね。半分持論を述べる形になりますが最近の怪奇部門のウケ方を見ていると感じるものがあるので書いておきます。
何かのオブジェクトを示唆する博覧会であったり、特定のオブジェクトのその後のものを描く怪奇部門は多いですが、そういった記事がかなり増えてきているためもう一押しの要素が必要になってきていると思います。単に他のオブジェクトの過去を示唆するだけでは基本的には続編を描いたTaleでいいですし、敢えてわかりづらいように書いた場合は考察が難しくなり読者がスポイラーを読んで「フーンそうなんだ」と思うだけで終わってしまいます。
これを解決するには既存の解釈に何か新たな解釈を付け加える、もしくは強いストーリーを付与することが必要だと考えています。
今回の記事では元ネタの記事から考えられる事案からあまり発展できていないため、もうひと広がりを見せて、こういう考え方もあったのか!/こういうストーリーがあったのかもなぁと読者に感じさせる必要があると思います。
御批評下さりありがとうございます!確かに元記事からの発展性が少ないため、新たな解釈や強烈なストーリーを思いつくまで塩漬けにしようと思います。
wikidotの不調で重複ポストになってしまいました……申し訳ありません。
wikidotの不調で重複ポストになってしまいました……申し訳ありません。
wikidotの不調で重複ポストになってしまいました……申し訳ありません。