ミルキング

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SCP-XXX-JPは10代半ばの痩せた女性のように見える実体です。髪は黒く、目は黒色、肌は白色。身長1.42mで体重45.71kgです。全身にSCP-███-█と類似した刺青が刻まれており、何らかの関係性があるものと推測されます。SCP-XXX-JPは意志疎通が不可能ですが、古ダエーバイト語に僅かながら反応を示します。SCP-XXX-JPは怒り以外の情動反応を示すことがありません。これは後天的改造に起因します。追記: 収容手順確立後、怒り以外の情動反応が確認されました。詳細については補遺を参照してください。

SCP-XXX-JPは天文学的な数値のEVE1を内包していました。1度の奇跡術に使用可能なEVEの量が無制限であり、仮にSCP-XXX-JPが確保時に内包していたEVEを1度に全消費して奇跡術を実行していた場合、反動として発生するバックラッシュのみで基底宇宙が消滅していたと予測されます。SCP-XXX-JPはEVEを無差別的な破壊活動および自己防衛に使用しますが、致死的な事象が発生した際は即時の過去改変による致死的事象の消滅に使用します。SCP-XXX-JPのEVE生産量は平均的な人間の1200倍です。

SCP-XXX-JPは古代ダエーバイト文明の遺跡発掘調査時に発見されました。資料によれば当該の遺跡はダエーバイト文明における奇跡術を応用した生物兵器研究所であったとされています。発見時に未知の言語が刻印された拘束具によって拘束されていたため、その状態で近隣のサイト-8188に移送されましたが、到着から1週間後に拘束具を破壊し収容違反しました。再確保後はTOA20基によって構築された奇跡論的フィールドで拘束されていましたが、SCP-XXX-JPがフィールドの抑制効果を1年以内に脱するという分析結果が示す通り完全な収容体制を構築できているとは言い難く、可及的迅速な収容手順の確立が求められました。


収容提言

SCP-XXX-JPは極めて敵対的な実体であり、尚且つ内包するEVEを使用した奇跡術によって甚大かつ大規模な破壊を積極的に行います。サイト-8188の跡地にはほぼ何も残っていませんでした。通常であればこのようなオブジェクトに対しては破壊処置が妥当でありその許可は既に下りています。しかしながら、SCP-XXX-JPは厄介なことに擬似的な不死性を獲得しています。どのような致死的手段による破壊も過去改変によって妨害され、提案した職員は消滅しました。これ以上の無用な職員の消滅リスクを回避するため、Dクラスを利用した改変不可能な致死的手段の模索、又は破壊によらない無力化収容手順の開発が必要であると考えました。私はこの内から、破壊によらない無力化収容手順の開発を提案しようと思います。

私が今回提言する収容方法は「SCP-XXX-JPの内包するEVEをバックラッシュを最小限に押さえつつ浪費させる」というものです。

以下が具体的な手順となります。

・再確保作戦時の交戦によって入手したSCP-XXX-JPの血液を用いて、召喚に莫大なEVEを消費する高位の悪魔実体の召喚を行う。
・召喚対象となる悪魔実体は過去に境界線イニシアチブおよび世界オカルト連合の共同作戦によって完全消滅した██████2とする。
・魔方陣に記述される奇跡術的命令文「対象: ██████(実行時は全ての命令文をSCP-XXX-JPの血液を用いて記述するため職員に被害は発生しない)」「術式: 召喚」「成功: 術式を対象の拘束に変更」「失敗: 成功に到達するまで術式をループ」「ループ上限: 上限無し」
・SCP-XXX-JPがEVE枯渇によって死亡すると判断し過去改変を行うことを防止するため、EVE内包量が一般的な人間と同様の水準に低下した時点で術式を変更し、EVE生産量と召喚による消費量を等量とする。

上記の手順を取ることによって、SCP-XXX-JPのEVEは決して成功することの無い術式のために無限に消費されます。また、同様の手順を複数の消滅済み高位悪魔実体を対象として行うことで、1度の召喚ループに使用されるEVE量が毎秒生産されるEVE量を上回るため、最終的にSCP-XXX-JPを安定的な収容状態におくことが可能です。


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