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補遺2778-JP.1: インタビュー記録
対象: SCP-2778-JP
インタビュアー: ██博士
付記: 対象の収容環境のため、二者はそれぞれ別室でモニター越しに対話した。
»記録開始«
インタビュアー: はじめまして、SCP-2778-JP。君の担当の██だ。
対象: はじめまして、██さん。なにを話したらいいでしょうか?
インタビュアー: そうだね、まずは君がいつからそういった、ええ、"呪い"……の力を受けるようになったんだい?
対象: いつから……わからないです。ずっとこうでした。でも、昔はこんなじゃなかったんです。半年前、中学に進んですぐに、クラスの子に「お前は呪われてるんだ」って言われて、そのことを強く意識するようになってからすごくひどくなったと思います。
インタビュアー: "呪い"のことを考えるようになって、"呪い"が強さを増したと?1
対象: はい。大怪我をしたのもその頃が初めてです。
インタビュアー: なるほど、ありがとう。……ほかに何か思いつくことは?
対象: [唸る]ないですね。でも、ここに来てからはすっかりなくなったので、とても嬉しいです。
インタビュアー: それは良かった。うん、じゃあ、ここで不便なこととかはあるかな?
対象: いえ、大丈夫です。財団の皆さんもこうやって[モニターを指差す]危なくないようにしてくれているので、安心しています。
インタビュアー: そうだね。[沈黙]うん、君にはこれから、こうして話を聞く以外にもいくつか手伝いをしてもらうことがあるから、よろしくね。君から何か質問はあるかな?
対象: [沈黙]ひとつ聞いてもいいですか?
インタビュアー: なんだい?
対象: 兵隊の人2は大丈夫でしたか?
インタビュアー: ああ、彼かい?[██博士が目配せし、監督者は承認を示す]うん、彼は無事だよ。あの後すぐに病院に行ったからね。
対象: よかった。じゃあ、その人にごめんなさいって伝えてください。
インタビュアー: わかったよ。
»記録終了«
後記:
- portal:5722815 ( 01 Nov 2019 03:28 )

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