Elangell--6b63

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アイテム番号: SCP-XXX-JP （通称: 破滅の蝶）

オブジェクトクラス: Keter- -Euclid Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはその大きさから通常の収容施設では収容出来ないため、サイト―81内のスペースが30m以上確保されている箱型の部屋に安置し、内部に無人ドローンを最低3機以上配置して下さい。外部にはロボット工学の知識がある武装職員を最低5名以上パトロールにあたらせて下さい。
もし収容違反が発生した場合は即座にロケットランチャーなどで一時的に破壊して下さい。

説明:SCP-XXX-JPは、高さ20mほどの巨大なロボット兵器です。SCP-XXX-JPは日本のロボットアニメ 「機動戦士████」のシリーズである「∀████」に登場する主人公機体「∀████」に酷似しています。また、このオブジェクトには意思があり、口談による意思疎通が可能です。この時に未知の方法で声を発します。また、このオブジェクトには「月光蝶システム」という未知のシステムがあり、これが発動するとオブジェクトから半径180m以内の全ての負傷している生物、または損壊している構造物を完全に再生させます。このシステムの発動条件は何かが破損したり負傷したりした際だとされていますが、詳細は不明です。また、「月光蝶システム」以外に「アカツキ」という未知のシステムがあります。このシステムは人間や自らに対して敵対している生物を未知の方法で消失、もしくは死亡させます。「アカツキ」の発動条件は人間や自らに攻撃してきた場合に発動します。また、オブジェクトから約5m圏内に立ち入った場合、SCP-XXX-JP-Aが居ない、もしくは死亡している場合99％の確率で曝露します（これはクラスA記憶処理により完治します）。曝露した場合、SCP-XXX-JP-Aは西城秀樹の楽曲「ターンAターン」に酷似した音声が聞こえるとのことです。しかし、付近にそのような楽曲が流れていたという報告はありません。

補遣1

インタビューログ あ―1

日付: 2019/8/12
インタビュアー: 富野博士
対象: SCP-XXX-JP

富野博士: 初めまして。今日から貴方の担当の富野███です。
SCP-XXX-JP: 初めまして。
富野博士: では、早速インタビューを始めさせてもらっていいですか？
SCP-XXX-JP: 構いませんよ博士。
富野博士: まず、あなたのアカツキについて教えて下さい。そのシステムの発動条件はなんですか？
SCP-XXX-JP: 発動条件もなにも自分が必要だと思った時に発動させています。
富野博士: 具体的にいつ必要だと思うのですか？
SCP-XXX-JP: 自分やあなたのような方達に危険が迫った時です。
富野博士: なるほど。では、月光蝶システムについては？
SCP-XXX-JP: 近くの物やあなたのような方達が何かしらの被害を受けた時です。
富野博士: 分かりました。では一度報告書に…
SCP-XXX-JP: 一つ聞いてもいいですか？
富野博士: なんですか？
SCP-XXX-JP: あなた方は私をどのように考えていますか？
富野博士: 友好的な何か、としかお答えできません。
SCP-XXX-JP: 分かりました。
富野博士: 一度報告書にまとめるので、インタビューを終了します。では、また。
富野博士が収容室から退出。記録終了。
富野博士－彼は本当に機械なのでしょうか？－

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