嘘コン SCP-2783-JP - 遺体に非ず

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アイテム番号: SCP-2783-JP

オブジェクトクラス: Safe-adiaŭ1

特別収容プロトコル: 各サイトの墓地管理局は定期的に検査を実施し、墓地および遺体を確認してください。新たにSCP-2783-JP実例が発見された場合、個別にDNAサンプルを採取したのち、実例は廃棄します。これまでに回収されたサンプルにアクセスするには、クリアランスレベル3以上の職員の許可を得てください。

SCP-2783-JPの解明のため、死亡者情報サーバーがアップデートされ世界規模でのサイト間の情報共有がなされています。

追記: SCP-2783-JPに関する検証および実験はクリアランスレベル3以上の職員の同伴のもとで実施可能です。

説明: SCP-2783-JPは各地の財団施設の共同墓地に発生する異常現象です。SCP-2783-JPの影響を受けた遺体は、無関係な他人のものに置換されます。SCP-2783-JPによって出現する全ての遺体は、行方不明者リストとの照合も含め個人の特定に失敗しています。また、消失した元の遺体の行方を特定することはできませんでした。

特筆すべき事項として、SCP-2783-JPは財団施設以外の墓地には発生しないことが判明しています。

補遺2783-JP.1: 実験記録

実験記録2783-JP.1

実施方法: 遺体の監視によるSCP-2783-JPの観測。

結果: 観察者は第三者から指摘されるまでSCP-2783-JPの発生を察知できなかった。

分析: SCP-2783-JPが発生する瞬間を直接的に知覚することはできない。また、何らかの実体あるいは非実体的な存在による直接的な行動の結果ではないことも確認された。

後記: 類似実験によって反ミームおよび認識災害的な性質の関与の可能性は否定された。

実験記録2783-JP.2

実施方法: GPS発信機による遺体の行方の特定。

結果: GPS発信機はSCP-2783-JPの影響を受けず、取り残された。

分析: SCP-2783-JPは遺体の身体のみに影響するようだ。

実験記録2783-JP.3

実施方法: SCP-2783-JP前後の遺体の比較。

結果: 元の遺体の属性や状態による影響の差異は見られなかった。

分析: SCP-2783-JPの影響は無作為であると考えられる。

実験記録2783-JP.4

実施方法: 現実改変の可能性の検証。

結果: スクラントン・ボックスの内部に安置された遺体はSCP-2783-JPの影響を受けた。付近に設置したカント計数機はヒューム異常の兆候・痕跡を示さなかった。

分析: 現実改変による変性の可能性はほぼ否定された。より高度な現実改変の可能性を考慮すべきかもしれない。

後記: この実験に関連する追加の実験が申請された(実験記録2783-JP.6を参照)。

実験記録2783-JP.5

実施方法: バークレー・フェンス2による空間跳躍の阻害。

結果: 遺体はSCP-2783-JPの影響を受けた。

分析: 空間跳躍による交換の可能性は否定された。

実験記録2783-JP.6

実施方法: 遺体の時空間的な隔離。

結果: 遺体はSCP-2783-JPの影響を受けた。

分析: 過去改変による変性の可能性は否定された。

実験記録2783-JP.7

実施方法: 遺体への存在論的マーカー3の設置。

結果: SCP-2783-JPの発生前後で設置されたマーカーは変化を示さなかった。

分析: SCP-2783-JPは遺体ではなく情報に対して作用している可能性が浮上した。

補遺2793-JP.2: 実験2783-JP.7で示唆された情報操作に関する調査の結果、死亡者情報サーバーが外部から未知の手段で干渉されていることが判明しました。財団はこの現象について、何らかの敵対者の存在を想定して捜査をすることを決定しました。


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ページ情報

執筆者: iti119
文字数: 2878
リビジョン数: 36
批評コメント: 2

最終更新: 16 Sep 2020 11:46
最終コメント: 28 Aug 2020 01:38 by iti119


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