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批評していただきたい点
①投稿された場合の評価
②どのような点が①の評価に繋がったか
③記事の構成に違和感はなかったか
よろしくお願いします。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Keter
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは未収容状態です。
説明: SCP-XXX-JPは概ねヒト型をした身長2.6 mの実体です。性器・肛門・鼻孔が欠如しています。著しく肥大化した腕と眼球、剥き出しの真皮を有しています。身体構造の欠陥により発声時に痛覚が刺激されます。身体の構成要素は低品質な豚肉と牛肉の混合物です。
SCP-XXX-JPは周囲5 m以内の人間に対する感性操作能力を有しています。能力は主に周囲の人間がSCP-XXX-JPから感じる違和感を軽減し収容違反を容易にする目的で使用されます。SCP-XXX-JPの感性操作能力は収容初期と比較して減退しています。収容初期は能力の影響を脱するのに必要な認知抵抗値は15以上であったものの、2021/9/29時点の検査では認知抵抗値が5以上であれば影響を受けない事が判明しました。能力が減退した原因は不明です。
SCP-XXX-JPは目撃した事物に対して豊富な語彙を駆使して感想を述べる事があります。口頭で感想を述べることに対しては否定的であり記述形式を好む傾向にあります。この傾向は意思疎通の形式選択にも反映されており、音声形式での意思疎通に対して露骨な嫌悪感を示し、筆談を好む傾向にあります。複数回に渡る実験の結果は感想の対象となる事物に制限が存在しないことを示しています。紙資源を大量に消費するため追加の実験は停止されました。
SCP-XXX-JPは山口県下松市の志津坊岬付近の民家から回収されました。回収時、屋内には現行の科学技術を逸脱したシリンダー型培養装置や執筆者不明の手記を含む複数の物品が存在しました。培養装置内の全実体は死亡していました。SCP-XXX-JPの培養装置は発見されませんでした。
回収された手記から得られた情報によると培養装置内の実体は「完全な生命体」を誕生させるための素材であり、本来は全ての実体を融合させることで完成する予定であったことが判明しました。実体はそれぞれが特定の機能に特化した能力を有していると記述されています。手記は研究の長期化によってスポンサーが去ったことで資金提供が途絶え、研究が未完成に終わることへの嘆きと培養装置内の実体群に対する謝罪で締めくくられています。
SCP-XXX-JPは収容以降10年に渡り3789回に及ぶ収容違反を試みています。理由について問いただされると概ね以下の内容を含む返答を行います。
父さんが教えてくれた素晴らしい世界を生で感じて、俺たちに全てを教えてくれた彼にありがとうを伝えたいんだ。
3790回目の試みにおいて、SCP-XXX-JPはサイトに収容されていた他のアノマリー群が引き起こした大規模インシデントの最中に収容違反しました。事態の終息後ほぼ全てのアノマリーは再収容されましたがSCP-XXX-JPの行方は依然として不明のままです。
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ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:5875210 (22 Nov 2019 06:43)
何故かそれぞれの文に主語がなく読みづらいです。
後半の展開に関わってこないため不必要に感じました。複数回の収容違反を試みる動機付けにはなっていませんし、成功時も混乱に乗じただけなのでこの特性が必要だったとは言い難いです。
人に作られた存在が自我をもって世界を知ろうとするという展開はよくあるものだと思いました。例えばロボットが自我を持ったり、心を持つようになる話が先行作品として挙げられると思います。そういった作品では基本的な流れとして「主人公が旅に出る」→「世界を見て良いものがたくさんあることを知る」→「悪意があることも知って打ちひしがれる」→「世界の善意と悪意をみてそれぞれの結論を出す」のようになります。
この記事で描かれているのは「主人公が旅に出る」と「悪意があることも知って打ちひしがれる」の部分だけです。そのうえで「主人公が旅に出る」で描かれる動機づけの部分が弱く、「悪意があることも知って打ちひしがれる」の悪意の部分が描かれていないため話の本質の部分が描かれていない印象です。
SCP記事として面白くするなら、例えば人間目線では普通のことだが、ゴーレム目線では悪意に見えるというような印象の転換が行われていれば面白くなると思います。いずれにしても、上に書いたような話の展開(何があったのか)をある程度描く必要があると思います。
御批評くださりありがとうございます。
一応ストーリーラインとしては「計画が頓挫した科学者が屑肉で作ったゴーレム(完全な生命体には到底なれないし、科学者からしてもどうでもいい存在)」が「自分の感性が昔より劣化している事に気付かず、初めて体験した外の世界が思っていたよりくたびれていたことに失望し、父(科学者)に会って実は自分が兄弟たち(培養装置の中で死んでいた実体群)とは違い期待されていなかった」ことを知って絶望する。こんな感じになるのですが、用意していたギミックが何れも動作不全を起こしている(感性操作能力の劣化は感性の劣化も暗示していたりなどですね)上に、ご指摘いただいている中でも「悪意を具体的に示す」というのがコンセプトと致命的な齟齬を引き起こしているので、改稿は難しいかもしれないです。せっかく御批評頂いたにも関わらず申し訳ありません。