アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Explaind
特別収容プロトコル: プロトコル「SCP財団」は完了しました。
説明: SCP-XXX-JPは夜への恐怖からなる異常存在の発生機構です。そして、その在り方を説明するには、まず我々の歴史から語らねばなりません。
古来より、我々は夜を恐れました。見通しの効かない暗闇を避け、小さな篝火の光を頼って生きてきました。
それから暫くしたのち、我々は知恵を使い始めました。壁を削り描き、魔術であると主張されたそれは現在の論理では誤りとされるものですが、しかし恐れを消す力は持っていました。我々は虚構によって己を奮い立たせ、夜へと挑んだのです。また暫くしたのち、我々はその知恵で文明を築き上げ夜の下安心して過ごせる力を得ました。魔術は信仰となり、未知を既知へと変える機構と変化しました。
けれど、夜に対する恐れが消えた訳ではありませんでした。我々は未だ、ごく僅かな範囲しか照らせない火を頼りにして生きていました。信仰は理解不能な恐怖を理解可能な恐怖に変えただけでした。その根源は何も変わってはいなかったのです。そうした状況が変化するのは、大きく飛んで産業革命がイギリスで起こった3年後のことです。我々は、ようやく異常存在に抵抗すべく国を超えた組織を立ち上げる事に成功しました。それがGOC——世界オカルト連合です。とはいえ、貴方が思い描く今のGOCとは大きく異なっています。当時は異常存在とまさしく戦争をしていたのです。我々はそれが異常なものであれなんであれ、使えるならば敵対的異常存在を破壊する為に使用し、そして人類を防衛してきました。
我々は、時に大きな犠牲を払いながらも異常存在を破壊してきました。人類の活動範囲は広がり、それに伴い異常存在は減少していきました。それは我々の戦争の成果だと誰もが思っていました。
我々が誤りに気づいたのは、白熱電球が商用化され大きく広まった時でした。GOC内で使用していた異常存在が突如無力化したのです。ただ盲目に異常存在を破壊していた我々は、ここに来て異常存在の本質と向き合う必要に直面しました。
原因の調査は難航しました。様々な説が打ち立てられては、反証に倒れていきました。
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ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:5825027 (14 Mar 2020 11:08)
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